クリハラトモヤ

日常の中で感じた事を書いていきたい。面白がってもらえたら嬉しいです。

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最近の記事

お金の話(2022年1月)

去年から僕はとってもお金が欲しいと思っている。 きっかけは好きだった女性に振られた事だ。 もちろん、お金だけが原因ではないのだが、大きな理由にはなったようだった。 今までの僕は、年収も友達と同じくらいだし、お金に困った経験もないし、そんなに貧乏だとは思っていなかった。 お金なんて欲しがったらキリがないし、お金より自由な時間の方が大切だった。 そう、それなりに幸せだったのだ。 彼女に振られた理由の中に「お金」があると知ってから、「もっとお金を稼がないといけないんだな」とか考

    • 友達の結婚を知った話

      「結婚することになった!」 彼女からのその知らせは、死角からパンチを打たれる位、びっくりするものだった。 彼女とは大学に入学してから出会い、お互いに恋愛経験が無いことなどから、勝手に仲間意識を持っていた(卒業後も何度か顔を合わせたので、彼女も僕のことを友達だと思っている筈だ)。 当時僕たちには、「恋人」と言う存在が居た事がなかった。 普通の人ならば10代のうちに経験するだろうその経験を、20代になっても経験出来なかった。 歳を重ねる毎に、その経験が出来ない自分が、「もしか

      • お酒の席の話

        #あの会話をきっかけに コロナがやって来て、人との距離感が取りづらくなった。 マスクで表情が見え辛かったり、アクリル板越しにする会話は、どこか距離が離れている気がする。お釣りをトレイ経由で貰ったり、マスクの位置を直されると、疑われている気がしたりしてしまう(勿論僕の考えすぎなのは分かっている)。 そんな中よく考えるのが、「飲み会って楽しかったな」ってことである。 普段そんなに喋る人ではない僕が、お酒の力を借りて割とよく喋る様になる。 お酒のせいで(おかげかもしれない)、思

        • 30歳になって失敗してみた話

          #あの失敗があったから 「失敗は成功のもと」なんて言葉がある。 トライアンドエラーを繰り返し、成長して、成功しましょう。的な意味合いだと理解している。 とても大切な事だ。失敗してもまた立ち上がり、挑んでいく姿はとても美しいと思う。それに努力が実のは見ている方も嬉しい。 僕も少し前に失敗して、今は立ち上がり方が分からない様な状態だ(なんせ今まで経験したタイプの「失敗」とか、「挫折」とは様子が違う、初めてのタイプのヤツなのだ)。 この失敗は今まで積み上げて来たものを、一瞬で吹

        お金の話(2022年1月)

          ラップを聞き始めた話

          YouTubeの急上昇動画の欄に見たことあるラッパーの動画が上がっていた。 好きだった女の子がLINEミュージックに設定していたので覚えていた。 思わず再生してしまったのだが、これが結構良かった。 ラップの事はよく分からないけど、自然と体が動くと言うか、心地よく聞く事が出来た。聞いた後、気持ちがスッキリする感覚もあった。 僕が今まで持っていたラップの印象は、「ちょいワルの人がよく聞いてる」とか「韻踏んでる」位のものしか無かったのだが、 ちょっと衝撃な位「いい」ってなった。

          ラップを聞き始めた話

          うどんとラーメンと結婚についての話

          僕はうどんが好きだ。 二日に一回は必ずうどんを食べる生活をもう三年位続けている。 きっかけは仕事を辞めた事だった。 社会人になり、毎日お弁当を買ってそれを食べると言う生活を続けて来たのだが、無職のくせに500円近くもする弁当を食べている自分に腹が立ち、うどんを二日に一度食べる生活を始めた。それが今でも続いている。 自炊と言っていいのか分からない位僕のうどんは簡単に作れる。 ケトルでお湯を沸かし、その間に電子レンジで冷凍のうどんを解凍する(この間にテレビやコタツをつけていると

          うどんとラーメンと結婚についての話

          恋を失ってみた話

          僕は先日、10ヶ月ほど好きだった女性に告白して振られた(詳しくは下記リンクから確認して頂けると幸い)。 人生初の告白だったが、我ながら酷い内容だった。 その事にも後悔したが、失恋のダメージも時間差で襲って来た。 症状1 やる気が出ない とにかく何に対してもやる気が出ない。 無気力で決められたことをやるだけになっている(会社に行って仕事をするとか、食事をするとか)。 休みの日はなかなか布団から出れず、二時間位布団の中でスマホをいじったり、二度寝、三度寝をしたりしていた。 も

          恋を失ってみた話

          始めて告白してみた話

          僕は30歳なのだが、今まで女性に告白したことが無かった。 理由は色々ある。 ・好きな人が居なかった(少なくとも告白するほど好きになった人は居ない) ・断られるのが怖かった(失敗した事を考えると、とても怖い) ・きちんと言葉にする自信がなかった(シンプルに勇気が無かった)。 まあ、どれも言い訳である。 そんな僕が先日初めて女性に告白してみた。 相手の女性は、めちゃくちゃ恋愛経験が豊富だった。 話していても、何しても、お釈迦様の手の中の孫悟空的な感じだった(全てを見透かされてい

          始めて告白してみた話

          宝くじを買ってみた話

          2020年12月21日だったな、人生で始めて宝くじを買ってみた。 「宝くじは当たらない」と言う話はよく聞いていたので、今までは全く買う気にならなかった。じゃあ何故買ったのかと言うと、たまたま「宝くじ売り場のドキュメント」を観た後カレンダーを見たら、「大安」だったのでこれはいくしかないと思った。 番組で買い方を学んだ僕は何なく宝くじ三千円分を手に入れた(初心者なので小額にしてみた)。 「これが何億かに化けるかもしれない」と考えると、とてもワクワクして、小さなくじが、とても大切

          宝くじを買ってみた話

          久しぶりに歯医者に行った話

          先日歯医者さんに行って来た。三ヶ月に一度の検診の為だ。 子供の頃は歯医者さんが大嫌いだった。とにかく怖かった。口の中に器具を突っ込まれ、時には歯を削ったりもする。あの音も嫌いだった。 しかし30歳になり、親知らずを四本も抜いた僕にもう怖いものなど無かった。 相変わらず機嫌の悪そうな受付との会話を済ませ、待合室に通される。 高級感だけあって、座り心地の悪い椅子に座る。「この椅子はネットで買ったのかな」なんてどうでもいい想像をしていると名前を呼ばれ診察室に通される。 簡単な挨

          久しぶりに歯医者に行った話

          体を鍛え出した話

          去年の6月位かだろうか。体を鍛え出した。ちょっとした筋トレみたいな事をして、その後30〜40分ランニングして、プロテイン的なものを飲んでいる。 運動嫌いな僕が、ここまで続いていると言うことはそれなりに楽しいのだろう。嫌、楽しいと言う表現は適切ではない気がする。 「嫌な事を考えなくていい」からが、正しいと思う。 昔からランニングをしている人がなぜ走っているのか、よく分からなかった。 「何考えながら走ってんだろう?」とか「あんなに痩せているのに何故走るんだろう?」とかクリハラ

          体を鍛え出した話

          女性と食事に行くのは難しいと感じた話

          昔から人を誘うのが苦手だ。 「誘ったからには楽しませなければいけない」と言う謎のサービス精神が働いてしまうからだ。しかし残念なことに僕は人を楽しませる能力が低めだ。 そんな僕にでも、大学時代にはそんな事考えなくてもいい友達が居た。 そのよく分からないプレッシャーを感じる事なく、同じ時間を共有し、お互い楽しむ事が出来ていたと思う。 しかし社会人になり、そんな友達と会う機会が減った僕は「人を誘う勇気」みたいなものが無くなっていると改めて感じた。 そんな苦手な作業を、あまり得意で

          女性と食事に行くのは難しいと感じた話

          2020年を振り返ってみた話

          もうすぐ今年も終わる。 振り返ってみると、2020年はそんなに良い年じゃなかった。 年始に旅行に行った後、コロナがやって来た。 コロナの影響でどこにも行けないし、仕事もそんなに出来かった。 仕事してないから貯金もどんどん減っていった。 今年一番の事件といえば、何年かぶりに好きな人が出来たことくらいだ。 仕事以外の時間、彼女は頭の何処かに居て、不意に彼女のことを考えてしまう。 「今度こんな話をしよう」とか「今、何をしてるんだろう」とか。 くだらない事ばかり考えていた。無性に声

          2020年を振り返ってみた話

          暇を持て余し、山に登った話

          コロナがやって来て僕の生活も大きく変わった。 毎日のようにやっていた残業もなくなり、平日休みが増えた。 最初の頃は部屋を片付けたり、録画した番組を観たりしていたのだが、いよいよやることが無くなってきた。暇を持て余した僕は山を登ることにした。 徒歩2分で山に入れる物件がそんなに多くないことは簡単に想像出来る。 しかし我がアパートは圧倒的に少ないであろう、徒歩2分で山に入れる物件だった。忙しかった頃は考えもしなっかた、山登りに挑戦した。 山の中は驚くほど静かで、鳥の泣き声しか

          暇を持て余し、山に登った話

          はじめて美容院に行ってみた話

          八月から美容室に行き始めた。 今までは家族でやってる床屋さんに学生の時から通っていた。 なんでまたこのタイミングで変えたのかと言うと、好きな人から「髪は美容室で切った方が良い」と言われたからだ。 その一言で約9年通った床屋を裏切った(人気のある床屋さんなので、きっと僕が居なくなっても問題ないはずだ)。 僕は昔からコミュ障と言われる人間なのだと思う。 初対面の人と上手に喋れない。喋れないだけならまだしも、めちゃくちゃ汗をかいてしまう。 髪を切る場なんて最悪だ。かなり近い距離で

          はじめて美容院に行ってみた話

          映画館に「鬼滅の刃」を観に行った話

          流行っているからと、アニメ「鬼滅の刃」を観ていた僕は、平日休みの日に映画「鬼滅の刃」を観に行くことにした。 アニメの感想としては「面白っかった」だ。 ただ世間では「キメハラ」と言われるハラスメントがあるとのことで、もしかしたら僕の「面白っかった」と言う感想もこの「キメハラ」によってねじ曲げられた感想かもしれない。そんな好きか、好きじゃないかよく分からないまま映画を観に行くことにした。 映画館で映画を観るのは久しぶりだった。 近頃じゃ映画を観るのに1900円も必要なことに先ず

          映画館に「鬼滅の刃」を観に行った話