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ある人の胎内記憶からの気づき 私が毒親のもとに生まれた意味

とある人の胎内記憶の話を聞いた。
今回はその話から導き出された、ある種、私の最終目的地のようなものの話だ。



胎内記憶関連の話ではあるが、最後は毒親についての話だ。
なので、毒親についての話が知りたい方は胎内記憶の話が苦手でも、最後まで読んでみてほしい。


話の主は、私と同様に毒親のもとに生まれたらしい。
生まれる前の記憶はあるが、急いで転生しないとと慌てていたため、親の確認はしなかったらしい。


胎内記憶というと、ママやパパを選んで来たという子が大半なので、親を確認しなかったというのはなかなか斬新だ。
間違うことはあるとは聞いていたが、確認しないパターンもあるのかと驚いた。


確認しなかったせいで、毒親のもとに生まれたらしい。
もし確認していたら、その親からは生まれなかったとも言っていた。


生まれる前、人間として生きている間にクリアするべき目標を立てるらしい。
ここからが興味深いところなのだが、彼女の目標は、『自分の感情を人にうまく伝えること』としたようだ。


彼女の家族構成は、毒親の両親及びわがままな妹らしい。
毒親持ちの人ならわかると思うが、毒親に話は通じない。
おそらく、わがままな妹にも話は通じないことだろう。


彼女は、生まれてきた環境を呪っていた。
それはそうだろう。
誰も好き好んで毒親のもとに生まれたいとは思わない。



しかし、よくよく考えてみると、今の彼女の環境は、まさに目標を達成するための試練としては、最適な環境なのではないだろうか。


話が通じない人たちと関わり、自分の感情をうまく伝える練習をし続けなければ、生きていけない環境だ。
それこそ、千本ノックのように、トライし続ける必要がある。


何なら、目標をクリアするために、あえてこの環境を選んだとさえ思えるほど。
この話を聞いて私が思ったのは、もしかして、私もそうだったのでは?ということだ。


毒親のもとに生まれ、私の意見など取り入れてもらえない環境で育った。
四面楚歌のような職場で、自分の意見を押し通すことはできず、苦労した。



おまけに、気持ちを言葉にするのが苦手な子どもまでいる。
気持ちを言葉にするのが苦手な子どもを相手するには、こちらも気持ちを言葉にする必要がある。


もし、私の課題が、『自分の感情を人にうまく伝えること』なら、私の人生はまさに、最適な練習プログラムだと思う。
苦手なことを克服するために行うのだから、きついのは当たり前だ。


生まれる前の記憶を持つ人によると、一つの課題で目標をクリアできないと、同じ内容の別の課題が追加されるらしい。



私がいつまで経っても目標をクリアできないから、何度も同じような課題にぶつかっているのではと考えると、今までのことが妙に腑に落ちてしまった。


だとすると、私が毒親のもとに生まれてきたのは、自分の目標をクリアするためであり、そのために両親は必要な人たちだったのかもしれない。
つまり、私が選んだのだと。


親自身を選んだというより、目標を選んだら、それに相応しい相手が自動的にセットされたというほうが正しいか。
どちらにしても、私を成長させるために必要な人材だったのだろう。


さて、ここで問題になってくることがある。
それは、未だに私は目標を達成できていないという事実。
このままだと、また、新たな課題が追加されてしまう。


もう、新しい課題は懲り懲りだが、クリアしていない以上、逃げることは難しいかもしれない。
次はどんな試練がやってくるのか。
もはや恐怖でしかない。


ただ、一つ希望の光もある。
それは、noteを始めたこと。
私はここで、赤裸々に自分のことを語っている。
匿名とはいえ、自分の心の奥底に潜む、ドロドロとした感情を、言葉にしてさらけ出している。


これは、『自分の感情を人にうまく伝えること』に繋がっていないだろうか。


最終目的地が、リアルの世界で『自分の感情を人にうまく伝えること』である可能性はある。
しかし、noteは、そこに到達するためのリハビリになっていると思う。


まだ、心の奥底の核心には触れていないような気もするが、少しづつ前進はしているはず。


それと、もう一つ。
未だ、両親大好きと言える心境ではないが、少なくとも感謝はできそうだ。



私の踏み台になってくれてありがとう。


両親に心から感謝したことなど、今までなかった。
この言葉は、大抵の人には嫌味ととらえられるかもしれない。
しかし、私にとっては大きな大きな一歩である。



もしnoteに書くことや、スピリチュアルに触れることが、私が目標を達成するための助けになっているのなら、今後、新たな課題は追加されないのではという期待がわく。


胎内記憶の話はあくまで伝聞で、本当かどうかは私には証明できない。
しかし、信じても良いのではという説得力がある。


だから私は、信じてみようと思う。
信じることで、トラウマを克服できるかもしれないのだから。



与えられた課題は間もなくクリアする。
マイナスの感情を出し尽くしたなら、プラスの感情を人に伝えよう。


自分の気持ちに正直に生きる。


そうすればきっと、人生が良い方向に動き出すことだろう。





関連記事はこちら。
胎内記憶を受け入れた話。

私の以前の仕事環境の話。

気持ちを言葉にするのが苦手な子どもの話。




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