セミナーを受ける上で大切なこと
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熱心に講師の話を聞く…
セミナーでの姿勢はとても素晴らしいですが、ここを改善することでもっとよくなると感じていました。
自分は毎月セミナー運営のお手伝いをしており、久方ぶりに別の組織で行っていたセミナーに参加者として混ざりました。
両方の視点からお伝えしますが、あくまで参加者として大切なことに絞ります。
大切なことその1:メモ
メモを取る方はとても多いです。
紙に書いたり、パソコンで文字を打ったり、スマホやiPadでメモしたり様々です。
ここで大切なのはメモすることではなく、メモに書く内容です。
セミナーの場合、大抵パワポなど資料を表示します。
その資料の内容をメモしている方が多いです。
全ての文字ではなく、赤字や重要な箇所だけでもメモするというものですが、あまり良いとは言えません。
忘れてしまいそうなら、スマホで資料を撮るかあとで運営に依頼するのもありです。
つまり、資料に書いてある内容をメモするのは勉強にならないということです。
大抵の場合はそのメモを見返すこともないためです。
メモしたことで学んだ感があることも原因の1つです。
では何をメモすればいいのか?
それは話を聞いて、思いついたことや自分の活動に活かせる内容です。
そうなるとセミナーの言葉をそのまま書かず、自分の言葉に置き換わります。
話を聞いたときの閃きや思いつきは、のちに思い出すことが困難です。
思い出すことが困難であることを記しましょう。
セミナーの内容はメモせず、後述するように自分の胎に落とし込めば覚えるため不必要です。
大切なことその2:具体的レベルまで落とし込む
セミナーの内容はやや抽象度が高いことが多いです。
ありきたりな内容だとしてもそれを自分がわかるような具体的なレベルまで落とし込むことを意識しましょう。
セミナーの感想を聞いて「いい話だったなぁ」という場合は学びはほぼゼロです。
抽象度が高いことを具体的レベルに落とし込むことは、自分の活動としてどのような行動をするのかまで決めます。
学んだことを実行しなければ、どんなにいい話もいい話で終わります。
仮に書籍と同じ内容だったセミナーで学ぶことがなかったと感じたとしても、このようなセミナーをすると受講者がどう感じるかわかったはずです。
そのような感覚はご自身の仕事や活動の中で与えていることがないかを洗い出すことができます。
ここまですることで、自分の胎に落とし込むことができます。
そうじゃないものはいい話でしかないため、書籍やセミナー資料があればそれで十分です。
大切なことその3:自分の考えとどう違うか
厳しいことを言うようだが、セミナー講師の言うことが全て正しいなんてことはない。
億万長者と言われる方もお金という指標値でしか換算しておらず、お金以外に目を向ければ何をもってすごいのかわかりません。
そもそもすごい方である必要があるのかという点もありますが…
話が逸れたので戻します。
セミナーを受講するときは自分の考えとどう違うのかを明らかにしましょう。
上記のように言うことが正しいわけではないため、違うことが自分のより強い主張になります。
自分の主張と食い違うところは記憶に残りやすいです。
その違う部分がなぜ違うのかをしっかりと把握しましょう。
把握することができれば、ある事象について2つの意見を手に入れたことになります。
どこかのタイミングで同じ事象に遭遇したとき、2つの考え方ができるということです。
セミナーでは新しい価値観に触れる良い機会です。
ぜひ自分の考えをしっかり認識しておきましょう。
セミナーの参加者とした場合、講師の書籍やブログなどあれば事前に読んでおくことを推奨します。
書籍があれば特に読んでおくことで上記3点に注力しやすくなります。
同じことを言う場面も多々あるためです。
1つでも多くのことを学び、自分に活かすことを念頭に入れてセミナーに参加しましょう。
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