はくえー(光瀬伯映)

Twitter(X)で歴史に関する情報、特に旧王室を含むヨーロッパをメインとした王室ニ…

はくえー(光瀬伯映)

Twitter(X)で歴史に関する情報、特に旧王室を含むヨーロッパをメインとした王室ニュースを紹介しています。 ここでは歴史系の記事の他に、今まで生きてきた上での経験してきたことや、体験もあげていこうと思います。 特に、私の個人情報が入る記事など有料のは転載など禁止です。

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【ご挨拶・自己紹介】私の経歴書

先に活動について投稿してしまい、ご挨拶が遅れて申し訳ございません。 はくえーと申します。 Twitter=Xを中心に、歴史(欧州史メイン、時たま日本史)について呟いたり、また特に旧王室を含む世界の王侯貴族のニュースを紹介させてもらっております。 また、前記事の通り同人誌やYouTube&ニコニコ動画での発信も行っております。 【名前について・立場】 名前の《はくえー》は母方の屋号である「白兵衞」が由来です。そこから「将門記」より から兵の字を抜いて「白衞(はくえー)

    • 【ジェンダー論(?)】それってどうなの?という話

      なんかさ……これは「闇」のある話なんだけども。 色んな話を聞くと、何かのキッカケで異性装したら(ここ大事)思考が突き抜けちゃって、それまでが性違和だった!と言う人が少なくないなと思った…… (外野から見ると、周りがそれにチヤホヤしてて舞い上がっての勘違い……も多いんだよな……) 恐らく、一般的に性違和がある人は小さい頃の行動とか、学校で制服を着させられたりとか、頭髪検査とか、性徴が嫌だったとか……色々あったと思うの。 でもずっと黙って生きててそういった人が、ある機会……を

      • 【世界史】イチオシ! 紹介したい歴史人物

        昔、Twitterで「#ふぁぼされる度に歴史人物の話をする」という企画がありまして。今日のnoteはそこで紹介した人物を改めて書いていこうと思います。 ヤン盲目王/ヨハン・フォン・ルクセンブルク(1296-1346) ボヘミア王。ルクセンブルク伯。 皇帝ハインリヒ7世の息子だったが世襲はできず、一族の躍進のために戦いに明け暮れてイタリアからリトアニアまでの各地を転戦。 「ボヘミア王あるところに戦いが起きる」と恐れられた。 戦傷で失明した後も出陣を続け、百年戦争のクレシー

        • 【王室・訃報】ギリシャ王子ミハイル殿下、享年85歳

          ギリシャ王子ミハイル殿下(現在のギリシャ共和国においてはミハイル・ティス・エラザス・ケ・ザニアス氏)が7月28日に85歳で逝去。 ギリシャ王ゲオルギオス1世の生き残っていた最後の孫。 (五男クリストフォロス王子の息子) ギリシャ王族を父に持つ前エディンバラ公フィリップ王配(2021没, エリザベス2世の夫君)の存命中の2人のいとこのうち1人だった。 (もう1人はビルマのマウントバッテン伯爵ルイスの娘であるパメラ・ヒックス夫人である) ギリシャは初め、バイエルン王家のオッ

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        【ご挨拶・自己紹介】私の経歴書

          【世界史】忠告してくれる幽霊王(フランス, シャルル8世)

          中世も終わろうとしている15世紀後半に、フランス王シャルル8世(在位1483-98)という王様がいました。 彼は長い長い、フランスの王座をめぐる百年戦争を終結させたシャルル7世<勝利王>の孫にあたり、権謀術数で大諸侯を弱めて国内の中央集権化を進めたルイ11世<慎重王>の息子でした。 ルイ11世は、意見の方向性の違いと野心から、父王シャルル7世に対して度々反乱を起こすほど不和でした。 シャルル7世はとうとう、息子からの毒殺を恐れて一説では食を断って餓死したといわれています。

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          【世界史】忠告してくれる幽霊王(フランス, シャルル8世)

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          【歴史小説】1508年-“黄金の都市”インスブルック

          《登場人物》 皇帝マクシミリアン1世(1459-1519) ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝。中世最後の騎士と称され、武勇に優れ戦に巧みであった。 2度の結婚によりブルゴーニュとミラノを得て、更に息子孫を各地の王家と婚姻させた結果、やがてその没後に広大な世界帝国が出現することとなる。 パウル リヒテンシュタイン卿。先祖代々ハプスブルク家に仕えてきた一族の出身。皇帝マクシミリアン1世の侍従をしている。一族はのちに功績によって侯爵となり、帝国諸侯に列して「リヒテンシュタイン侯国

          【歴史小説】1508年-“黄金の都市”インスブルック

          【世界史】中世イタリア王位とローマ皇帝位についての私考

          ローマにおける皇帝戴冠の形式は、古くはフランク王カールがローマ皇帝として戴冠した、800年のクリスマスにおける戴冠式/西方における皇帝の再出現に遡れる。 つまり、王はローマに行き、教皇から戴冠を受けることで皇帝となるということである。 神聖ローマ帝国では、選出された君主はあくまでローマ王(ドイツ王とも)であり、皇帝になるには(基本的に)ローマに行って教皇から戴冠を受けるという構図はカール大帝の事例に遡れよう。 そのため、西洋では神聖ローマ帝国の始まりをカール大帝とする見方

          【世界史】中世イタリア王位とローマ皇帝位についての私考

          【個人・自己紹介】MinorityとIdentity

          この記事は個人的情報を含むため、下記を禁じます。 ・転載、記事引用、有料部分のスクリーンショットなどでの保存、非購入者への内容提供。 【私の抱えているもの】この世に生まれてから、今に至るまでの人生の中で、色々な物を抱え、それで苦悩してきました。 「普通の」人として生きることがとても難しかった。「普通の」人という性質をもって生まれたかった。 せめてと努めて善良であろうとしたけれども、幾度も幾度も「人の醜さ」からの裏切りに幻滅させられたか。この記事はそういう話です。 (上記の禁

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          【歴史・その他】YouTubeチャンネルおよびリンク集

          当方はYouTubeチャンネルも開設しております。 中でも「ゆっくり歴史小話」シリーズは現在60本を越える投稿をしています。 基本的に《短くわかりやすく、隙間時間に》見れるように、《手の届かなかった情報》を発信しております。 ※下の別シリーズもあります(時間長め)。 【リンク集】こちらにまとめてあります。

          【歴史・その他】YouTubeチャンネルおよびリンク集

          【歴史・その他】既刊同人誌の案内

          私、はくえーの書いた既刊同人誌はサークル「帝国巡察使」にて、名義:光瀬伯映で発行しています。 現在、以下5冊を刊行しています。 (BOOTHにてお買い求め可能ですが、TwitterのDM《フォロー外にも開放》で声掛けしてもOKです。後者の方がスムーズなので有難いです) BOOTHはこちら↓ ハプスブルク家の発祥以前から、最後の男系男子となった皇帝カール6世が没した1740までの歴代当主を紹介。 世界(欧州)でかつて君主だった一族の「それから」と現在について記す。 多

          【歴史・その他】既刊同人誌の案内