ゆきどけと、桜の花びらが舞うころに。
その人たちに出逢ったとき、
私は限界だった。
天井の電気のオレンジ色の常夜灯の光を延々と見つめ続け、そんなに、どこから湧いてくるのかもわからない涙を、ただただ目から流し続けた。繰り返すうちに、カーテンの隙間から光が差して夜が明ける。
ただ、「生きていても、仕方がない」「価値がない」その言葉を何十回も何百回も来る日も来る日も来る日も自分に、刺し続けた。
「絶望」ってこのことを言うんだなって初めて、腑に落ちた。そして、ひどく胸が締め付けられた。
そんな中で、私は「D×P」を見つけた。
スタッフとか、高校生とか、コンポーザーとかそんなくくりは一切なく、支援するとか教えるとかここでは全く意識すらすることもなく、
なんとなく、あっちの方では
誰かと誰かが笑いながら話していたり
愚痴りながら他愛もない話をしていて、
なんとなく、こっちの方では
誰かと誰かがぎこちなく「初めまして」
と言っている。
そして、じぶんは目の前の彼女の話を聞きながら、わたしもなんとかやれるかなと勇気をもらったり、なんとなくせなかをおされる。
あの温度感を何度も思い返してみるうちに
それをかさねているうちに、
「この人たちとなら、もうすこし
生きてみてもいいかもしれないな」
と。
***
そんなきっかけから、私は昨年春より認定NPO法人D×P(ディーピー)にて企画運営インターンとして活動しています。
D×Pは主に定時制や通信制高校の高校生をサポートしています。そして、生徒ひとりひとりと支援するされる関係というよりも「ひとりの人」として関わることも、ひとつ大切にしています。
「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」を私たちと、
高校生ひとりひとりと共に、創ってみませんか?
応援、よろしくお願い致します。
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