イツカ キミハ イッタep.92
旅は行く前が、いちばん楽しい。
いつ行くか、どう行くか、どこへ泊まるか。
なにを食べるか、なにをするか、なに見るか。
ワクワクしながら、計画を立てる。予定は未定だよ!だなんて、カッコつけた言葉など要らない。それが一人旅なら、そして旅先に仕事の約束があるなら、尚更…。
今年初のフライトは、長崎でした。
一言で長崎と言っても、島原半島と五島列島。かなり遠い。
しかも、今回は1人での移動のため、全て公共交通機関を使う必要がありました。このお題をクリアすべく計画したプランがコチラ。↓
大きなトラブルもなく、事前計画どおりに行って来れたので、2泊3日のぐるっと長崎巡りのログを記してみます。
事前の天気予報ではかなりの確率で雨予報だったけれど、ほぼ傘をさす機会がなかった3日間。島原半島から五島福江島まで往路は船で渡ることにした。
熊本空港から熊本港経由で島原港に行く案を提示してくれたのは、前回島原市に訪れた際に出逢った地元の方。
おかげさまで、空港から駅までの間で熊本城も見ることができたし、熊本駅では「いきなり団子」も購入できたので、長崎めぐりと言いつつ、熊本県の味覚も味わえたのが、ちょっと得した感じ。
船のオーシャンアローは、デッキがあるので、出航早々たくさんの海鳥に向かって乗客がカッパえびせんを撒いて、長いこと海鳥たちを船の近くまで寄せ付けていた。
島原港に着くと、ポツポツと雨が降ってきたが、港からほど近いホテルだったため、早めに温泉に浸かり、移動の疲れを癒した。
翌日は用事を済ませてから、島原鉄道へ乗車。諫早の終点まで1時間強の鈍行の旅だ。観光協会の方から「とうふ蒲鉾」がオススメと聞き、車中のお供はお茶に蒲鉾。長崎は魚が美味いのだけれど、その最たるは蒲鉾で味の差がわかると言う。なるほど、食べてみるとしっかり硬くて、味わいも濃い。郷土の食に出逢えてよかった。
島原鉄道は晴れていれば大三東駅の「幸せの黄色いハンカチ」揺れる駅舎など、フォトスポットがたくさんあるのだけれど、あいにくの曇天のため、スローな電車の旅を楽しむのみとなった。
長崎駅では、かもめ市場にある蘇州林でちゃんぽんを食べる予定でいたが、いかんせん時間があまりない。前回ちゃんぽんを食べたから、と今回は熱くてもかきこめる皿うどん(細麺)にした。でも、これで正解。店に入って注文したのが13:05、出てきたのが13:26。店を出たのが13:38。考えてみれば、路面電車は13:51発もあったのに、下調べのとおり13:45に乗るためにかなり急いで食べてしまった。
福江島に渡るぺがさすは2階席の右側前方を予約。右側に座ったのは、途中で寄る奈良尾が右手に見えるから。奈良尾港からはシャトルバスも出ているそうだ。今度はそちらに宿泊したい。
夕方に宿へチェックイン後、近くのスーパーを散策。福江島は、チェーン店のスーパーや地元のスーパーなどがあり、買い物には不便ではない。長期滞在に向いている島だと思う。
なんとか天候ももってくれて、約束の用事も済ませ、少々の自由時間で土地の食べ物も食べられたので、最後ホッとしながら帰途についた。
船も飛行機もある九州は、いろいろな行き方があって、まだまだ楽しめるプランが作れそうだ。
次は、ゆっくりプライベートで来ることにしようと思った長崎ぐるっと出張でした。
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