自作ぬい記録#1 最推しは幻のウマ娘①
note世界の皆様方こんにちは。ともでございます。
前回の投稿から続けて自作ぬいぐるみのお話です。
同じような話題が続いてしまいますが、実質今回からが本番みたいなモノです。
あと前回は詰め込みすぎたなと思いましたので今回は数回に分割してまとめてみようと思います。どうぞ宜しくお願いします。
■まずは推しについて語らせて
皆様は好きなキャラのグッズ、どれくらい集めるものなのでしょうか?
公式から供給されるグッズで満たされる方もいれば、欲しいものがが手に入らずモヤモヤさせられてしまう方。おそらくオタク文化に触れる機会があればこの問題に悩まされる方も多いのではないでしょうか?
私は後者です。好きになるキャラは本当に毎回グッズが出ない。
そもそも主人公格よりもその周りの人たちに気持ちが向いてしまう性格なので、もうこれは仕方のない話だと思って受け入れてきました。一番くじのH賞くらいにラバーストラップで出てきてくれれば御の字。メルカリで複数個確保してしまいます。
(余談ですけどメルカリで底値みたいな価格設定されてるの見ると、出品者からの価値に見えちゃってヘコみません? 買う側は助かるけど)
で、今回作った推しぬいもやっぱりグッズが出ない子。いやグッズが出せない子でした。
・ここで『ウマ娘』の話をします
作品に詳しくない方のために簡単に説明しますと、競馬の世界で活躍した競走馬を元に擬人化させた女の子・ウマ娘達のお話です。自身は彼女たちのトレーナーとして交流し、レースの世界に挑んでゆくというもの。
現在も配信中のスマホアプリの他にもアニメや漫画、声優さんによるライブイベント、実際の競馬にもコラボとして関わってきたりとなかなか忙しいコンテンツです。
私はこのウマ娘が大好きです。でも知ったのはアニメの二期(2021)からで、たまたま一度深夜に見かけて一気に夢中になり、翌週の放送までに一期全話観て追いつこうとしていました。
このアニメ一期というのは2018年の作品で、どうもこのタイミングでアプリもリリースしたかったようですが、実際は上手くいかなかったようです。
企画そのものは2016年には発表されていましたが、その時期に公開されたキャラデザインの中には今現在は姿形残っていないものも存在します。
はい、この4人です。
いなくなってしまった理由については公表されていませんが、おそらくは元になった馬の権利関係ではないかと噂されています。
悲しいことにこの中のひとりに惚れ込んでしまったわけです。
キャラデザが刺さるのは勿論ですが、実際競馬を見始めて過去のアーカイブ動画で一番衝撃を受けた馬がどうやらこの子らしいと聞き愕然としました。「グッズどころかこれ本人が出てこねぇじゃん!」と。
初期PVでは2秒程度の出番だったあの幻のウマ娘。
(1:12くらいから)
これだけキャラが立っているのに出てこないなんて……
で、前回の話に繋がりまして試作品を完成させたのでした。
■それじゃ推しを作ってみよう
・イメージを固める
参考にしている書籍にはデザインテンプレートがあるのですが、今回は座りポーズなので自分でイメージして描きます。
そもそもがデジタル苦手アナログ人間なので手描きのほうが楽。
課題部分
・髪のボリューム。外ハネ感。
・表情がほぼ隠れてしまうがどうするか?
・マスクは外せるようにする?
・人間とは違う耳の位置
・衣装の重ね着(パーカー+ジャケット)
・耳当てっぽいパーツは何で作るか?
・尻尾の素材
……当時のメモ書きを抜粋するとこんな感じ。
特に顔周り、やる前からわかってたけど前髪とマスクで表情が見えない。
あと服や装飾。重ね着で着ぶくれするのもカッコ悪いので上手くすっきりさせてやりたい。
まあこういう課題をどうするかを考えるのが楽しいんだけども。
・とりあえずやってみる
ダイソーのフェルトをザクザク切って大体の雰囲気を形にしていきます。
この辺絶対もっとスマートなやり方があるはずなのですが、基本トライアンドエラーで進んでいく人なのでこんな感じです。
黄色のフェルト使ったのも作業部屋にあったから。でも端処理いらないのでこういう場面では便利です。
前回作った試作1号もトルソーとして大活躍しています。
重ねることでボリュームを出すという力業。
形が決まったら解体して型紙を作ります。
顔のデザインを描いたら幅広のマステを上に被せて転写。そのマステをトルソーに貼って確認。
ここまでで2週間弱。流石に手間が掛かってますね……
準備はこんな感じ。
次回、刺繍とミシン掛けスタートです。