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#44 よく分からなくても大丈夫!web3難民でも安心できるワケ

さて今日のテーマは「Web 3.0」です。
聞いたことはあるけれど、よく知らない方が多いのではないでしょうか。なぜ僕が語れるのか。Web 1. 0の時代からずっとパソコンの世界にハマっていました。実は、パソコンの家庭教師なんかもしたりしていて、そこそこ知っているという自負があり、このテーマを選ばせていただきました。

Web 3. 0を調べてみるといろんなワードが出てくると思います。ブロックチェーン技術で情報を分散管理し、そうすることでセキュリティレベルが向上、情報管理が企業任せではなくなり、個人での管理が可能になり…

わかりやすく言うと、GAFAと呼ばれている企業たち。Google、アップル、Facebook、そしてアマゾン。これら巨大企業に私達の情報は管理されています。どういった広告が出てくるか、とか。yahooとかを皆さん開いてみると、勝手に広告が出てきますよね。過去に調べたことを参考に表示されているやつです。

これらは全て、これまでの購入・検索履歴などのデータをもとに、表示させてるわけですね。そういった情報管理を企業任せではなく、自分たちで管理できるようになる。

そしてさらに使いやすさという点でいうと、例えば銀行の振込みはいまやみなさんネットでやっていると思います。顔認証だとか指紋認証だとか、いろんな形で技術は進歩したなという印象はありますが、手数料を取られたりだとか煩わしさがありますよね。その煩わしさが一切なくなる。個人の裁量でできるようになっていく。

そういった未来を想像していただけるとわかりやすいかなと思います。

こういったワードが新しく出てくると、「やばい、しらない」「時代に置いていかれてるんじゃないか」そんな気がしてしまいますよね。でも大丈夫です。安心してください!ということを僕は声を大にして言いたいんです。

Web1.0の時代とは

ちょっとね、過去を振り返ってみたいと思います。
Web 3.0というワードがあるということは、2.0、1.0そういった時代もありました。でも、それを当時は意識していませんでした。

まずWeb 1.0に振り返ってみたいと思います1990年代です。
Windows 3.0とか3.1、そしてwindows95や98が発売されている時代ですね。
1990年代から2000年の頭にかけて、この時代に私達は何をしていたのか。

一太郎という国産のワープロソフトがありました。僕、NECのPC-9821というパソコンを当時もっていました。windowsは、3.1だったと思います。当時はフロッピーディスクを使っていました。もう知らないかな。

少なくとも今の20代の子たちは知らないと思うんですけれども、フロッピーディスクという、まだDVDやCD-ROMの前の時代の記憶媒体なのですが、1枚あたりの容量が1.4MBしかありませんでした。なので、ソフトのインストール作業がめちゃめちゃ大変で、例えば一太郎一ついれるのに、確か50枚ぐらいのフロッピーディスクをパソコンの前に張り付いて、画面にでてくる指示通り何枚も何枚も入れ替えていくわけです。

当時バグなども結構あったので、他のソフトをインストールしたことによって、相互干渉が起こって、どちらかがうまく機能しなくなる。すると、そのソフトをアンインストールして、またインストールしなおすわけす。また50枚のディスクの入れ替え作業です。そういう時代ですね。

そして、インターネットが普及し始めた時代でもあります。当時はISDNという電話回線を使っていました。今でこそ、Wi-Fiだとか、高速インターネットなんてワードはもう日常に溶け込んだ用語になってますけれども、当時は電話回線を使ってました。

なので、電話回線をネットで使っちゃうと家の電話が鳴らなくなるんですよね。それでしかも、時間に応じてお金もかかるものだから、どんどん出費が増えていきます。そういうときにNTTが使い放題のプランを出しました。月額いくらか忘れたけど、多分2000円前後だったと思うのですが、登録した電話番号が使い放題になるんです。といいつつ利用時間が決まっていた気もするな。もう昔のことだから覚えていないんですが、いわゆるそういうインターネットやパソコンそのものに対するワクワクが詰まっていながらも、ものすごい不便さも味わっていた時代ですね。

いまはWeb2.0の時代

そこからWeb2.0の時代へと突入していきます。

2000年代〜今の時代といわれています。もどかしさがどんどん解消されていきました。先ほどのWeb 1.0の時代は双方向のコミュニケーションはとれていません。利用者がインターネットのWebサイトにアクセスして、その情報を見る。
Web 2. 0では双方向のコミュニケーションが取れるようになった時代と言われています。Twitter、Instagram、皆さん使ってる方多いと思いますけれども、双方向でコミュニケーションとれますよね。フォローしてくださった方などとコミュニケーションがどんどん広がっていく。

振り返ってみてほしいんですが、例えばFacebookは、僕が2009年にアメリカに駐在したときは日本人ってまだほとんど使っていませんでした。
アメリカではすでに流行っていて、それで僕は参戦しました。
でも、その後の推移をたどると、皆さんご存知の通りどんどん周りでも使っていきましたよね。Twitter、Instagramもそうです。

お恥ずかしいんですけれども、Instagramが最初出たとき、これもアメリカが発祥だったわけですが、人の写真を見て何が楽しいんだとずっと思っていました。Facebookだと知り合い、家族、親戚、そういったひとたちの近況が、まるで日記のように見ることができる、ということで重宝していたわけですけれども、赤の他人の何でもない写真を見て何が楽しいんだと思っていました。しかし、今ではこれだけ普及して、さらにお金儲けをする人も出てきている。

当時、僕は恥ずかしいぐらい感覚がずれていたのですが、やがて、どんどん周囲に浸透していって、すべて自然と使うようになっていきました。

Web3.0なんてよくわからなくていい

そしていよいよ、Web 3.0の時代になろうとしている。

ネット上で皆さんいろいろ調べたりして、勉強しようとしてると思います。でもいまいちピンとこない。それでいいんです。過去の例を紐解くと、そこまで詳しく今の時点で勉強していなくて全然いいと思うんです。

お金儲けをしたい、そういった発想があるならばNFTなど勉強して参戦してもいいと思います。既にメタバースも高額で取引されていたり、仮想通貨も一時期の急騰、そして急降下などを見ていると怖いな、と思うひともいると思いますが、まずやってみたらいいんです。僕も仮想通貨やっていますが、ここ最近はものすごくドラスティックな動きをしていました。直近の値動きで言うと、例えて言うならば、フェラーリが自転車になっちゃったみたいな感じです。

ただ、もともと軽自動車だったのがフェラーリになったりもしているので、とにかく乱高下が激しいわけですね。

それでもやってみて良かったなと思うのは、どんな額であっても瞬時に移動させることができるこの利便性はすごいと実感しました。また、ステーキングという機能もあって、銀行でいうところの定期預金みたいなものですね。バイナンスという取引所を使ってるんですが、そのステーキングをすることによって銀行よりも遥かに高い利率で運用することができます。それも実際に使うことで知りました。ただ、半端ない値下がりがあったりするので目も当てられないような惨事にもなり得ます。

実際に使うことで、その最先端の「利便性」などを肌で感じることができます。でも、これはまだ日常生活ではあまり使えませんよね。

なのでWeb3.0はまさにこれから、ゆっくりと生活に浸透していくと思います。1.0,2.0の時代を生きてきたものとしては、がむしゃらになって、なんだかわからないものを勉強する必要なんてなくて、わからない人は全く心配しなくていいと思います。

(voicy 2022年6月21日配信)

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