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古代ローマ人と現代日本人の共通点「風呂」

テルマエロマエで知られているローマ時代の公衆浴場は、ヨーロッパの複数の遺跡で残されている。
ポンペイでは、街なかの「フォロの浴場」と「スタビアの浴場」と郊外浴場はマリーナ門近くに残っている。高温風呂、低温風呂、温水プール、男女に分かれた脱衣場には暖房設備が行き渡り、手入れの行き届いていただろう中庭や風呂から眺めた景観など、2000年以上前の光景が容易にイメージできた。

ローマ時代の温泉は、イギリスの西部バース(Barth)、北イタリアのガルダ湖に突き出た半島の先シルミオーネも有名。

バースは今も温泉施設が人気。

シルミオーネは高級リゾート地の様相で、ドイツ人観光客を多く見かけた。
インフラの整備が覇権を支えたローマ。上水道が整っていたから風呂が栄えたわけだ。
残念ながら、人前での裸を禁ずるキリスト教普及によってその文化を失ってしまったそうだ。
風呂と言えばやはり日本人。江戸時代にもう銭湯を楽しんでいたらしい。
風呂は、私たちの気質の形成に少なからず影響があるよな。

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