パパはきっとチョロいのだろうし、チョロくていいと思ってる。
朝ベッドで目が覚めると、
「パパ大好き♡」と娘が布団に入ってきた。そして、
「ケータイ貸して」というとぼくのスマホを手に取り、You Tubeを見出した。
女心はいつになってもわからない。
その後10分ほどでもぞもぞとベッドから起き出して、階下のリビングへ。
小さいわが家はまだ粗大ごみが捨てられず(4月まで収集してくれない)ただただ狭いだけだ。
よいしょ、と色んな物を避けながら洗面所へ行き、シャワーを浴びる。
午前中いっぱい2階の書斎で仕事をしたら、お昼ごはんに野菜炒めをつくった。
味付けの調味料が混ざりきっていない箇所があり「しょっぱいね」と言いながら妻と食べる。
娘はSwitchをしたり、You Tubeを見たり、歌を歌ったり。生産的なことはなにもしていないけど、とりあえずはとても楽しそうに過ごしている。
午後は託児に娘を預け、近くのスタバで仕事。
お迎えにいくと、小さな子どもと仮面ライダーの人形で遊んでいた。
帰り道「抱っこして」と娘が言うので「じゃあ、抱っこしてる間ずっと頭突きしておくね」と言って抱っこ。ふたりで頭突きをしながら歩いていた。みちゆくひとからは、そうとう変な親子と思われたに違いない。
約束していた本屋さんに立ち寄り、なぞなぞの本を探す。
でも目移りした娘は、児童小説に目が止まり「これがいい」と言い出した。ちょっとまだ読めなさそうだなとは思ったけど、物は試しと買ってあげることに。
その後、なぞなぞの本を探していたら「ドリルやりたい」と言い出した。
今やっているドリルは全部やってしまったようで(本当か?)新しい”勉強”がしたいのだという。
どうも、親というのは「勉強したい」という言葉に弱い生き物らしい。
それじゃ、それも買うか、とドリルも買うことに。
そろそろ、なぞなぞの本を見つけようと探していたら、「ざんねんな生き物シリーズ」を見つけて、ぼくがどうしても欲しくなってしまった。
「ねぇ、パパこれ欲しいんだけど」というと「自分のお金で買ったら?」と言うので「そりゃ、パパのお金で買うけど一緒に読んでくれる?」と聞いたら「仕方がないなぁ。パパがどうしてもって言うなら読んでもええで。パパ好きなの選び」と言うので、一冊選んで買うことに。
3冊も買うことになったので、もうなぞなぞの本はやめにして帰ることに。
帰りの電車の中で、買った児童小説を読みたいと言うので読ませてみる。
3分で満足気にうなずくと、窓の外も物憂げに眺めだした。
「もう読まないの?」と聞くと「ちょっと難しかったな。でもいつか読むで」と遠くを眺めながらつぶやいた。児童小説は家までももたなかった。
地元の駅に到着して、改札を出ようとしたら娘だけが先に出てしまい、まさかのぼくが取り残されることに。
「わたしはもう出たで! パパも早く出て!」
と言うけど、パパは出られない。駅員さんもこっちの改札にはいない。
すると、娘が普通に改札をぼくの方へ歩いてきた。ピコーンと改札がしまることもなくするりとスルー。
それじゃあ、ということで二人で駅員さんのいる改札へと歩くことに。
「パパはさ、なんで失敗したん?」
「いや、君が先にするするっと出ちゃったからだよ」
「え、わたしのせいなん?」
「え、別にそういうわけでもないけど」
「それじゃあさ、お家帰ったら自転車やりたい」
「え、なんで自転車?」
「自転車やらせてくれたら、パパが失敗したこと許してあげるわ」
「じゃ、少しだけ自転車しよう」
「やったー! パパ大好き♡」
女心はいくつになってもわからない。
娘からは「パパはいつだって甘々やからな」と言われている。
きっと、そうなのだろう。
では、また明日。
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