1945年の東京大空襲。 2011年の東日本大震災と原発事故。 そして、2022年のいま起きているウクライナ侵攻。 戦争、天災と人災、そしてまた戦争が起きている3月。 世界が平和でありますように、と、 祈りながら、声を上げながら、寄付をしながら暮らしています。 遠い近いで考えるべきではないと判りつつ、どうしても震災と原発事故のことをいちばん考えてしまいます。 いま防災ツールとして活用しているのが、【特務機関NERV防災アプリ】です。 https://nerv.app
私は「ホラーは本でなら読める、音がつく映画やゲームは苦手」の人間です。 でも、たまーーーに映画館に足を運ぶことがあります。 今回の映画『サユリ』も、珍しく映画館に行って観てきました。 なお原作『サユリ』は未読です。 雑誌「怪と幽」で押切蓮介さんのことは知っていたのと、「悪霊サユリとババアが戦う」という前情報で観にいくことにした映画『サユリ』。 独りではとても行く勇気がなかったので、いつも本を貸し借りしている往年の友人を巻き込んで。笑 以下、「観てきた」前提の
要はメディアミックスの話です。 以前は「創作物は文字で読むかアニメで観る」だったのが、生活の変化で「聞く」「実写を観る」のハードルが下がり、折しも読んだものが実写化する率が高い時代に当たったこともあり、メディアミックスで同一作品を複数回味わうことが増えました。 ということで、最近メディアミックスで読み聞き観るを重ねたもののログです。 ▼ カササギ殺人事件 先に原作小説を読み、後からミステリーチャンネルで字幕で実写ドラマを観ました。 原作の「作中作の登場人物と現実の人物
職場での間食をプロテインにしてみた話。 うちの職場は、デスクである程度の飲み食いが許されています。なので、基本的にはティーバッグと飴やチョコなどを用意して、頭がまわらなくなってきたら摂取するようにしています。 昼食も取ります、が、私は一度に食べる量が少ないので、夕方になるとお腹が空きます。最近、飴やチョコではしのげない……とはいえ菓子パンのようなものを食べるのはどうかと思うし、スタバなどのドリンクをテイクアウトしてくるのも毎日では費用がかさむ……と悩み、辿り着いたの
移動時間に読むために、「館」シリーズを電子書籍で買い足したので、あらためて読み直したログです。初出はえっくす。カバー写真は綾辻さん・京極さん・辻村さんのトークイベント(撮影OKタイミング)です。 ちょうど『十角館の殺人』初ドラマ化の時期と重なったので、その感想も含まれています。 私が綾辻さんを読みはじめたのは、ALI PROJECTのアリカさまが愛読していて、『暗黒館の殺人』の帯コメントを書くと知ったからです。 なのでシリーズ初読が『暗黒館の殺人』という邪道者ですお
ついった/えっくすに書き溜めていた読書ログです。 コチラは、民俗学系作品について。 ほかのカテゴリは下記にまとめています。 読書ログ:エトセトラ 読書ログ:シリーズあれこれ 読書ログ:アンソロジー 読書ログ:ミステリ 読書ログ:ホラー 読書ログ:怪談 随時更新中…… ▼ 「奇譚蒐集録」シリーズ表紙&テーマ買いが大成功したシリーズです。だからリアル書店は楽しい!!! ▽ 奇譚蒐集録―弔い少女の鎮魂歌― 〈鬼〉と称されるものと、娘たちの手足に出る痣の関
ついった/えっくすに書き溜めていた読書ログです。 コチラは、怪談作品について。 ほかのカテゴリは下記にまとめています。 読書ログ:エトセトラ 読書ログ:シリーズあれこれ 読書ログ:アンソロジー 読書ログ:ミステリ 読書ログ:ホラー 随時更新中…… ▼ 怪談徒然草 「語り」の言葉で書かれていることが心地よい。そして〈心霊〉に対して、加門さんが受け流したり怒ったりする姿が好き。笑 最後の屋敷話、初読だったので呑気に読んでいたのですが、いまなお「後日談」があ
ついった/えっくすに書き溜めていた読書ログです。 コチラは、ホラー作品について。 ほかのカテゴリは下記にまとめています。 読書ログ:エトセトラ 読書ログ:シリーズあれこれ 読書ログ:アンソロジー 読書ログ:ミステリ 随時更新中…… 私は「ミステリ」「ホラー」を娯楽として読んでいます。 「ホラー」は「ここではないできごと」として読みたいというか。起きてほしくないことをフィクションで読んでいるようなところがあります。 ▼ 残穢 穢れは残る。穢れはうつる
ついった/えっくすに書き溜めていた読書ログです。 コチラは、ミステリ作品について。 ほかのカテゴリは下記にまとめています。 読書ログ:エトセトラ 読書ログ:シリーズあれこれ 読書ログ:アンソロジー 随時更新中…… 私は「ミステリ」「ホラー」を娯楽として読んでいます。 「ミステリ」は「人が死ぬ → 解決する」の現実に望んではいけないカタルシスが起きるので好んでいる自覚があります。人間は減ったほうがいいと思っているよね。 ▼ 黒死館殺人事件 巡り合わせで
ついった/えっくすに書き溜めていた読書ログです。 コチラは、アンソロジーについて。 ほかのカテゴリは下記にまとめています。 読書ログ:エトセトラ 読書ログ:シリーズあれこれ 読書ログ:ミステリ 随時更新中…… ▼ ブリティッシュ&アイリッシュ・マスターピースのっけから強烈。スウィフトの皮肉が効きすぎてもう「だって馬のひとだし。フウイヌムだし」と謎の狼狽。 + 「アイルランド貧民の子が(略)」ジョナサン・スウィフト 読んで字のごとく「ひとを喰った」よう
ついった/えっくすに書き溜めていた読書ログです。 コチラは、シリーズで読んでいるものについて。 ほかのカテゴリは下記にまとめています。 読書ログ:エトセトラ 読書ログ:アンソロジー 読書ログ:ミステリ 読書ログ:ホラー 読書ログ:怪談 随時更新中…… ▼ 「カスミとオボロ」シリーズ『カスミとオボロ』読みました。 装画に惹かれてだったけれど、中身もたいへん好みでした! 清く毒舌な香澄と、強く純粋な鬼の朧の、主従で、擬似姉弟で、前世の因縁。鬼はそこらじゅう
ついった/えっくすに書き溜めていた読書ログです。 コチラは、研究書とすこしのSF、そしてカテゴリで小分けしづらい作品について。 ほかのカテゴリは下記にまとめています。 読書記録:シリーズあれこれ 読書記録:アンソロジー 読書ログ:ミステリ 読書ログ:ホラー 読書ログ:怪談 随時更新中…… 研究書 ▼ 何かが後をついてくる 妖怪と身体感覚 TLで見て、買って、読みました。 五官で感じた違和が共有され、それに名が付けば妖怪と呼ばれ得る······私にとっ
ありふれた問いですが、あなたはいつ本を読みますか。 私はもっぱら「移動中」に本を読みます。出勤前提の会社勤めなので、いちばん多いのは通勤時に電車で読むことです。 会社が移転して、以前はドアtoドアで1時間だった通勤時間が、いまやドアtoドアで1時間半に。乗車時間も倍になって1時間ほどを占めています。まあこれは、座るために各停に乗るからもあるのですが。 日に2時間あったら、読書も進むというもの。こと私が趣味読書で選ぶのは、ファンタジー、ホラー、ミステリなどの娯楽小説な
ちょっと前に炎上していた、「ホラーは小説に向かない」という発言。 結局反応して多弁になってしまったので供養します。 こぴーらいたー作家とやらの思い込みは置いておくとしても。 どんなジャンルでも、題材によって「小説で書いたほうが合う」「映像化したほうが合う」があるのは当たり前。同時に、それを力量で覆して「まさか映像で描くとは」「まさか小説で書くとは」があるから創作物は面白いと思っています。 そもそも「音がなきゃ恐さがわかんなーい」「映像がなきゃ恐さがわかんなーい」
お題投稿「いい時間とお酒」 私が酒を呑みだしたのは、酒に強い友人が居たからです。 と、ものすごくシンプルに言ってしまえばコレに尽きます。 語弊があるので、本人にはいやがられるけれど。笑 もともと、母方が酒に強い家系です。もっと言えば「酒に強いけど、呑むことに興味が薄い家系」です。反対に、父方は「酒に弱いけれど、晩酌はしたい家系」です。 足して2で割ったら、酒に強くもなく弱くもなくなりそうなものですが、結果として三姉弟みんな酒が強いほうに傾きました。弟などは「酒に
先月からaudibleを導入し、聴く読書を開始しました。何故なら体調崩して頭痛がすると目を使えない=本もアニメもお預けになってしまったので、もう耳を使うしかないな!!!と思ったからです。自然の成り行きです。 いえ私もヲタクですから、耳で聴くのはドラマCD文化で慣れてはいるんです。でも慣れているからって得意かと言うとそうでもないわけです。 具体的には、私は複数人の会話を聴くのがすごくしんどい。その印象があったせいで、長らく「文学作品を音声化したもの」を敬遠していました。