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#15 【レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか】を読んで


レッドブルのイメージはどんなイメージを持っていますか?
僕は、「眠い時に飲むドリンク」「エキサイティングなスポーツイベントのスポンサー」「飲み過ぎると危険」みたいなイメージを持っています。

実際に、レッドブルはマーケティングにかなり力を入れており、レッドブルのイメージを作るための宣伝費を惜しまない企業だなと思いました!

この 【レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか】はレッドブル創業者のディートリッヒ・マテシッツの取材はほぼできていないという状態なのですが、レッドブル社はどのような企業なのか、ディートリッヒ・マテシッツはどのような人なのかが書かれている本となっています。

この本はこんな方におすすめです。
1. レッドブル社の成り立ちを知りたい
2. レッドブル社のマーケティング戦略を知りたい
3. ディートリッヒ・マテシッツ(創業者)に関して知りたい

今回は以下2点に関して書きたいと思います

レッドブルが生まれたきっかけ
すべてはマーケティング


レッドブルが生まれたきっかけ

ディートリッヒ・マテシッツは企業のマネージャとして働いていた際に、日本の高額納税者リストに載っている大正製薬の「リポビタンD」に注目しました。
このリポビタンDのような商品で高額納税者にまでなれる商品に興味がわいたのがきっかけでした。
そして、オーストリアで様々な衛生の証明書を提出してようやく販売開始ができました。

日本のリポビタンDがきっかけでレッドブルが誕生していたと思うと大正製薬すごいなと思いますよね。


すべてはマーケティング

「万物は流点」するという考えのもと、スポーツイベントへの協賛のみではなく新しい分野にも進出を始めました。

CMでも有名な「翼を授ける」というように多くの人に対して、喉を潤すというだけでなく、新しい世代のライフスタイルを体験するということも提供しています。
また、「精神的付加価値」というように、イメージ、価値、イデオロギーを心に訴える戦略をとっています。

そうすることで名だたるセレブたちがレッドブルを愛し、勝手に宣伝してくれるようにもなっていきました。

また、レッドブルがスポーツイベントのスポンサーになる際は、必ずレッドブルの名のもとに、メインスポンサーとして参加するということを徹底して行っています。

その当時は14億ユーロもの大金をマーケティングのために使用しており、人々が「レッドブル」という名を聞いた際に何をイメージしているのかを考えて、多額の費用を使っているという形です。

実際に、「レッドブル=喉を潤してくれるもの」というだけのイメージをもっているかたは少ないのでしょうか?
レッドブルを飲めば「何かパワーをくれるようなもの、そしてそのパワーでいろんなことが達成できそう」のようなイメージをもっているかたも多いのでしょうないでしょうか?


最後に

【レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか】を読んで、レッドブルがイメージの形成のためにどれほど徹底しているのか、また顧客に与えたいイメージをしっかりと伝えるためにどのような戦略をとるのかなど、レッドブル社がやりたい戦略など知ることができました。

他にもレッドブル社がスポーツチームの買収時にレッドブルの理念を前面に押して買収をしていることや、社長個人で行っているビジネスなどの記載もありました。

最後まで読んでいただきありがとうございます!



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