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(5/26)鞆の浦、海の見える古民家で | つながりを畏れないこと


むすめの寝かしつけ後、下書きに加筆を繰り返していましだが、
あまりに寝落ちしてしまっていたら
もう今日のことになってしまいました。


時系列が ん? となるところもあるかもしれませんが
せっかくなので投稿させてください。


6月にも出店させていただくので、
参考になれば幸いです。







こんにちは。

5月26日の日曜日、
広島は福山の"潮を待つ町"、鞆の浦にある古民家カフェをお借りして、
おいしい珈琲のおともに 心を込めたおやつをお出しします。

○場所
古民家カフェ「ありそろう」
〒720-0202 広島県福山市鞆町鞆715
(鞆鉄バス停「鞆港」より、徒歩2分)

○日時
5月26日(日)11:00〜16:00
(6月もどこかでやります。)

○お品書き
・calma coffee roastersさんの自家焙煎
 ハンドドリップコーヒー

・鞆の浦の名産「保命酒」の酒粕入チーズケーキ
・発酵あんこのお豆腐白玉あんみつ



前回の記事で、

当日お出しするおやつについて、
おやつに込めた私のきもちと、
試作を重ねるなかで大切にしていることなどを書かせていただきました。

こうやって、
「自信はないけど頑張るよーーー!」と宣言したものに対して、
スキやコメントをいただけると、
とっても励みになります……(じーん。)




さてさて。
今回は、声をかけてくださった方のことや、
お邪魔するのがとっても楽しみな、素敵な会場のことを記事にしたいと思います。

これはもう、とうとう文面とは関係のない
晴れた日のわが子。
関係ないけど可愛いので見てください。




声をかけてくれたのは

calma coffee roasters として
自家焙煎珈琲や、ハンドドリップコーヒーの提供などを行われている はまだ だいき さん。


以前、倉敷の児島でコーヒーを出されていたとき。

それが初対面で、
そのときはほんとうに何気なくコーヒーをいただきました(もちろん美味しかったです)が、
今回ご一緒できることになり、改めてブランドや活動に込められた想いについて読ませていただいて。


屋号への想いは とても優しい言葉で書かれていたけれど、
どこか覚悟 みたいなものも感じた。
ほっとする、穏やかな時間を大切にされる方なんだなと思った。
はまださんのnoteもぜひ読んでみてください。


どんな方なのかな と、今度しっかりお話するのがとても楽しみになりました。




まだまだ彼について知らないことばかりな私ですが、以前お会いした際にひとつ、印象的だったこと。


それは、
「美味しいですよ。ぜひ飲んでみてください。」と、言われなかったこと。


いや、言われたって別に嫌っていうわけでもないけど、
「美味しいですよ」とおすすめされてしまうと最後
「美味しい」以外の自分の答えは無くなるし(たいてい美味しいんですよ?)、
店主と客、二人のときなんて、「美味しかったです」と言わなきゃというプレッシャーにさえなってしまうときだってある。

「どうぞ。」とコーヒーを手渡してくれたから、
自分のペースで味わうことができた。


特に子連れだと、
あったかいうちに飲み切ることって、ほぼできなくて。
そんなのも、お店の人に気を遣うことなくゆっくりいただくことができた。

味はもちろんだけど、
そういう細々したものひっくるめて居心地の良さであり、
「美味しい」なんだなって感じた。



また、はまださんは
こんな私にも臆せず(?)声をかけてくれたし、
人と繋がることに対して
私のような畏れや先入観はあまり感じられなくて。


だから、
結果、感じている世界が違うかもしれない、
私は同じようにはできないかもしれないけど、


軽やかに人と繋がることについて、
それで見えてくるものについて、
ちょっと知ってみたいと思った。




鞆の浦、というまち。


鞆の浦のローカル情報サイト「鞆物語」には、
"日本で最も癒される港街、鞆の浦" とありました。

広島県福山市、沼隈半島の先端に位置する鞆の浦は、「潮待ちの港」として江戸時代に栄えた町でした。
鞆の浦には、その頃から残る常夜燈や寺社・町家が大切に保存されています。

鞆物語 より


「潮待ちの港」のいわれは、
瀬戸内海の中央に位置する鞆の浦は、満ち潮と引き潮がぶつかる場所であり、
瀬戸内海を横断する船は一度ここで立ち止まり潮の流れが変わるのを待つ必要があったそう。
そのため、人と物が行き交う寄港地として栄えたという歴史があります。

波穏やかな瀬戸の海に、仙酔島や弁天島がぽっかりと浮かぶのどかな風景が広がっているそうで、
これが「日本一癒される」所以でしょうか。

身体で、心で、色々感じてみたいです。



私も今回初めて訪れる場所。
とっても楽しみです。



古民家カフェ「ありそろう」

ありそろうは、カフェだけど、カフェではありません。
おいしいコーヒーやレモンケーキなど、飲食を楽しむことはもちろんできますが、それだけではない「偶発性の体験」がここにはあります。

「ありそろう」 ウェブサイトより



こちらを読んでから事前のおしらせで「カフェ」と紹介することをためらいつつも、
当日、ありそろうさんへ初めておじゃまする私は
他にぴったりな語彙を見つけることができず
結局いっぱい「カフェ」を使ってしまいました。


ありそろうさんでは、
ご夫妻のストーリーが詰まったメニューの提供をはじめ、
カフェとしてそれだけにとどまるのではなく、
知人の方々がてがけた雑貨や、
空き家という課題を坂手に古民家で眠っていた古道具などを取り扱ったり、
一歩踏み出したい方のポップアップのできるイベントスペースとしても稼働していたりするようです。



オーナーさんご夫妻は、
東京から移住先を探していたところ
さまざまな偶然が重なりこの鞆の浦の地へ移り住まれ、

「ありそろう」を立ち上げられたそう。


運営されている「合同会社 コト暮らし」として、
コミュニティの大切さ、
安心できるコミュニティを通じて、ひとりひとりが自分のありたい姿へ近づくために選択し、一歩踏み出していけることを支えるため、

ありそろうは事業の一環、そしてこの場からコミュニティがひろがる大切な拠点として、

コミュニティの立ち上げ・運営支援や、
地域、ローカルから学びにつながるローカルプログラムの企画運営など、
さまざまなコミュニティにまつわる事業を手がけている。みたい。


コミュニティ…

今まで友人関係では大切にしたい安心するつながりはあるけれど、
社会にでてからというもの本当につながることに臆病で、近づき方もわからず、
私にとっては縁遠かったこと。
そのガチガチになっている私の芯が、少しでも緩めれたらいいなあ。




建物は、築105年の "元遊郭" で、
お店の名前も、もともとの「ありそ楼」から。


その昔、使われてたものなのかな?
店先にある看板は、かなり雰囲気があります。


一階はカウンター席で自然な交流が広がり、
二階三階はお座敷で、窓一面から瀬戸内海や仙酔島を望み、ゆっくりと過ごすことができるみたい。
絶対最高じゃん…。(漏れる心の声)


今はこの雰囲気のある建物の入り口に、
ありそろうさんのモチーフがかかげられた暖簾がかけられており、
明日、それをくぐるのをとても楽しみに思っています。

オーナーさんご夫婦は、どんな方なんだろう。
築105年の元遊郭に、私は何を感じるんだろう。




つながりを畏れないこと


とにかく明日は、
はまださんとありそろうさんのオーナーさんご夫婦、
つながることに一見私が抱くような畏れはなさそうで、
そこから自身の心地いいあり方を見つけて、行動している人に、改めて出会う。


まず、たくさんの初めましてにドキドキ。
目を見て話せるだろうか(そこから)。


色んな価値観や前向きなエネルギーに触れて、「こうなりたいな」「自分も、こうだったらな」って思うことがあっても、
私にはきっと、同じようにできないこともたくさんある。

それはそれで、それが私だから、
無理に影響されようと頑張るのはちがう。
っていうか無理。


だけど、私自身も、
ただ "間借りでカフェをする" にとどまらず、
明日私が感じる、今はまだわからない "なにか" について、
きっとその場で発言や行動するのは難しいかもしれないけど、
とりあえず広島のこの家まで優しく持って帰れるといいな。


そしてそう。
まずは、私が今回すでにいただいている 間借りカフェというつながり を通じて、
また明日出会う誰かへ、自分を、家族を大切にする時間を提供できることを、いちばんに願っています。






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