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友だちの基準を緩くすれば、友だちができるような気がした話

大嶋信頼さんの『大人の友だちづくりはむずかしい』を読んでいる。

私にとって友だちが多い人は、いつも楽しそうでうらやましい。

大嶋さんは、「友だちが多い人=多くの人から信頼される人」とは限らないと言っている。

友だちが多い人は、ちょっとおしゃべりをすれば友だち、軽く挨拶をすれば友だち、友だちの友だちは友だち、、、と、「友だち」に対する基準が高くないらしい。

逆に友だちが少ない人は、他人と深く付き合うことを求めていることが多く、相手に対する共感や尊敬、信頼といったものを感じられなければ、「友だち」と認識することができないと言っている。

私は後者のタイプだったが、友だちに対する認識を緩くすれば、今よりも孤独感が和らぐような気がした。

たとえば、私の趣味はヘラブナ釣りなのだが、同じ趣味を持つ者同士、釣り場に行って顔見知りがいれば話をするといった、「緩い友だち」ができたりする。

昔はよく釣りに行っていた釣り場に、そこで知り合った顔見知りのおじさんがいて、釣りを教わったりした。

自分から話しかけたり、定期的に通ったりしていれば、私にも顔見知りの友だちができるような気がした。


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