介護の気遣い

他人様の何気ない一言がキッカケとなって、その方のアラを探してしまう、とてもイヤな一面を持ってる俺。

バアさんの世話をしてくれてる70代のヘルパーさんの一人が、俺もやりたくないオムツ交換の際に、「あら、ウンコしてるわ!」とか、「和子さん、協力動作してね〜、動いて!」と大きな声で話したり、「和子さんはいいお洋服を買って贅沢してきたからねぇ」とか、「お料理もパンもパッチワークも、もうできないわね〜」とか、明らかにデリカシーに欠ける発言をすることが度々ある。

本人は悪気はなくて親しみを込めて話してるのはわかってて、ちょっとアタマの悪い、雑な性格なのかもしれないけど、言われた本人がどう思うかを想像して話して欲しいと常々思ってた。

他の若いヘルパーさんは、優しくてちゃんと気遣いもできるけど。

先日、同様の発言があって、バアさんの表情が一変したのを見た俺は、このヘルパーさんを別の部屋に呼んで、事を荒立てないように、なるべく丁寧に優しく諭した。←オトナ 。眼だけは睨みつけながら。

ちょっと問題になりそうな発言でもあったので、ケアマネさんにもシッカリと報告しといた。

他人が世話する介護は、人間同士の付き合いであり、コミュニケーション力が試される場でもある。その人の性格の問題だけで済まされないことも多々あるので、気を遣うことの基本を理解してほしいものである。といっても基本、アタマの悪い人間にはムリだろうと思われる。←エラソー


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。