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お家サロン、壁を塗る。イルカの壁紙よ、さようなら。

自宅サロンをはじめようと決めてから、部屋を「サロンっぽく」しようとしてみた。

まずは、すでに家にある物を使ってやってみる。

やばい。ダサい。
絶対にうまくいかない自信が湧いてくる。



さて、どこから変えればいいかしらと考えたとき、「イルカ柄の壁紙」が目に入る。

3年前くらいに、水回りのみをリフォームして、中古のマンションを購入した。リビング以外の2つの部屋の壁紙が、「イルカ柄」だった。

当時、壁紙を貼り替えるかどうか迷ったけれど、壁紙自体はキレイだったし、イルカの家族って仲良しらしいし、オシャレ感はないけれど、なんとなくそのままにしておくことにしたのだ。



イルカを消さないことには、
オシャレ感は出ない気がする・・・

そう感じ、壁紙を貼り替えようと決意したのだけれど。


いろいろ探していくうちに「壁紙の上から塗料を塗る」という選択肢もあることを知った。

ネットでいろいろ調べた上で、「ひとりでできるもん」という珪藻土を壁に塗ることにした。色は「ゴージャステラコッタ」という色。


息子に手伝ってもらって、壁を塗る。

はじめはハケや筆を使っていたけれど、だんだん気持ちがおおらかになっていく。

手にビニール手袋を履いて、
次第に手で直接塗っていく。

手でやった方がやりやすい。
ムラはできるけど、妙に味が出る。



3日に分けて塗って、

ついに部屋の壁すべてが
「ゴージャステラコッタ」になった。

カーテン、じゅうたん、ざぶとんなどなど、必要なものを購入して、やっと「サロンっぽく」なった。

お気に入りの雰囲気に仕上がったけれど、ゴージャステラコッタ色の珪藻土の下には、これからもずっとイルカがいるんだなと思うとクスッとなる。


ちなみに隣の部屋の壁紙は、
まだイルカ柄のままだ。

今は家族3人、川の字で寝ている部屋だけれど、将来は息子の部屋になる予定。

この勢いにまかせて、寝室の壁も塗ってしまおうかと思った。



「りんりん、もうすぐ小学生だけどさ、自分の部屋ほしい?」

「別にいらないよ。1人であっちの部屋に行きたくないもん。」

「いつも寝てる部屋がさ、将来りんりんの部屋になるんだけど、何色がいい?」

「みどり!」


将来は息子の部屋になるんだし、
塗るとしたら緑色だよね、と思う。


でも家族でいっしょに寝ているうちは、イルカ柄のままも悪くないな、とも思った。

イルカの家族は仲良しらしいし。
イルカの家族の絆は強いらしいし。



サロン部屋が出来上がってからしばらくの間、サロン部屋を見るたびにギョッとした。

今までと全くちがう姿。
見慣れない、いつもとちがう世界が広がっている。

でもその部屋の中に入るたびに
その部屋が私を応援してくれているように感じた。

場所はココにできたよ。
ココでやりたいことをやればいいよ。

そう言ってくれているような気がした。



そう感じれば感じるほどに
「寝室の壁紙を、今塗るのはやめよう」
と思った。

何年後になるかはわからないけれど、
息子はいつか部屋を持つ。

その時の息子が、
その時にいいなと思う色を塗った方が絶対にいい。

その色はきっと
息子をやさしく包んでくれるだろう。

その色はきっと
息子を応援してくれるだろう。



さて。

新しい壁の色に応援されながら、

時にはその下で眠るイルカたちを思い出して
心温めながら、

新しいことをはじめよう。



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