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【読書録】母性社会日本の病理(河合隼雄・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、何をするのかを宣言します。

その発表を事前にnoteに公開することで、自分の考えを整理しています。
皆さまの参考になるとうれしいです。

今回読んだ本はこちら。

いつものように、Kindle Unlimitedで気になった本を物色。心理学で有名は河合隼雄さんの本を発見!!早速ダウンロードしました。

それでは早速ご紹介しましょう。

【引用その1】公平さ

​与えられた場に属するものに対しては、その能力の差などに注目せずに平等に扱うのが、母性原理に基づく公平であり、その人がどこに属していようが、その個人の能力に相応する扱いをするのが父性原理に基づく公平さである。したがって、父性原理においては、個人の能力を測定し、評価することが公平さの前提として存在している。

母性社会日本の病理(河合隼雄・著)

果たして自分は公平だと言えるのだろうか。その人の存在しているだけで認めて上げる。それが母性的な公平さということでしょう。

しかし仕事の現場では、やはり能力が大事になってきます。でも、いてくれることに感謝したいという気持ちがあります。今までは父性的(能力重視)の公平さを持っていましたが、もうちょっと母性的な公平さも鳥いて抵抗と思います。

【引用その2】無限性を知る

逆説的になるが、われわれは自分の無限性を知るためには、まず人間というものが限定された存在であることを認めねばならない。限定に関する痛い認識の中に、個性の存在、すなわち無限の可能性の存在が意識される。

母性社会日本の病理(河合隼雄・著)

「人には無限の可能性がある」何て言葉をよく聞きますが、やっぱりできないものにはなれません。47歳の私が今から野球を始めて、大谷翔平選手のような活躍ができるかというとそれは無理な話。

つまり、できることを見極めた上でそのなかで無限の可能性を考えた方がいいでしょう。条件つきだけど、無限の可能性がある。そう考えると腑に落ちました。

【引用その3】自己実現の過程

自分が財産や地位を得るとか、自分が社会にどれほど貢献するかということを超え、自と他、内界と外界、意識と無意識、合理と非合理などに共通する意味を探る仕事であり、これこそユングのいう自己実現の過程なのである。しかし、これは困難と苦しみに満ちた過程であり、相当の決意を要する仕事である。

母性社会日本の病理(河合隼雄・著)

今までは、意識や合理的を見てきましたが、その逆についてももっと考えてもよさそうです。どんな社会貢献ができるのか。そこを突き詰め、動いていきたいと思えます。

起業当初は、やっぱり生活のためにお金が必要。本を出したり、仕事を通して社会に貢献することもやってきました。事業としては安定していますので、その次にどう進んでいくのかを考えて行きたいですね。

まとめ&宣言

自分の可能性を大事にして、もっと社会に貢献できる人になりたいですね!

今回読んだのはこちらの本です。

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