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あいみょんの「ハルノヒ」を聴くと、中学時代を思い出す。

大人になってずっと、いつ頃に戻りたい?と聞かれたら迷わずに「中学時代」と答えてきた。
行動範囲が広がって、深夜ラジオに教えてもらって、楽しいことがこれからいろいろありそうな気がしていた頃。
何をやっても構わないと思いつつ、一方で自分の中の臆病な部分に苛立ったり。
それでも、何者にでもなれそうだった。

今となっては郷愁かもしれない。

「ハルノヒ」を聴くと、どうしても中学生時代を思い出してしまう。
送り手の意図ではないだろうけど、共感してくれる人も少しはいそうな気がする。

北千住駅のプラットホーム
銀色の改札
思い出話と想い出ふかし
腰かけたベンチで
僕らは何も見えない
未来を誓い合った

僕の地元は、都心まで電車で1時間ぐらいの郊外の町。昭和時代ベッドタウンと呼ばれていた。
中学生にとっては、どこにでも行くことができる出発地点、駅は可能性のシンボル。
友だちと待ち合わせた改札。
一人で電車を待ったプラットホーム。

どんな未来が
こちらを覗いているかな
君の強さと僕の弱さを分け合えば
どんな凄いことが起きるかな?
ほらもうこんなにも幸せ
いつかは一人
いつかは二人
大切を増やしていこう

いつも一緒だったのに、地元を離れてから行方も知れない奴を想う。
奴も「ハルノヒ」であの駅の改札を思い出すだろうか。

好きな曲だし、あいみょんは素敵なアーティストだと思う。

#読書 #旅行 #ワイン #世界史 #エッセイ #サッカー #ハルノヒ #あいみょん

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