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【読書録】サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleから自分にメールで送りコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。

読書会は、一般の方でもお試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!

読書が苦手な方も、読書習慣が手に入ります!
読書が得意な方は、ワンランク上の読書が身につきます。

ビジョナリー読書クラブのお試し参加の詳細はこちら。

今回読んだ本はこちら。

いつものように、Kindle Unlimitedで気になった本を物色。マインドフルネスとか瞑想の本を色々と読みました。やっぱり、毎朝5分くらい瞑想するとスッキリしますからね。それでは早速ご紹介しましょう。

【引用その1】モチベーションは続かない

手軽に自信を強めるには、動機づけのセミナーに参加するといい。私と違って変な訛りのない完璧な英語を話す人が、「あなたはたいしたものだ! あなたは成功できる! あなたはすごい! あなたならやれる!」と大声でまくしたて、拍手が湧き起こり、全員が自分におおいに満足しながら家路につく。その満足感は、まあ、三日ぐらいもつだろう。だが、私の経験では、とても持続しやすい自信は、深い自己認識と自分に対する赤裸なまでの正直さからしか生まれてこない。

セミナーに参加したり、動画を見たり、本を読んだりして、一瞬でもやる気が出ることってありますよね。でもそれは泡のごとくすぐに消えてしまいます。

結局、やる気をコントロールしたり、カンフル剤のように打ち込んでも仕方がないので、平坦なやる気をずっと持っているのがいいのかも。当たり前のようにメルマガを書き、当たり前のように本を読む。その生活が凄く性に合っています。


【引用その2】怒りと憤りの違い

自己統制は、特定の情動をけっして抱かないことでもない。情動のあしらいがとてもうまくなることだ。たとえば、私はこんなことを聞いた。仏教の心理学では、怒りと憤りのあいだには重要な違いがある。怒りは無力感から湧き起こるのに対して、憤りは力から湧き起こってくる。その違いがあるので、怒りを感じているときには自分をコントロールできなくなるが、憤りを感じているときには自分の心も情動も完全にコントロールし続けられる。だから、冷静さを失わずに、情動的になって、変化を求めて闘うことは可能だ。したがって、憤りは鮮やかな手並みを見せられる状態であり、自己統制の能力が本領を発揮している好例と言える。

確かに、「世の中に下手なメールが飛び交っている!これをなんとかしたい」っていうのは、憤りかもしれません。私が雑誌に出たり、本を書いたりして、それでもみんなのメールが変わらない。そしたら、無力感を感じて、怒りが生まれるかもしれない。でも、今そんな怒りはありません。

やれるだけのことはやっている。小さな範囲でも、影響を与えることができている。それで十分じゃないか。という感じです。

怒りを感じたらそれを消す。
憤りを感じたらそれを原動力にする。

そうして上手くコントロールしていこうと思います。


【引用その3】成長の姿勢にフォーカス

フィードバックを与えるときには、成長志向の姿勢を強化する形でやるのが最善だ。相手にレッテルを貼るよりも、努力と成長を中心にフィードバックを構成するほうが優っている。  単純に言えば、頭が良いとほめるより、いっしょうけんめいやったとほめるほうがいい。そうそう、この本を読んでくれて、ありがとう。いっしょうけんめい取り組んでくれたに違いない。素晴らしい努力だ!

「あなたは能力がありますね」というよりも「あなたの努力が実を結びましたね」という方が、相手も喜んでくれるでしょう。

私の場合、こうして文章を書いたり、人前で話すために、凄く努力しています。考えているし、工夫もしているし、試行錯誤もしている。だから今があると思っています。

そんなときに「平野さんだから当然ですよね」なんて言われると、ちょっとガッカリすることもあります。才能を褒められるよりも、努力を褒めてもらいたい。私の気持ちが言語化されている本でした。


【引用その4】欠けている情報を捏造

メールは送り手の情動的なコンテクストを認識するのに十分な情報を含んでいることがめったにないので、脳は、しばしばネガティブな偏りのある形で、欠けている情報を捏造し、それが真実だと無意識のうちに思い込む。

メールの専門家として、この一行は「なるほど!!」と思わされました。

だからこそ、誤解がないような書き方をする。
相手は、ネガティブにねつ造する可能性がある。それを肝に銘じます。

冷たい文章だと感じたら「私のことを嫌いだ」という錯覚を覚えます。それって、ねつ造の可能性が高いですよね。


まとめ&宣言

自分自身の思考と向き合います。

そして、人を褒めるときは才能ではなく、努力に対してにします。



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