【9/5発売!】「ぼくは福祉で生きることにした」、ブックライティングしました
春から夏にかけては、せっせと本づくりに勤しんでいました。
その一つが、来週9月5日、いよいよ発売になります。
「本を作ろう!」ということになった時点では、まさか商業出版までできるとは考えていませんでした。
だけど、伝わるものってやっぱり、コンテンツが強い。私自身、こんだけおもしろい(といっては語弊がありますが)ものを著者の心のうちにとどめておくのは、もったいないと思いました。
「伝わる」とはやっぱり、コンテンツそのものが人を動かしていくことなんですね。
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河内崇典著「ぼくは福祉で生きることにした」
水曜社刊 4-6並製・208ページ
定価 1,650円(本体1,500円+税)
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福祉なんて、自分とは縁遠いものだと思っていました。
けれども、不思議なことに、この本の制作が決まったとたんに、自分の家族や親族が介護保険のお世話になることになりました。
福祉って、本当に暮らしそのものだった。
著者の河内崇典さんは、「なんも特別なものじゃない」とよくおっしゃいました。福祉をやっているからすごいとか、いい人だとか、そんなこと言われても全然嬉しくない、と。
河内さんは、大阪を拠点に障がいを持つ人や、生きづらさを抱える若者や子どもたちの支援事情を二十年以上、手掛けています。また、福祉事業の関連団体も複数、兼任。
「こんなにやりがいのある仕事はない」とよくおっしゃっていた、その理由が、この本にはつまりきっていると思います。
NPO法人み・らいず2 https://me-rise.com/
(↑ネタがありすぎる 笑)
また、ブックライターとしては、初めて企画から構成までまるっと1冊、関わることができました。
もちろん、反省点や見直すべきところはたくさんありましたが、本づくりについて、また出版について、少し理解が深まったように思います。
出版が決まるまでは、「二十年間の活動の記録として」とか「まとめておけたらそれで」みたいなところもあって、必ずしも商業出版を!みたいな熱量ではなかったことも確かです。
それがなぜ、こういう形で世に出ることになったのか。
内容のよさはもちろんですが、誰もが必ずしも商業出版できるとは限らない世界なので、私としては、利用できるシステムやコツはつかんで、活用していくことを考えました。
そして、これらの経験は、これから本を出したいと考えている方の何かしらのヒントにもなるかもしれないと思うので、本づくりについては別途、noteなどで発信していこうと思います。
取材を通じて、自分ごとにはなかなか思えなかった福祉が、今とても身近に感じられるようになったことが嬉しい。世界がちょっとずつ、自分の中で広がっていくのが楽しい。
河内さんの挫折も失敗も、この本の中にはあけすけに書かれています。それでも福祉を仕事にする理由。
一緒に感じて、泣いたり、笑ったりしてもらえたら嬉しいです。
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河内崇典著「ぼくは福祉で生きることにした」
水曜社刊 4-6並製・208ページ
定価 1,650円(本体1,500円+税)
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