手紙その11『敵』
ネガティブな感情は敵を作りだす。
以前、少年野球の試合で、主審の判定が相手有利な事に子ども達は腹を立てた。
『おかしい』『むかつく』『ぶん殴りたい』
主審に聞こえないように不平不満を漏らした。
この瞬間、9人対9人のスポーツである野球が、9人対10人になるのを感じた。
主審がこちらを敵視したわけじゃない。
子ども達が勝手に主審を敵に回した。
戦わなくてはならない相手を自ら増やした。
結果、負けた。
怒りは敵を増やす。
マイナス感情で増えた敵。
それは本来、戦う必要がなかった相手。
場合によっては味方にもなり得た相手。
その情動がもたらす結果は?
敵を作るのはいつだって自分だ。
いいかい息子たち。
その逆を往け。
敵の作り方、その逆で。
君たちが得るものは―
ティーツリー
花言葉は『強い味方』
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