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ナマズから蜂の巣、ライチョウ丸一羽まで買えるシベリアの大型スーパー

こんなコロナの最中で6月1日に郊外に巨大なショッピングモールが開業したという話を聞いたからバスに乗っていってみた。ウランウデの郊外はかなりヤバい感じになるが、景色は壮大なモンゴルの草原を見ることができる。

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はげ山とその奥に続く道路がすごい。この道はもうほぼ高速道路的な扱いだから車は100km/h以上の速度を出している。信号がなかったら絶対に渡れない。ショッピングモールの目の前のバス停で降りると露店がでており、巨大なスイカが売っていた。

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なんとなく色が薄いがどんな味がするのだろう。

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巨大なディスプレイがついていて、スーパーの宣伝のような謎の動画が流れていて、必要以上に壮大な音楽とともに入店する。ちなみに店名はミョードと読み「はちみつ」という意味だ。

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入り口にはとてもロシア感のあるなんとも言えないハチファミリーに迎え入れられる。なんだか悪趣味だなとも思うが、外国人が日本で美少女アニメの看板やポスターをあちこちで見たらもっと嫌悪感があるだろうなと思う。ああいう絵柄は「HENTAI」と呼ばれるポルノイメージが強いらしい。

ショッピングモールは2階も地下もまだテナントが入っておらず、1階のスーパーだけが開いていた。チタンというスーパーはよくあるがここまで大きいものは初めて見た。

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ロシアの生魚

ロシアでは魚は売っているが今まで見たものは全て冷凍のものだったから、鮮魚が売っているのには驚いた。奥には水槽もある。

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なんとナマズまで。ひげが生々しい。一キロ300円ほどとあまり高くはないがどうやって食べるのだろう…。カニまで売っていて驚いた。

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バイカルアザラシ塩。かわいい。

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お菓子コーナーにはロッテコーナーまであり、ポッキーやトッポが買えた。そして本家チョコパイも。大抵の店にはオリオンのものが売っているのだがまずかった。

蜂の巣まで

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ハチミツという名前のショッピングモールなだけあり、ハチミツコーナーはとても充実していた。

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こんなに大きな蜂の巣まで売っていて驚いた。2000円くらい。

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小分けでも売っているがなんだか不気味だ。

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テリヤキは世界中で通じるくらいに人気だから照り焼きソースも売っている。ロシアのスーパーに日本語がたくさんあるとなんだかうれしい。

オオライチョウが丸一匹

なんと冷蔵庫に羽が生えたままのオオライチョウ、が丸一羽入っていた。

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ヨーロッパのキジだ。何も包装されず頭もついたままで丸められて入っていた。こうやって見ると食材ではなく本当に死体にしか見えない。普段食べているどの動物だってそうなのだが、改めて姿を見るとドキっとしてしまう。

衛生的にもかなり心配だが、毛をむしるところから処理するというのだろうか。調べてもあまりライチョウの料理というものはでてこない。

ちなみに1匹で700ルーブル、1000円弱だ。なんとも言えない気分になった。

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会計の時におまけの小さいハチミツがもらえた。


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