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イランは美しかった

こんにちは。はやしです。
初登場なので自己紹介します。

名前:林 知典(はやし とものり)
所属:東京大学卒業予定、4月から人材会社へ
身長:183
体重:65~70
座高:知らない
趣味:バスケ、旅行、散歩、読書、刺繍、舞台鑑賞、よく行くカフェのオーナーの車にいたずら

こんな感じの人間です。至って普通ですね。この前はサイドミラーに草を巻き付けるという高難度のいたずらを施しました。つけ麺は何もつけずに食べ切る派。飼いたいペットはゾウガメ。やっぱり普通ですね。

さて本題へ。

2023年の8月にイランに行ってきました。理由は美しいから。「イランってそんなにきれいなの?」と聞かれることが多いですが、それは愚問です。「イランって危なくないの?」と聞かれることも多いですが、それも愚問です。古くから栄えてきたイランの文化が美しくないはずがないし、中東の全地域が危険なわけではありません。イランは美しいし安全です。

今回の旅行はガイド付きのプライベートツアーで行きました。普段は一人旅なのですが、イランに関してはガチで歴史や文化を知りたかったんです。結果は大正解。ガイドさん詳しすぎます。深夜まで連れ回してくれます。ジョークにも笑ってくれます(愛想笑い)。本当に最高でした。

というわけで、ここからはイランの美しさをつらつら書いていきます。文才には期待しないでください。なお、このブログは非常に長くなっております。人生やることなくて暇を持て余している人以外は読まないよう、十分にご注意ください。



イランの建築

タバータバーイー邸

これ、富豪の家です。でかい。でかすぎる。

富豪の家

家主は絨毯職人だったみたいで、今はミュージアムとして公開されています。敷地の広さにも驚くのですが(写真の5倍くらい)、それよりもすごいのが壁一面に施されている細かい彫刻。本当に美しいです。しかもすべて手作りなので、微妙な違いが楽しめます。

美しい装飾

そんな富豪たちの価値観が表れているのがこちらのエントランス。超地味。ただの家にしか見えません。防犯上の理由もあるそうなのですが、富豪たちは富を見せびらかすのを嫌ったようです。ちょっと日本の価値観と共通するところがあるでしょうか?(秀吉が作った黄金の茶室のことは忘れましょう…)

地味なエントランス


イマーム広場

次はみんな大好きイスファハーン。名前を聞くだけで舞い上がってしまいますね。イスファハーンと言えば「世界の半分」と呼ばれた時期があるくらい栄えた場所。ペルシャ文化が好きな人にとっては聖地とも言える場所でしょう。わいわい。

イスファハーンの中心に位置するのがイマーム広場。とにかく広いです。もともと「王の広場」と呼ばれていたそうですが、現在は市民が散歩したりピクニックしたりする場所になっています。まさに人々の憩いの場です。

イマーム広場

この広場が一番盛り上がるのは夜。夏のイランは日差しが強いので、真昼間に出歩く人はあまりいません。夜に行って涼んでいたら、小さい女の子がやってきて桃をくれました。ありがとう。「どこから来たの?」と聞かれたので、「どこだと思う?」と返したら、「知らない、さよなら。」と言ってどっか行ってしまいました。質問に質問で返した僕が悪いです。ごめんなさい。

夜のイマーム広場

こちらが広場内のイマームモスク。美しいですね。見るものを圧倒する華麗さがそこにあります。設計した人はきっと神の使いなのでしょう。青・緑・黄をベースにした鮮やかな配色、手の込んだ装飾、そびえ立つミナレット、蜂の巣型の天井…。本当に最高でした。

華麗な建築

拡大するとこんな感じです。タイルがビッチリ敷き詰められているのがわかります。一枚剥がして持ち帰ろうとしたのですが、ちゃんと自制しました。あぶないあぶない。えらいぞ、自分。
(やっぱり持ち帰ったほうがよかったでしょうか?やらない後悔よりやる後悔?)

タイル張りの壁


ジャーメモスク

こちらはイランで最も古いモスクのひとつ。9世紀に建設されたそうです。シンプルで美しいですよね。煌びやかな装飾には出せない美しさが感じられます。

あと、どうでもいいけど写真きれいですよね。イランの夏はずっと晴れだから毎日が写真日和。そして毎日が熱中症日和。

ジャーメモスク

静かで落ち着いている感じがとても良いです。観光客はほとんどいません。誰にも邪魔されず、ゆっくりと流れる時の中で、イランの歴史に浸ることができる味わい深い場所です。

ジャーメモスク

モスクの下には地下礼拝堂があります。ひんやりしていて気持ちいいです。アラバスターという半透明の石を通して差し込む光が、礼拝堂に神秘さをもたらします。ぼんやりと照らされた空間に佇んでいると、徐々に魂が宇宙に溶け込んでいくような感覚に包まれます。

地下礼拝堂


ピンクモスク

次はイランで一番のインスタ映えスポットと名高いピンクモスク。ピンクを日本語に直すと桃色。

桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃桃。

そろそろゲシュタルト崩壊が起きたでしょうか?え、起きていないですか?そういえばピンクは桜色とも呼びますね。

桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜。

さすがに起きたでしょう。個人的には「桃」より「桜」の方が起きやすい気がします。そんなことないですか?

*ゲシュタルト崩壊:全体性が失われ、各部分に切り離された状態で認識されるようになる現象。例えば、一つの漢字を注視しているとパーツごとにばらけて見え始め、ひとかたまりの文字として認識することが難しくなったり、よく知っているはずの文字の形に疑問をもち始めたりするなど。(デジタル大辞泉)

ピンクモスク

とにかくピンクを使いまくっているんですよね。これほどピンクを使っているモスクは世界でも有数です。ステンドグラスから差し込む光が室内を美しく照らし出します。壁の装飾もなかなか可愛いです。

ピンクモスク

個人的にこの天井がものすごく好きです。美しすぎませんか?写真を拡大すると、どれほど細かく模様を描き込んでいるかがわかります。首が痛くなるほど見上げていました。

ピンク色の天井


イランの町並み

たぶんイランは皆さんが思っているより発展しています。てか世界中どこも発展しています。ここ10~20年の伸びってすごいと思うんですよね。10年前に訪れた発展途上国にもう一度訪れてみると、その変わり様に驚くのではないでしょうか。

伝統的な町並み

という前置きは置いておいて、まずはイランらしい町を紹介します。それがこちら。いかがでしょうか?アラビア感全開。まさに中東って感じ。アラジンに生まれ変わってお姫様と結婚できるのではないかと想像してしまいます。(将来の夢は女社長と結婚して養ってもらうことです)

伝統的なヤズドの町並み

実際に町を歩いているとこんな感じです。日本とは違い、石とレンガの世界が広がっているのがよくわかります。中心部を離れると写真のように落ち着いていて、ゆったりと歩き回れました。
(先ほどの女社長と結婚する夢は嘘です。理由は実現可能性が低いから。本当の夢は宝くじを当てることです。)

ヤズドの一角

ガイドさんと歩き回っていたら、どこからか子どもたちが集まってきました。かわいいもんですね。一緒にサッカーをしました。子どもたちとの交流を通した学びは、「技術がなくても体格で上回っていれば大体のスポーツは勝てる」です。

かわいい子どもたち

ガイドさんと歩き回っていたら、どこからか自転車に乗ったおじさんが現れました。それだけです。

自転車に乗ったおじさん


バザール

バザールは何度行っても面白いです。そして値段も安いです。だから買い物を好きなだけ楽しめます。ちなみに、バザールは観光客と所得が半分以下の現地民しか来ない場所です。金持ちはなんの味気もないモールに行きます。

バザール

怪しい粉末がたくさん売ってあります。たぶん美味しいです。

怪しい粉末(冗談ですよ笑)

ラグを売っている商人さんです。たぶんいい人です。

ラグを売っている商人さん

そろそろためになることでも書きましょう。バザールの天井を見ると、1店舗ずつアーチで区切られています。なぜだかわかりますか?ん?わからない?ふふふ。焦らしたいので答えは後ろの方で記述します。

バザールの天井


伝統的でない街並み

こちらは首都のテヘランです。さすが大都市。発展していますね。少しぼやけてしまっているのですが、遠くで高層ビルが並んでいるのが見えると思います。イランの大都市はけっこうこんな感じです。

テヘランの街並み

こちらは別の大都市の夜景。日本とまったく変わらないですね。発展するとどの街も似通ってくるものなのでしょうか。

夜景


豆知識

答え合わせ~。先ほどの質問の答えは、「音を区切るため」です。バザールは非常に騒がしいため、店舗ごとに空間を区切ってあげることで会話をしやすくしています。先人はマジで頭いい。

もうひとつの豆知識として、「風の塔」が挙げられます。これまでも何度か登場しているはずです。これらは風を家に取り込むためのもので、今でもあちこちで使われています。塔の下に立ってみるとわかりますが、夏とは思えないほど涼しいです。一切電力を使わずに家を涼しくする方法を編み出した先人、マジで頭いいです。

風の塔


イランの食事

あんまり興味ないので飛ばします。ごめんなさい。興味ある人はgoogleに聞いてください。全部載っています。というか、このブログに書いてあること全部載っています。そろそろ離脱してもいいんですよ?

申し訳なさすぎるので、写真何枚かだけ載せます。最後の写真は想像の5倍大きかったホットドッグです。

ガイドさんの家でいただいたカレーもどき
大好きなナスの入った何かしらの料理
別のガイドさんと串刺しパーティー
お店のパンを眺めてたら通りすがりのおじさんにお尻触られた
3食分のホットドッグ


イランの宗教

イランの主となる宗教はイスラム教。当たり前ですね。ただ、イランの中でも様々な宗教が混在している地域があります。その地域の名前はヤズド(さっきも登場しています)。ゾロアスター教とユダヤ教を加えた3宗教が共存しているのです。

ここで軽くゾロアスター教の紹介をしましょう。ゾロアスター教は光と善の神様である「アフラ・マズダ」を最高神と置いており、その象徴である「火」を崇拝する宗教です。そのため、日本では「拝火教」とも呼ばれています。

ちなみに火を拝む理由は、①煙が天に向かって上るから、②明るいから、③火を囲んだ人々を団結させるから、④浄化作用があるから、⑤万人を等しく照らすから、だそうです。

ゾロアスター教のシンボル

そしてこのゾロアスター教が初めて栄えたのが、ここイランの土地だったのです。時代は前6世紀のアケメネス朝ペルシャ。国の宗教として栄華を誇っていました。しかし、それも束の間。7世紀にはイスラム教がイランに進出し、それ以降はガクンと信者が減ってしまいました。

そんなゾロアスター教の名残が残っているのがこの山。沈黙の塔と呼ばれています。現在は使われていませんが、つい90年ほど前までは信者の鳥葬を行っていた場所でした。ゾロアスター教では火や土を汚すことは許されなかったため、火葬や土葬は行わず、体を塔の頂上まで担いでいって鳥に食べてもらっていたらしいです。本当の意味で、体を自然に還していたのですね。

沈黙の塔

ヤズドにあるもう一つの重要スポットがこちらの聖火。なんと1500年以上燃え続けているとのこと。言葉が出ません。オリンピックの聖火もここから来ていると言われているそうです。意味わかんないかもしれないですが、ただの火に意味を持たせることができる人間に生まれてきてよかったと感じました。

燃え続けている聖火

このヤズドという地域はゾロアスター教の聖地です。でも、イランはもう1000年以上イスラム教の国。普通であれば両者の間に軋轢が生まれてもおかしくありません。しかし、ヤズドでは長い間目立った衝突はなく、ユダヤ教を加えた3宗教が今も平和に共存しています。なかなかすごいことだと思います。ほんとに。


余談:きれいな写真

きれいな写真載せます。暇な人は見てみてください。

どこかのモスク
イマームモスク
イスファハーンのおしゃれなカフェ
どこかで見上げた天井
どこかの建物
テーブルクロス
博物館の天井
タイルたち
よくわかんない雑貨
ピンクモスク
テヘランの博物館


イランは美しかった

ここまで読んでくださった方々ありがとうございました。長かったですよね。でもせっかくなのでもう少し耐えてください。

ここから本当に書きたいことを書きます。
(以下、ですます調を一時放棄。)

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日本人は格差がないことを平和と言う
イラン人は戦争がないことを平和と言う


この旅行で僕は4人のガイドさんに出会った。ありがたいことに、全員どんな質問にも正直に答えてくれる人たちだった。様々な話をした。文化の話、食事の話、趣味の話...そして経済の話。

イランの経済は中東の中では悪くない。観光客は多いし資源もそれなりにある。しかし、それは安定とは程遠い。街が明るくて観光地がにぎわっているのは事実。でもそこでは見えないもうひとつのイランがあるのも事実。

僕はイランで、国の安定度を測れる質問を見つけた。「月収はいくらですか?」である。ほとんどの日本人は答えられるだろう。だがイランでは誰も答えてくれない。答えられないのだ。わからないことには答えようがない。明日、戦争が起きるかもしれない。経済制裁が厳しくなるかもしれない。事実、そういったことはこれまで何度も起きてきた。そしてそのたびに仕事を失ってきた。安定した収入が存在しない世界では、月収などわかりようがない。


日本人は格差がないことを平和と言う
イラン人は戦争がないことを平和と言う


今、イランのインフレはとてつもない。昨年買った車の値段は2倍になっているそう。それもそのはず。だってインフレ率が40%を超えているのだから。インフレがひどいとされているイギリスやアメリカですら10%を超えないことから、その深刻さがいかに顕著かがわかるだろう。(ちなみに日本は3%くらい)

これにはアメリカを中心とした国々の経済制裁が深く関わっている。イランでは石油を輸出できない。海外送金もできない。当然クレジットカードも使えない。このような状況では経済が低迷するのは当たり前だ。そして経済がどうにもならない国では、国民が海外へ逃げ始める。

僕が出会った4人のガイドさんのうち、2人は海外移住の手続きを進めていた。イランからだとかなり制限が厳しいが、やるしかないそうだ。最終日に出会った2人組の高校生も、大学以降は海外に移り住むことを考えているそう。

「イランのことは嫌い?」。そんな質問を投げかけてみた。答えはみんな一緒。「大好き。この土地が好き。ここが私の帰る場所。」

そしてこう続ける。「でもこの国の将来は全然わからない。イラン革命、イラン・イラク戦争、経済制裁開始、アメリカの核合意脱退、首都での大規模プロテスト運動...。通貨は何度も暴落し、経済はぐちゃぐちゃ。ついでに選挙も腐敗している。だから海外に逃げるしかない。」


それでもイランは美しい
だからこそイランは美しい


戦争とはなんなのか。そんなことを考える。戦争で何が得られるのか。何が奪われるのか。

戦うことだけが戦争なのか。そんなことも考える。実際には戦わない戦争も存在するのか。直接人を殺さない戦争も存在するのか。イランの戦争は終わったのか。

だが、ここでは戦争の是非を問うことはしない。経済制裁の是非を問うこともしない。僕にそれを語る資格はないし、あっても語りたくない。あの日、僕が感じたのは全然別のことだったから。


ただただかっこよかった
ただただ美しかった


これが正直な感想。これ以外なにも思わなかった。そこには尊敬を超えた何かがあった。目が釘付けになっているのを感じた。こんなことを言うのは筋違いなのかもしれないけど、それでもひたすらかっこいいと思った。美しいと思った。かわいそうなんて言葉は一言も出てこないほど圧倒された。弱音を吐き、自身の限界に悩み、迷いながらも、それと同時に美しい顔をして前を向く。生きても生きなくても、容赦なく明日が来ることを知っている顔。僕にもそのような顔ができるだろうか。

そして彼らを好きになった。

余暇を楽しむおじさんたち
夫婦
カメラ目線の少年


2023年の振り返り

2023年は僕にとって「絞る年」でした。やらなくなったこともあれば、興味がないと切り捨てたこともあります。自分には無理だと諦めたこともあります。たくさんのお荷物を捨てました。

同時に価値観を絞る1年でもありました。これまで考えた方がいいと思っていたことについて考えるのをやめました。背伸びしたり周りのことを考えたりするのもやめました。「自分はこうしたい」や「それはどうでもいい」と言うことが増えました。ある意味、自分勝手になりました。

うねる木

でも、何かを捨てるということは新しい何かを受け入れる余白ができるということ。その余白に春風が舞い始めているを感じています。例えば、刺繍やカバン作りを始めてみました。とっても楽しいです。これまで手に取らなかった本を読んでみましたし、以前なら素通りしていた場所にも入ってみました。僕が気づいていなかっただけで、世界は色で満ち溢れていました。

視野を狭めたことで見えなくなった世界があります。と同時に、新しく見えるようになった世界もあります。おそらく両方を同時に選ぶことできません。どちらを選ぶのが正解だったのかはわかりませんが、視野を狭めたこの世界を僕はけっこう気に入っています。

ドライフルーツ


最後に

最後にイランの砂漠の写真を載せます。移動中に車を停めてもらって撮った写真です。とくに何かがあるわけではありません。みんな素通りするようなどこにでもある砂漠です。そんな名もなき地で、僕は永遠と佇んでいました。

名もなき砂漠

人は自分の小ささを感じたくなる瞬間があるのではないでしょうか。自分を丸ごと空っぽにしたい瞬間。バラバラになって宇宙に溶け込みたいような瞬間。意味を持たないこの名もなき砂漠は、そのような瞬間を与えてくれました。

この砂漠に戻ることは二度とないでしょう。どこにあるのか一切覚えていませんから。でも、僕はこの地にとても感謝しています。このブログを書こうと思ったのも、この地に佇んだことがきっかけです。またいつか、このような瞬間に巡り合えることを楽しみにしています。

砂漠の中で(1)
砂漠の中で(2)
砂漠の中で(3)

(完)


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