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親として僕ができることなんてたかが知れてる

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親と言っても、なにか偉そうなことができるわけでも正解を知ってるわけでもない。子どもとの対話の気づきと記録。
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#エッセイ

君が困ったときに助けてあげることができる時期は、思ってる以上に短い。親としてでき…

背中にずっしりとした重み。 ずり落ちそうになるのを、 よいしょと持ち上げる。 炎天下の中、…

子どもは説明できなくてもナラティブを持っている。

本屋で娘と一緒に絵本を選んだ。 たくさんある絵本の中から、娘は幼児用の絵本を選んだ。ピク…

子どものしつこい「一緒に遊びたい」はシンドイけど、ぼくにとっても貴重な時期だ。

「子どもが親と一緒に遊ぶ時期」は残りどのくらいあるのだろう? そして、残されたこの期間。…

左手の中にすっぽりと収まってしまうほどに、小さな手。

左手の中にすっぽりと収まってしまうほどに、小さな手。 西日がまっすぐにぼくたちを照らす中…

あ、10円拾った。

「あ、10円拾った」 スクールからの帰り道、突然娘が屈んだ。屈むとでっかいリュックが頭の方…

妻の誕生日とケーキを探す冒険。

今日は妻の誕生日。ママにケーキをプレゼントしようね、と娘と話し合った。 相変わらずテレラ…

明るいお風呂の日。

朝起きたらすぐにシャワーを浴びる。 学生のころからの習慣で、シャワーを浴びられないとどうもスッキリと起きられない。 「わたしはな、明るいときにはお風呂入らんで」 今朝、ベッドで起き抜けに意味もなくシャワーに誘ってみたらそう断られた。娘がベッドの上を飛び跳ねながら開けた全開のカーテンから差し込む朝日に照らされて、それもそうだねと応える。 恒例のシャワーを終えたら、しばらくなまっていた身体に活をいれたくなり、軽い筋トレをした。べつにムキムキでも筋トレマニアでもないけれど、1

子どもって、言葉ってすげーなー。

明日の朝は久しぶりにお弁当をつくる。 最後の幼稚園弁当を作ってからひと月ほど。 その間、…

子育てはとにかく「待つ」と「我慢」と思った。

娘と一緒に駅まで歩く。 まっすぐ駅まで歩いていくなんてことは全くなくて、10歩も行けばすぐ…

子育てをしているのなら、自分自身を大切にしたほうがいい。

子育てをしているのなら、自分自身を大切にしたほうがいい。 ずっとそんなことを思っています…

パパはきっとチョロいのだろうし、チョロくていいと思ってる。

朝ベッドで目が覚めると、 「パパ大好き♡」と娘が布団に入ってきた。そして、 「ケータイ貸…

一足お先に。さようなら幼稚園。

普段泣かない娘が、車の中でしくしくと泣き出した。 「先生のこと、思い出しちゃった」 助手…

守るべき存在こそが人を守ってくれる。

いつか見た映画のワンシーン。 小さな子どもを乗せた車が事故を起こし、子どもだけが奇跡的に…

”完璧な親”じゃなくて”一緒に悩む親”でいいかな。

娘がゴロゴロと甘えてきても、適当にあしらうことがある。 娘が質問をしてきても、うまく答えられないことがある。 ちゃっちゃと動いてくれない姿を見て、イライラを隠しきれないことがある。 でも、まあ、仕方ないかなって思うようにしている。 どうあがいたところで、ぼくは”完璧な親”なんてものにはなれそうにもないから。 こっちがどれだけ丁寧にお膳立てしたところで、思ったようにお手伝いや身支度をしてくれるわけでもなく。 どれだけ、娘の好みに合わせて工夫をしても野菜は嫌い。 何度言って