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【相談】自由を問うこと

【この記事は3分で読めます】

ある方の相談をしたときに「自由になりたい」という言葉を聞きました。

自分が東京にきてからもよく聞く言葉で、自分も使っていたことがありました。
自由になりたい…これは現在何かに縛られている、動きにくい環境にいることが発端です。

本投稿を見る方たちも思うことがあるでしょう。
自由になりたいに決まっているだろ!と発言した方もいました。
ではその自由とは何でしょうか?
そこに問うたことがある方はいませんでした。

自分がよく聞いた自由とは、”自分で選択できること”を指していることが多いです。
・自由なお金
・自由な時間
この2つが特に言われます。

自由なお金、自由な時間とはどういうことなのでしょうか。
それぞれに着目してみましょう。

自由なお金とは?

自由なお金というワードが出るとき、不労所得などと一緒に出ることが多いです。
不労所得は自由なお金ではありません
単純に月にいくらかお金が収入として入る、というだけです。

「たくさん稼いで仕事しなくてもいいくらいのことを自由と言うんだ!」と言いたい方もいるでしょう。
ではそれはいくらですか?
仮に1億円と答えたとして、それをどのように使うのですか?

それは自由なお金ではなく、1億円という金額です。
たくさんお金があることを自由ということであれば、そのような言葉を使いましょう。

自由な時間とは?

仕事が多忙であるとき、自分が決めた時間に作業ができたりすることを望むときに言われます。
自分が決めた時間に作業するというのは、会社で決められた時間とかではないもので作業したいということです。

それならばフリーランスになればよいです。
また、Uber eatsなど自分で時間を選べるお仕事もあります。

この言葉を発するとき、「でもUber eatsは違うんだよな…」と思うならそれが何故かを考えましょう。

働くなくて良いことを自由な時間という場合も同様です。
働かないから自由な時間と言えるのでしょうか。
働いていないとき、何をしているんでしょうか。

自由に憧れる前にすべきことがあります。

それは自由の定義を自分の中でしっかり決めることです。
そしてなぜ自由になりたいかを内省することです。

きちんと自分で把握したあと、自由という言葉を使い表現するのか、別の言葉で表現するのか。
自由という言葉に惑わされず、今一度自由と向き合うことが自由に近づくでしょう。

では!

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