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【奨学金】自己破産相当の借金を背負う学生たち

こんにちは、けんちゃんです!


皆さんは奨学金についてご存じですか?

大学進学を援助してくれるシステム
というザックリとした概要しか
知らない人がほとんどでしょう。

大学進学を目指す半数以上の学生が
奨学金を借りているのが現状です。

しかし、奨学金について
正しく理解している人は少ない

特に受給する張本人の学生は、
内容をほとんど理解しないまま
奨学金を借りてしまっているのです。


そこで今回は「奨学金」について解説します。



✅奨学金は自己破産相当の借金

①奨学金とは進学が難しい方に対して学費の付与を行う制度
②奨学金の問題点は債務者の返済能力が問われないこと
③奨学金を借りるのは未成年のため詳細を知らないことが多い

現役大学生たちは本当にお金がありません。
30年前の華やかなキャンパスライフは送れないのです。
授業は忙しくお金を稼ぐ時間もありません。

学費納入に追われる日々で
半年後に学生生活が継続できるか
どうかすら危うい状況なのです。

そんな学生たちの多くは
奨学金を借りて生活をしています。

問題なのは奨学金について
よく知らないまま借りている人が
あまりにも多いことです。



①奨学金とは

奨学金とは
経済的な理由や家庭の事情で
「進学が難しい方」に対して
学費の付与を行う制度です。

日本学生支援機構が
財政投融資や民間資金を財源として
奨学金制度を展開しています。

年利は上限3%で、現在は0.01%
親世代の収入が低ければ審査に通る仕組みです。



②奨学金の実情

奨学金の問題点は
債務者である学生本人の返済能力は問われない事です。

将来なんの仕事に就くかわからない未成年者に対して
有利子のお金を貸し付けていることになります。

当然の結果として
返還滞納が相次ぎ問題になっているのです。

大学卒業後の返済には容赦がなく
3か月延滞したら民間の金融業と同じく
債券会社からの取り立てが始まります。

奨学金の実態は学生ローンでしかないのです。



③奨学金に対しての無理解

奨学金には
無利子の第一種
有利子の第二種があります。

第一種は特に優れた学生が適応可能であり、
それ以外の学生は元金に利子が付く
第二種で借りることになります。


奨学金は国が定めた制度なので
親や学校の進路担当者は気軽に薦めてきます。

しかし、借金を背負う当事者は未成年です。
大半の学生は返済総額や利息率に関して
知らないまま借りてしまいます。


そして、社会人になってから
莫大な借金に気付くのです。

現在、大学進学率はどんどん上昇しています。
それに伴い奨学金の利用者も増え続けているのです。



【まとめ】

今回は「奨学金」について解説しました。

<奨学金>
✅奨学金は自己破産相当の借金
①奨学金とは
奨学金とは進学が難しい方に対して学費の付与を行う制度
親世代の収入が低ければ審査に通る仕組み

②奨学金の実情
奨学金の問題点は債務者の返済能力が問われないこと
将来なんの仕事に就くかわからない学生に対してお金を貸しているため、返還滞納が後を絶たない

③奨学金に対しての無理解
奨学金を借りるのは未成年のため詳細を知らないことが多い
国が定めた制度なので親や学校は気軽に薦めてくる

奨学金は進学する学生の
過半数が利用している制度です。

学生生活を送っているときは
奨学金に対して
特に何も感じることはないでしょう。

しかし、社会人になってから
毎月の返済に追われるようになり
ようやく奨学金の恐ろしさに気付くのです。

このような制度を気軽に薦める親や学校は
未成年の将来に対して
あまりにも無責任ではないでしょうか。

大人がもっとお金に対する理解を
深める必要があると思います。


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【参考】

今回参考にした本はコチラです。
興味のある方はぜひ読んでみてください。


読者の皆様、いつもありがとうございます😊
また次回の記事でお会いしましょう✨

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