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職業体験

先日職業体験で2名の中学生を受け入れさせていただいた。

私が創業してから内職さんをご紹介してくださったり、宣伝の機会をいただいたり、様々なご縁を繋いでくださっている方からのまたまた素敵なご縁。いつも本当にありがとうございます。

体験内容はもちろん

「アクセサリー作り」

最初は緊張した面持ちで物静かな子達だなぁという印象で、どう接したら良いのか分からず、好きな音楽や流行っていることを聞いて、とにかくどんなことに興味があるのかを知りたくて色々聞いてみた。

よく喋るおばちゃんと思われたかもしれない。

間違ってはいないが笑笑

話をしていると、本当に素直で、穏やかに育ててこられたんだなという印象があり、どんなに素晴らしい親御さんなのかと思い、

失礼ながら親御さんのことを伺ったら私と同世代ということが判明する衝撃の事実。。

同時に娘が中学生になった時に、果たして私があんなに素直な子に育てられているのだろうかと不安がよぎる。

そんな不安をかき消すようにw 手を動かしながら、お昼を食べながら、とにかくいろんな話をした。

アドバイスや下手に知識を入れてしまうとオリジナリティのない作品ができてしまうから、指導は最低限に、あとは好きなように作ってもらった。

誰のためになにを作りたいか?決めたのはそれだけ。

学校では教科書のルールがあり、それに基づいて色々と考えたり、なにかを作ったりすることが多いと思うが、

自分の考えたデザインをゼロから起こして形にする、ということはどの教科書にも書いていない。ある意味突然放置をされて戸惑ったのではないかと思う。

誰に作りたい?

どんな時につけて貰いたい?

その人の好みは? 

そんな事情聴取みたいなことから始まったのだけど、実はこれが一番大事。

彼女たちの戸惑いを感じつつも、そこはこちらも耐えて口出しをせず、自分で考えてやってみるという、まず初めの一歩を踏み出せるように見守っていた。

すると彼女たちはお母さんや妹さん、など身近な家族に作ってあげたいと一生懸命考えて悩みながら作っていたが、気がつけばこんなに素敵な作品が出来ていた。

POPも価格設定も自分で作り、考えてもらって、幾らで売れば自分が納得できるか、という値段を設定してもらった。

店頭に並べてみたら彼女たちの顔が一気に笑顔に変わり、やっぱり自分の商品が並ぶというのを見るのは嬉しいよねー、と心の中で言ってた。

イヤリングやピアス作りが気に入ってもらえたようで、気がついたら10個以上もできていてそれはそれは可愛いピアスばかり。

好きなことに出会った後の集中力、意欲的に取り組む姿勢がとても良かった。

素直な心は大事

昨日はわざわざお礼訪問にも来てくれてこんな素敵なお手紙まで。

後日お礼訪問にも来てくれるということは知っていたのだけど、てっきり先生がいらっしゃるのだと思っていたから、

「あれ?どうしたの?」なんてすっとぼけたお出迎えをしてしまい、

「あのー、御礼訪問に。。」と気を遣わせてしまった^^; 

本当はお礼を言う方は私なのに、こんなに素敵なメッセージまでもらって、おばちゃんは嬉しくて本当は泣き出しそうだったのだけどもグッと堪えていたのだよ。。

ちょうど来る直前に決まったサプライズの報告をしたら二人ともとても嬉しそうで、生き生きとした笑顔を見れて疲れが吹っ飛んだ。

とても貴重な経験をさせていただいて本当に良かった。来年もできたらいいなぁ。


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