「旅」×「恋愛映画」と言えばこれ。 「ビフォア・サンライズ」。
(表紙引用)
「旅」をすると様々な素晴らしい出会いがある。
その中には異性との出会いもある。そして時に恋愛に発展することもある。
そんな様子を映画にしたのがこの大傑作恋愛映画「ビフォア・サンライズ」だ。
軽い概要
訳あってフランス人のセリーヌが移動した席にたまたま座っていたアメリカ人のジェシー。何気ない会話をし始めたことから始まる二人の恋。しかし彼らは次の日の「日の出」にはお互い乗らなくてはいけない便がある。リミットがある中での彼らの過ごす一日とは。。。。
予告篇はこちら。
何が素晴らしいか。
その1 旅好きにはたまらないシチュエーション!
まずこれであろう。
国もバックグラウンドも違う人が、たまたま同じ時間に同じ場所を旅していたことに始まる恋。。。
もうこれが至極ロマンチック!!!!
会うべきして会ったというような、何かが引き寄せた、のであろうか。
旅が好きな自分からしたらたまらない、憧れの底をついたようなシチュエーションである。
そして時間のリミットがあるのもいい。お互い日の出では離れ離れになることがわかっている。
分かった上での、1日も無い彼らの時間。これは正に純文学ですね。。。
(画像引用元 : http://bitterharvest.hatenablog.com/entry/2017/08/02/101221)
その2 素敵なウィーンの街が覗ける!
ひたすら彼らはウィーンの街を歩く。なので街を覗くことができる。
街の落ち着きと小綺麗な様子はウィーンならでは、だ。
その3 彼らの会話が面白い!
この映画の醍醐味は何か、と言われると「会話」である。
というかこの映画はジェシーとセリーヌが「会話」しかしない映画である。
だがこれが実に面白い。話の掛け合いがとてもウィットに富んでいて知的。
セリーヌの凜とした発言が実にいい。
経験と知識の養成、多少世の中を知った20代の男女が織りなす会話は20代ならではだ。
「相手を知れば知るほど、その人を好きになる。どう髪を分けるのか?どのシャツを着るのか。どんな時にどんな話をするのか。全てを知るのが本当の愛よ。」
その4 なんとも言えない甘酸っぱさ。
タイムリミットは明日の日の出。しかし出会ったのは先ほど。
距離感がありながらもぎこちなく、そして時に若さ故の大胆さで距離感を詰めていく。
そしてそこからの別れる際のシーンはとても感深い。。
(画像引用元 : http://bitterharvest.hatenablog.com/entry/2017/08/02/101221)
最後に
僕がとても大好きな恋愛映画。シンプルな構成がまたいい。
時間も100分ほどなのでサラッと観れるだろう。
また「ビフォア」シリーズはあと二作あり、それもまたとってもいい作品なので「サンライズ」がハマった方は「サンセット」と「ミッドナイト」も是非!
「恋愛とは孤独でいられない男と女の逃げ道だ。世間で言われていることと逆。愛は寛大で懇親的というけれど、愛ほど利己的なものはない。」
ここで筆を置く。
Keitaro.
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