営業マスターへの道

東証一部上場企業で10年以上営業を経験 ⇒ ベンチャー企業でプレイングマネージャーとし…

営業マスターへの道

東証一部上場企業で10年以上営業を経験 ⇒ ベンチャー企業でプレイングマネージャーとして現役で営業活動中。 MBAも取得してさらなる高みを目指して営業道を極める。

最近の記事

【営業テクニック編②】ザイアンスの法則 接触回数を増やすことで商談が進む

接触回数に依存して好意がわく ザイアンスの法則 新しい商品を買おうと思ってスーパーへ行った際、「どこかで名前を聞いたことのある商品A」と「初めて聞いた商品B」のどちらを選ぶだろうか。多くの人は商品Aを選択する。これはザイアンスの法則と言われる接触したことのあるものに対して好意を抱く法則である。単純接触効果とも言われている。  人は初めて会う人やモノに対して警戒心を抱く本能が備わっており、接触回数を重ねることでその警戒心が薄れていく。テレビCMで商品の広告を打つことも接触回数

    • 【営業テクニック編①】オウム返し 共感で顧客との会話を活性化する

      営業の基本 オウム返し オウム返しはそれなりに営業経験のある人であれば使ったことのあるテクニックではないだろうか。顧客側の発言内容をピックアップして同じように発言する手法である。難易度は低く特別な知識などは不要だが会話のキャッチボールを行う上で非常に効果的である。 オウム返しの例(商談ではないですが・・・) A「昨日食べたラーメンがおいしかったんですよ」 B「おいしいラーメン食べたんですね!」 A「そうそう、スープがめちゃくちゃうまくて」 B「ほー、スープがうまかったんです

      • 【マインドセット編①】現状維持=劣化 常に進化が求められる時代に

        学生を卒業したら勉強しなくなる日本人「受験勉強終わったのに社会人になってまで勉強したくないよ・・・」 わからなくはないが、勉強の目的が日本人はズレていると思ってしまう。勉強とは本来、下記のように楽しいもののはずだ。 自分を成長させて充実感を味わう 知らなかった知識を得て新たな世界が広がる etc…  受験を勝ち抜くための詰め込み型の学習スタイルが主流のため、このようになってしまったのではないかと推察する。下記のリンクにあるように現代の日本人は52.6%が読書すらしていな

        • 【準備編②】ロジック×パッションが人を動かす 共感を得る営業

          ロジックモンスターになっていないか? ロジックで人は動かない あなたは1から10までロジックで固めた人の言う通りに行動しますか?信頼できる人からの依頼であれば動くかもしれません。ただ、自分がお客さんの立場でセールスをかけられている場合、よっぽど製品に興味のあるとき以外は響きにくい。  筋が通った話であっても話し手の信頼度によって疑ってしまうのが人間だ。99%正解だろうという時でも自分の嫌いな人から言われたことであれば抵抗したくなるだろう。人の行動はロジックだけでは変わらない

        【営業テクニック編②】ザイアンスの法則 接触回数を増やすことで商談が進む

          【準備編①】笑顔は筋肉でできている ー素敵な笑顔は営業パーソンの努力の成果?ー

          楽しいから笑っているのではない? 楽しいから笑顔になるのではなく、表情筋の収縮と弛緩によって笑顔になるのです。何ともロマンのない話ですが、笑顔はこれによって成り立っているのは事実です。  筋肉について議論するのは他に任せるとして、ダンベルや腹筋マシーンでトレーニングして理想の体を作るのと同じように笑顔も理想のものを作ることができるはずです。 人は見た目が9割 対策なしは営業の機会損失に 「人は見た目が9割」この言葉は聞いたことがある人は多いのではないか。見た目だけで判断され

          【準備編①】笑顔は筋肉でできている ー素敵な笑顔は営業パーソンの努力の成果?ー

          本部 vs 現場!?なぜ両者は対立しやすいのか ー営業の全体像をつかむー

          足で稼ぐ時代の終焉 戦略が重要に前にも投稿したように経済成長が終わった日本において足しげく通えば買ってもらえた時代は終了した。しっかりと戦略を立てて行動し、顧客の課題に沿う提案をしなければ選んでもらえないのが現状である。 かと言って足しげく通うことは私は嫌いではない。なぜなら行って見てみなければわからないこともあるし、行くことで得られる情報もあるためマメに通うという行為も時に重要である。戦略を立てることと現場で汗を流す行動のバランスは重要であると感じている。 戦略を立て

          本部 vs 現場!?なぜ両者は対立しやすいのか ー営業の全体像をつかむー

          経済成長がピークアウトした日本で営業に求められるものは? 

          モノが売れなくなる時代へ 経済成長が終わった日本日本は経済成長期を終え、人口減少が始まる。これまでは一定レベルのモノを作れば簡単に売れる時代であった。今の日本はモノが満たされており、何でも売れる時代ではなくなった。 デフレが長く続いた日本では安いものを買う習慣が身についていた。しかし、コロナウイルスの蔓延やロシアとウクライナの戦争などでインフレが進み、日本でもインフレを受け入れざるを得なくなってきた。 インフレが進む中で賃上げできる体力を持つ企業は大企業くらいであり、中小企

          経済成長がピークアウトした日本で営業に求められるものは?