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片付けるのが面倒。それでもやる気になった理由。

長いようであっという間のゴールデンウィーク。カレンダー通りの休日なため、明日から仕事再開です。普段の休日と同じく、人が集まる場所は避け、ジョギングや公園でのんびり過ごしたり。特に何かをするわけでもなく、ゆっくり過ごせました。その中で気になった言葉があります。それは「断捨離」。

断捨離という言葉に誘われて

近頃また「断捨離」という言葉をよく聞くようになりました。外出自粛で家の中を片付けようということなのでしょう。私は、以前から片付けるのが面倒と感じる性格で、特に物が多いわけでもないことから、無理に片付けようとは考えていませんでした。

周りでは「断捨離してる」とか、「家の掃除して気分転換してる」とか、何かと流行っているというか。そう聞いているうちに「断捨離かぁ。少しやってみるのもいいかな。」と、ふいに口からその言葉が出てきたのです。普段ならここで「やっぱりいいや」となるのですが、今回はなぜかやる気が溢れていたのです。

そもそも片付けがなぜ面倒なのか?

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そう。なぜ面倒と思うのか?その理由を自分なりに分析してみた方が良いと思い、1つ1つリストアップしてみました。

1. そもそもそこまで片付ける物がないので、敢えてやるのが面倒。
2. 片付ける時間があるなら他のことをしたい
3. 物を捨てるのがもったいない

と、まぁありがちな理由が3つ思い浮かびました。さらに思考を整理してみると、1と2はさほど問題ではないことが分かりました。片付ける物がないとはいえ、不要なものはあります。これを捨てるだけで良いのです。片付ける時間も確実にあります。ただやろうとしていないだけです。

問題なのは3つ目の理由。「物を捨てるのがもったいない」という考え方は、子供の頃から教え込まれた「美徳」なのですよね。

もったいない
まだ使える
いつかまた使える
物は大事にしろ

この「美徳」なるものが、断捨離に対して心理的なブレーキをかけているのです。これぞ名付けて「捨てるのもったいない症候群」。まだ使えそうな物、いつかまた着れそうな物を廃棄するというのは、本当にもったいない。資源の無駄ではないかと考えたら、どうにも捨てられない。人によってはその物に思い入れがあるからとの理由もありますが、私の場合、ただただもったいないの一言に着きます。

「捨てるのもったいない症候群」からの脱却法

捨てるのがもったいないのなら、捨てなければいい。

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とてもシンプルなこの発想にたどり着いたのには訳があります。それは最近ハマり始めたメルカリ。捨てるくらいなら欲しい人に譲れば「もったいない」から脱却できるのだと、遅まきながら気づきました。どうせ置いておくだけの物。いつまでたっても着ない服。誰かに使ってもらえるなら「もったいない」と考えることもなくなります。

こうして、「捨てるのもったいない症候群」からの脱却を図り、現在コツコツとfリマアプリで出品中。出品〜発送まで、手間と言えば手間ですが、それなりに売れるので今は結構楽しんでいます。それどころか、もっと出品するものはないのか?と、家の中を物色してしまう始末。

断捨離生活始まる

これまでできなかった片付けに対し、ようやくやる気になったのはフリマアプリのおかげ。いよいよ断捨離生活も始まり、自宅内をスッキリさせます。これがおそらく新たなスタートのキッカケになるものと考えています。心機一転させて、人生においての断捨離もやっていきたい。そう考えています。

これからの私は、本当に必要なものだけに価値を見出し、不要なものは可能な限り無くしていくライフスタイルを送るべく、日々意識して過ごしていきます。過去を振り返ってみて、これがあまりできていなかったと、今更ながらに気付かされました。

目指しているものは、ミニマリストとは違いますけどね。ちょっとしたオシャレなインテリアや、趣味に関する物は必要と捉えていますので。

片付けに悩んでいる方がいたら、まずは「捨てるのではなく、誰かに譲る」を主な目的としてフリマアプリに出品してみたら良いと思いますよ。捨てるよりハードルが下がるかもしれません。

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