Tomoko

イギリス在住20年。今後の転職活動用&自分のためのメモとして、これまでの活動内容や現在…

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イギリス在住20年。今後の転職活動用&自分のためのメモとして、これまでの活動内容や現在の仕事を記録していこうと思います。

最近の記事

上手なプロ演奏家とパッとしない人の違い

プロとして、技術やらキャリアやらに文句のつけようがない(私から見て)友人たちの話を聞いていると、色々と共通点があります: ・ものすごい有名な指揮者だけれど、指揮が下手でムカつく ・オーケストラで横に座る人が、嫌がらせで、わざと隣の人が間違えやすいように演奏してきて、陥れようとしてくる ・有名で評価も高いオーケストラに所属しているけれど、自分の好みに合うような演奏はなかなかできない 音楽関係者の飲み会に行くと、日本で活動している音楽家でも、イギリスで活動している音楽家でも、

    • ちょっと悲しい事(アーティスト イン レジデンス制度について)

      最近は助成金について色々と投稿しておりましたが、正直なところ、同じような申請方法で申請可能なアーティスト・イン・レジデンス職の方が、助成金申請より好きです(好き嫌い言えるほど、申請しまくっているわけではないですが)。 「今は子供の学校もあるし、色々難しいけれど、そのうち日本でも参加できそうなプログラムないかな〜」とアーティスト・イン・レジデンス職を検索するのですが、なかなか出会いがありません。 生成AIに「日本でできる、アーティスト・イン・レジデンス職を教えてください」と

      • 音楽活動を続けるために、現在取り組んでいること。

        音楽業界で仕事をしているといっても、基本鳴かず飛ばずなので、他の業種に転職しても良いとは常に思っています。 ただ、現在は子供の学校や習い事の送り迎え、また夏休み、冬休み、春休み、ハールタームx年3回等の長期休みの時には、その送り迎えがさらに激しさを増すため、いわゆるフルタイム正社員は全く不可能だということがわかり(試しましたが、昨年一年でギブアップ)、自分の働ける時間帯だけで一番効率よく稼げるのが、音楽を使った仕事であるため、音楽系の仕事を続けています。 音楽の仕事を選ん

        • 特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 12 続ー助成金等、お役立ち情報が流れてこない理由

          先日の記事に、「なぜ助成金などの、音楽家として生きていく上で、そこそこ大切なビジネス情報が流れてこないのか」という疑問を提示しまして、当たり障りない回答を付けたのですが、もう一つ追加できそうなことを思いついたので、こちらに補足させていただきます。 生徒さんなり、演奏会なり、練習なり、作曲なり、そういったことで生計がきちんと成り立っている人は、結構あり得ないほど多忙です。 そういうわけで、おそらく音楽で生計を立てている人は、お役立ち情報などを人様に伝える暇がないのではないか

        上手なプロ演奏家とパッとしない人の違い

        • ちょっと悲しい事(アーティスト イン レジデンス制度について)

        • 音楽活動を続けるために、現在取り組んでいること。

        • 特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 12 続ー助成金等、お役立ち情報が流れてこない理由

          アナログ人間と生成AIの付き合い方

          私は正式な文章をきちんと書く訓練を少ししか受けていないため(一応修士論文ギリギリ書けた。内容もギリギリ、文章力もギリギリだと思います。ちなみに英語だけなので、日本語は小学3年生の作文レベルの作法がわかっているかどうか)、助成金申請等用の文章は生成AIが一般化して以来、ありがたく使わせていただいております。 おかげさまで、「最初の書き出しが全く思いつかない」「構成が思いつかない」「どういう方向性で書いていけば一般受けするのかわからない」という、アホ丸出しの自分が少しはデコレー

          アナログ人間と生成AIの付き合い方

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法11 助成金等、お役立ち情報が流れてこない理由

          音楽業界(クラシック系は特に?)、働き方についての情報がまーーーーったく流れてきませんでした。 現在はマシになっているのかと思いきや、やはりそれなりに実力がある人たちでも、ほとんどの人が手探り状態なのには変わりなさそうな印象です。 これはなぜなのでしょうか。  以下は全て私の私見ですので、全く信憑性も統計的根拠もありません。 そして、今日は寝不足のため、いつもよりさらに解像度が低い感じなので、Chat GPT と、Perplexity.ai にも訊いてみました。 両方とも

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法11 助成金等、お役立ち情報が流れてこない理由

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法⑩助成金申請等をしてよかったこと。

          助成金申請して、何とか自分が考案するイベントを立ち上げ、人様のお役に立てたら良いなとは思うのですが、結構すぐにネタ切れをしてしまいます(私の場合)。 そういう時は、自分が気になる助成金の過去の受給者(?)のイベント等をチェックしたりして、「世の中にはこういうものが必要とされているのだな〜」とか、「こういうのは面白そうなので、真似できるところないかな」などと、新たなアイデアが生まれてきたりするので、自分一人で悶々としているよりは頭の体操になっている気がします。

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法⑩助成金申請等をしてよかったこと。

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法⑨助成金申請時の空気を読むコツ

          昨日の投稿で、 「助成金申請成功のコツは、「リサーチ力」と「空気読む力」と「運」ということで、結論とさせていただきます。 リサーチ力と空気読む力については、ある程度自分で何とかできる範囲かと思いますので、私が日頃試していることを、明日の投稿でお知らせしたいと思います。」 と書きました。 リサーチ力については: 1、日&英(私の場合)の音楽家が使えそうな助成金リストを時間があるときに調べ、 上記のようなスプレッドシートに大まかな情報を記録しておく。 2、人様のコン

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法⑨助成金申請時の空気を読むコツ

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法⑧助成金申請成功のコツ

          助成金申請成功のコツは: ・締め切りを守る ・決められた規定や提出書類をきちんと揃える ・その助成金が求める性質と、自分のイベント等の目的や雰囲気が合致している などがあるかと思いますが、申請する金額が多すぎても少なすぎても成功しない気がします。 金額が多すぎるといのは理解ができますが、少なすぎてもダメなんて。 申請する金額が少なすぎると、「こんな少額のために、いろいろ審査しなあかんのかい!」って審査側も面倒になるからでしょうか・・・? また、やはり結構出来レースみたいな

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法⑧助成金申請成功のコツ

          【業界ニュース】暗号通貨とクラシック音楽と。

          (ニュースの要約及び日本語訳は、一番下に記述しております) 音楽業界でいかに生き抜くか(=そこそこ、家族を養うくらい稼ぐ)と思いを馳せた時に、チマチマした助成金を考えるよりも、音楽と最新技術を結びつけて、何とかお金を稼ぎたいといつも思っておりましたが、暗号通貨業界で3年働いても、何にも、本当に何にもカラクリが理解できず、結局断念した過去があります。 自分のイベントとNFTを関連づけたりして〜とかいろいろ考えたけれど、自分も他人も楽しい気分になれそうなものは、全然思いつきま

          【業界ニュース】暗号通貨とクラシック音楽と。

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ⑦ イギリスの助成金リスト

          私は普段イギリスで活動しているので、イギリスの助成金リストも重要です。 アーツカウンシル、ブリティッシュカウンシル、ロタリーファンデーション、ササカワ財団等で、自分に合うのはないかどうか時々チェックしますが、こちらのサイトもいろいろな種類が載っているので楽しくチェックできます。 また、そういうサイトばかりに出入りしていると、アルゴリズムの関係かどうか私には分かりかねますが、Facebook等に便利そうな広告が流れてきたりもします(あ、でもレジデンシャル・アーティスト職の募

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ⑦ イギリスの助成金リスト

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ⑥ 助成金の申請が通った後の話

          助成金って、申請するまでが大変というより、申請が通った後の方がキツい気がします。 申請許可が出ても、申請内容に関する細かいチェックが入ったり、減額交渉が入ったりします。 特に私の場合は、子供さんが対象になるイベントも多いので、審査がより細かいです。 自分のDBSチェック(犯罪歴証明書。最近は、子供の学校の遠足の付き添い等にも必要)はもちろん保持しているのですが、子供さん対象イベントに関わる全てのスタッフにDBSが必要となるので、その辺りをきちんと押さえていく必要があります

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ⑥ 助成金の申請が通った後の話

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ⑤ 【助成金申請のスケジュール】

          もちろん、偉い人が書いてくれた助成金申請の手引書などには、「それぞれの助成金の締め切りをきちんと調べ、スケジュール管理しよう」的なことが書いてあるのですが、私は予定を立てるのが苦手すぎるので、やりたいイベントがあったら、その時期に申請が可能なものを探し、間に合うものにギリギリ提出という手段しか取ったことがありません。 ちなみに、申請までに余裕があっても、締め切りギリギリまで申請準備がスタートできません。 40歳越してるのに、残念ながら、小さい頃からの性格は変わりませんでした。

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ⑤ 【助成金申請のスケジュール】

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ④ 助成金の種類 (日本)

          日本にはどのような助成金(音楽家用)があるのだろうかと調べましたが、ざっと出てくるのはこんな感じです。 規模が小さな個人が使えそうなのはあまりない印象です。 1. 文化庁の助成金 文化芸術振興費補助金 2. 日本財団の助成金 日本財団の文化・芸術活動助成 3. 地方自治体の助成金 各都道府県や市区町村の文化振興助成金 4. 民間財団の助成金 トヨタ財団の文化支援プログラム サントリー文化財団の助成金 5. 国際的な助成金 日本国際交流基金の助成金 6.

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ④ 助成金の種類 (日本)

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ③ 助成金

          私が音楽家として仕事をしていくとなると、障害となるのが収入源。前回の投稿のように、教える、プロオーケストラやアンサンブルでの活動が難しい身として、どのように活動すべきか、常に模索してきました。 また、私と相性が良いと感じているのは病院、図書館、美術館といった公共の場でワークショップを提供することなので、利用者さんたちから直接チケット代をもらい続けることが難しい(できれば、自分から進んで音楽を聴きに行ったりするタイプでない人々にも楽しめたり役にたつものを提供したいので)ため、

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ③ 助成金

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ②

          音楽家(作曲以外)として収入を得る方法として、一般的なものは: 1、教える 2、コンクールで賞を取り、賞金や評判を手にいれる 3、コンサートをする 4、プロのオーケストラに入る 5、オンラインの世界で頑張る あたりかと思いますが、それぞれに弱点もあります。 1、教える→楽器や住んでいる地域によって、生徒さんの獲得が難しい時がある。オンラインクラス開講ができるものもあるけれど、それも向いている楽器と向いていない楽器がある。 2、コンクール→賞を取ったことにより仕事を増やし

          特に将来を嘱望されていたわけではない音大出が、音楽業界に居座り続ける方法 ②