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鬱で休む時に心がけるべきこと

3月頃からうつ状態が悪化の一途を辿り、2度目の休職をすることとなった。正しくは双極性障害(躁うつ病)なのだが、今はうつ状態がひどく、仕事でも記憶力・集中力低下による凡ミスが数多く見られるようになっていたのだ。

マルチタスクや先読みもできなくなり、多大な影響が出てしまっていた。同僚や他部署にまで迷惑をかけていたため、医師から休職すべきと告げられた時は、ホッとしたというのが正直な気持ちだった。

休職から2日目。4月からテレワークが続いていたからか、あまり環境の変化を感じない。

ただ仕事をしなくなっただけ。

それがとてつもなく大きな変化なのだが。これまで毎日やってきたことが無くなるというのは、不安、焦り、そして恐怖を感じる。同時に、私が苦しんでいたものから解放された安堵感も入り交じる、何とも形容し難い複雑な感情が渦巻いている。

昨年1度目の休職では、1ヶ月間はほぼ寝るだけの毎日だった。薬の副作用もあったのかもしれないが、寝る・起きる・少し食べるを繰り返した。今回もやはり眠さはかなりあるのだが、妻も仕事がコロナのため休業なので、一緒にいてくれることもあり、前回ほど眠らずにいられる。

前回の休職期間は3ヶ月。早く復帰しなくてはと、気持ちに焦りがあったように思う。復帰後も、休んだ分を取り返さなければと、何か空回りすることが多かった気がする。それが今の再発につながっているで、今回はしっかりと休むことを心がけようと思う。

焦ることはない。今は何が自分にとって問題だったのかをしっかり洗い出す機会。職場での人間関係が問題なら仕事を辞めたっていいじゃないか。そう思えるようになりたい。そう思えるようにならなければ社会復帰ができない。

たとえ長期に渡って休むことになっても、今回はじっくり回復に努めよう。40歳を過ぎて2度の休職となり、私の今後20年の人生は厳しいものになるかもしれない。そう思うとまた心がくじけそうになるのを必死に抑えているのだ。

マイナスではなくプラスに考えられるようにすること。
良い未来、明るい未来を思い描けるようになること。
仕事に囚われない考え方を養うこと。


今回の休職ではこれらを心がけて休むことにする。

人生100年時代と言われるが、100年も健康的に生きられるなんてごく一部の話だと思っている。せいぜい80歳くらいまで健康に生きられたら良いだろう。そう考えている。

とすると、私の人生は折り返しを過ぎていて、定年までは20数年。20数年なんてきっとあっという間に過ぎるだろう。その間に社会がどう変わっているかは想像できないが、より生きやすい社会になっている未来を思い描こうと思う。

仕事のことは忘れる。
と言いながら、忘れられないから休職に至るのだが。
その葛藤を繰り返しつつも、ゆっくり焦らず回復に努めよう。

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