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noteを始めて1ヶ月間毎日更新してみた結果 指揮者という人たちについて

noteを始めてからちょうど1ヶ月経った。元々はてなを使っていたのだが「ブログ」として運営していくにあたりSEOのことが気になったり不自由さを感じるようになっていた。

ブログで稼げるようになったのはうれしかったが、その分書くことが仕事のようになった途端に書くのがつまらなくなった。

noteは日記的なことも書けるしあまり内容を気にしなくてもいい雰囲気が心地良い。
TwitterやFacebookと違いフィードに強制的に出現するわけではないから読みたい人だけが読めるのは良いところだ。そこに関してはブログも同じだが。

1ヶ月毎日更新してみてのPV

ブロガーがよくやる「ブログ1カ月目のアクセス!」みたいなものを書いてみよう。こういうのは案外始めたばかりの人には目安として有益なこともある。

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9334PV。他愛もない日記のような文章をこんなにたくさんの方々に読んでもらえたのは素直にうれしい。
初期に書いたヴュルツブルクの記事をnote公式が紹介してくれたこともありその記事は1500PVくらいになった。


毎日書く記事も大きく拡散されるようなことはないがどの記事も平均的に250〜300PVくらいになる。

検索流入は0だろうから、それにしてはかなりアクセスが多い印象だ。フォロワーは100人になった。はてなブログを始めた頃の1カ月目は3000PVくらいだったから中々順調なスタートと言える。

noteのアクセス解析の精度

ただnoteのアクセス解析の精度はよくわからない。アメブロのようにクロールもカウントされていたり単純に水増しされている可能性もある。まあ収益化を目指していないからそれも重要なことではない。

noteユーザーが読んでくれる印象

noteはユーザーが記事を多く閲覧している印象も受けるし、ハッシュタグから記事にたどり着くこともできる。はてなブログよりもよりSNS的な感覚である。

Twitterにも一応毎回リンクをシェアしているがそこからのアクセスは10~20程度。フォロワーは2000人以上いるがよほどキャッチーなタイトルをつけでもしない限りTwitterで大きく拡散されることはないだろう。それでも毎回リンクから読んでくれる人がいる限りはシェアは続けていこうと思う。

noteは読みやすい

noteが読まれやすい理由の一つに、noteのシンプルな構造が読者にストレスを与えないことがあるかもしれない。カスタマイズ性の高いブログだと、装飾がかえって読み手に鬱陶しさを感じさせたり読み込みも遅くなったりする。広告も重くなる原因だし単純に邪魔だ。

何か調べものをする場合はいいが、単純にその人の文章を読みたいなという場合は余計な情報がないに越したことはない。

そして書いている人も広告やアフィリエイトが目的ではないというのも大きいかもしれない。

ブログで稼ぐ方法!

みたいなものは同じ内容のものが量産されすぎている。そしてそういうブログの更新を追おうとは思わない。

自分を知ってもらうにはnoteの方がいい

noteはシンプルに自分の思っていることや日常を書いていくのに適しているから、自分を知ってもらうにはとてもいい。

自分のような音楽家は実名でどんどん自分を知ってもらう努力をすべきだ。誰かが興味を持ってくれた時、ここにある文章を読めば大体自分がどんな人物かわかるというのは大切だと思う。

それから自分の友人の音楽家で最近noteを始めた人が少し増えはじめているのもなんとなくうれしい。1人紹介してみよう。

指揮者という人種

指揮者になるような人間は大抵どこかぶっ飛んでいる。実際指揮の友人たちはみんなおかしい。普通ではない。だが音楽への愛はやはりすごい。

出口くんという東京音大の同期でベルリン音大に留学している友達がnoteを始めたというから読んでみた。爆笑。

クラシックの音楽家も、ましてや指揮者の知り合いなどいない人がほとんどだろうからぜひ読んでみてほしい。

DB。この二文字を見て気分を悪くしないドイツ在住者はいないだろう。Deutsche Bahn、日本語でいうドイツ鉄道は、語弊を恐れずに言えば、ドイツ中の嫌われ者である。
ドアが閉まらないだの信号機が故障しただの線路に木が倒れただの、ちょっとしたことで大幅の遅延と運休を頻繁に繰り返し、車掌たちは復旧に尽力するわけでもなくプーさんのようにのんびり歩き回り、のんきに談笑。しびれを切らした乗客が何か言おうものならジャイアンさながらの横柄な態度で突き返す。しかもそのくせストライキだけは一丁前に行い、労働者の権利を主張するのだ。賃金の値上げを要求する前にドア点検の一つでもまともにしてほしいものである。

ドイツ鉄道に関しては本当に言いたいことを言ってくれている。

「牛が線路に侵入したので復旧の目途は立ちません」ということもあった。文句を言おうものなら「そんなの牛に言えよww」と嘲笑ってくる始末だ。

ついでなのでnoteを始めていない他の指揮者の友人も紹介していこう。

馬場さんは中学生の頃に地元のユースオーケストラで知り合い、ベルリンでトロンボーンを勉強されていた頃にもお世話になった。トロンボーンから指揮者に転向し、現在は現代音楽を中心にフランクフルトでご活躍だ。

Ensemble Classica Zushiというコンサート企画にも参加してもらった、とても付き合いのながーい先輩である。

馬場さんは色々とすごい。かなりやばい人だ。馬場さんの話はまた今度書くことにしよう。やばすぎるから。馬場さんはTwitterに連続投稿するからnoteをすすめたが一向にやる気配はない。Twitterを見てください。

水野蒼生という指揮者もいる。彼も東京音大の同期で同じくらいの頃にやめて留学した同志だ。知り合ったのはドイツに行ってからだが。

東京音大をやめてザルツブルクに留学した彼は「クラシックDJ」という独自のジャンルを開拓し、ドイツグラモフォンのアーティストになった。

2016年に書いたインタビュー

noteの一か月の成果と指揮者という全く違うテーマを書いた理由は、「指揮者」とタイトルにあっても読まないような人にも読んでもらいたいという狙いがあったからだ。

少しでもクラシックに興味をもらえるように活動することも使命だと思って書いていこう。

外出禁止が終わってもなるべく続けたい

楽しんで読んでもらえているのかは疑問だが、仕事が始まってからもなるべく毎日更新したい。歌劇場の仕事の話も案外おもしろいかもしれない。


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