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イギリス-長州つながり雑感

ペリー来航10年後の1863年。攘夷旋風の中イギリスへ密航留学を決行した長州藩士は皆んな20代。井上馨(28歳)、遠藤謹助(27歳)、山尾庸三(26歳)、伊藤博文(22歳)、井上勝(20歳)の5人。
ちょんまげを切り落としロンドンに上陸した彼らが目にしたのは、産業革命から30年を経た都市の光景だった。
松田龍平が山尾を演じた映画「長州ファイブ」では、彼らが機関車や自動車を見、造船工場を見て驚き「こんなに進んでいる外国と戦争して勝てるわけがない」と悟る。

この年の世界中の出来事を調べてみたら、「ロンドン地下鉄の開通」「イングランドサッカー協会設立」という項目もあった。

ところで、
近代日本のお手本だったイギリスのビッグイベント「女王の国葬」は、数十年前から計画され演出も練られてきたらしい。
世界中に発信された荘厳で完璧なイベント映像。祖父母世代が大英帝国の圧政に苦しんだ人たちはどんな想いで見ているのだろうか。

次は、長州藩士の末裔が主役のビッグイベント。

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