ソニー・ロリンズ『ソニー・ロリンズ・プラス・フォー』その1
ソニー・ロリンズの超インタープレイの傑作のひとつが『ソニー・ロリンズ・プラス・フォー』です。
ジャズの演奏構造はテーマの合奏に始まりソロ演奏を経てテーマを再演し終わります。ほぼこのような特徴を持っています。
超インタープレイはソロ演奏とテーマ再演のあいだに位置づく演奏です。管楽器とリズム楽器がそれぞれ対となり分離しながら次の次のフレーズまで呼びかけて応え、自発的によどみなくかけ合いフレーズをつくりあげます。
本アルバムはこの凄さを音色さまざまに聞くことができる気がします。