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会社員と個人事業主の複業家「すごいデータサイエンティスト」に「蹴りたいオファー」を聞いてみた~五十嵐のトナシバインタビュー(前編)~

ラグビーにはスコットランド戦ではまり、米津玄師さんには紅白の『Lemon』ではまりました。ミーハーであることを誇りに思います。

こんにちは。
トナシバ編集長の佐野です。

トナシバにはお金も稼いでいて、楽しい仕事にも就けている人から問い合わせが来ることがあります。目的は「おもしろいことしたいんですけど、ないですか?」というものです。古今東西、お金持ちなど満ち足りた人は不老不死に投資するか学校を建てるかと言われますが、それに近いのかな。

そしてまたやってきました。世界中の誰もが知り、誰もが一度は使ったことのあるEコマース企業でデータサイエンティスト兼データアナリストをしている人からの問い合わせが!しかも会社員と個人事業主のパラレルワークをしている人。これぞ複業家です。

おもしろい人だったので、トナシバの五十嵐がインタビューしてみました。便宜的に凄井さん(仮)とします。

「すごいデータサイエンティスト・すごいデータアナリストを採用したい!」とお考えのそこのあなた。すごい人の生態を披露いたします。こういう人たちはお給料とかの待遇や企業のネームバリューでは動かないんですよね。なぜ会社員と個人事業主のパラレルワークを進めるのか。そして凄井さんが考える「オファーされても断る仕事」とは。複業家の本音に迫ります。

会社員と個人事業主をかけ合わせて、複業力を上げています

五十嵐:
凄井さん、よくトナシバなんていう怪しい団体に問い合わせてきましたね。

凄井さん:
営業の一環です!(笑)

五十嵐:

買う金はないんだぜ!

凄井さん:

ダメじゃないですか(笑)。今は会社員と個人事業主というパラレルワークをしていますが、少しづつ個人事業主の割合を増やしたいと思っているんですよね。なので、何かおもしろい仕事ないかなーと思いまして。五十嵐さんはいろいろな仕事してますよね?

五十嵐:

名刺たくさんありすぎて、何者か分からなくなってきました。

凄井さん:
「The Freelance」って感じですね!という印象を受けました。 複数のクライアントに対して、いろいろな立場でお仕事してますよね。器用かつ優秀だ。

五十嵐:
何を買えば良いのでしょうか!?

凄井さん:
おもしろい仕事持ってきてください!(笑)

五十嵐:
がんばります!ところで、凄井さんは今どんなお仕事がメインなんですか?すでにおもしろい仕事しているような気もするんですよ。

凄井さん:
今は一般的にいうところのデータサイエンティスト(統計分析)とデータアナリスト(ビジネス分析)の両方の仕事を一人でやっている感じです。正直なところ、自分の一番の得意分野であるデータ分析系のITスキルはそれほど高いレベルのものは必要とされない仕事です。でも、本社がUSにある国際的な会社で、何をするにもUSやEUとのやり取りが必要なので、国をまたいだ仕事の経験が積めることが一番の醍醐味かなと思います。

五十嵐:
すご。一人トナシバ・グローバル状態じゃないですか。

凄井さん:
確かに(笑)。個人事業主としては、平日の夜と土日にデータ分析システム構築の仕事を請け負っています。こちらはどちらかというと高度なITスキルが必要となる案件が多いです。本業ではなかなか自分でシステム構築やプログラム開発をする機会がなく、何もしなければスキルが落ちちゃうんですよ。だから自分の価値を維持する(高める)ためにも、個人事業主としてのシステム構築の仕事は重要だと思っています。

大企業の管理職のオファーは断ります。キャリアプランと違うので

五十嵐:
考えている・・・この男、激しく考えている・・・。会社の仕事と個人事業主の仕事で得られるものを分けてるんですね。これまでのご経験の中で「もう一度したいな」と思う仕事はありますか?

凄井さん:
難しい質問ですね(笑)。「もう一度したいな」=「戻りたい過去があるか?」というニュアンスであれば、「全くない」というのが答えだと思います。過去に戻るのではなく、より良い未来のために新しいチャレンジをしたいと思っているからですね。

五十嵐:
かっこいいこと言い始めたのでカットします!反対に苦手な仕事、したくない仕事はありますか?

凄井さん:
大企業の管理職ですかね。これまでのキャリアで管理職にはなったことはないのですが、大企業の管理職だけは避けています。どうしても社内の調整がメインになってしまいますから。

五十嵐:
したくない仕事とその理由も明確だ。でもこの経歴だとオファーされることも多いのでは?

凄井さん:
ありますね。でも私のキャリアプランとは路線が違うため、大企業の管理職のオファーがあってもお断りしています。

五十嵐:
断る余裕がある・・・何でも引き受けて何者か分からない五十嵐とは大違いだ!強みが明確だから、「このオファーは断ろう」という意思決定ができるんですよね。

凄井さん:
私の強みははっきりしていますからね。僕の強みはデータ分析用のデータベース設計やプログラム開発といった事から、実際のデータを使った分析まで全部できます。ですので、クライアントのビジネス課題をヒアリングして、ビジネス課題から分析用ITシステムの設計、実装、分析まで一気通貫で任せてもらえる仕事があれば自分の強みを一番生かせるのではないかなと思います。

五十嵐:
言いたい・・・「一気通貫でお任せください」と言いたい・・・!

本日のトナシバビリティーポイント

仕事ができる人は「会社員と個人事業主の両立」というキャリアプランや、「国をまたいだ仕事の経験が積めること」と自分がやりがいを感じる仕事の定義がはっきしていますね。そして「断る仕事」の基準も明確でした。

求人票に「個人事業主として生きていける経験が積めます」と書いたらフックになるのかな。採用のヒントになりますように!

後編のインタビューも実施予定です!

図1

(取材・執筆:五十嵐政貴、編集:佐野創太、デザイン:誰か助けてください)

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◆サムネイル画像のお礼
rayoutさんによるイラストACからのイラスト を使用しました。ありがとうございました。

ちなみ凄井さんがラグビーをしているかは、不明です。サムネイルのラグビーは、佐野がラグビーにはまっている影響ですね。南アフリカに勝てますように・・・!

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