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    最近の記事

    ざいる実装レポート vol.2【新着チャット編】_Physician Scientistの挑戦8

    2022年4月にクリニックで開発した多職種連携アプリ”ざいる”(https://www.theiru.com)をリリースしました。今回は導入後ショートレポートvol.2。ざいる上の新着チャット数がどの程度あり、クリニックへかかる負荷をどのように吸収しているのか、についてです。 ざいる新着チャット数 ざいる平均新着チャット数 平日:89件(日中61件、夜間28件) 休日:29件(日中17件、夜間12件) 医療法人ミナテラス かすがいクリニックにおける平均新着チャット数

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      • ざいる実装レポート vol.1【電話着信件数の変化編】_Physician Scientistの挑戦7

        2022年4月にクリニックで開発した多職種連携アプリ”ざいる”(https://www.theiru.com)をリリースしました。開発の経緯はこれまでの記事に譲るとして、今回以降はしばらく実装後のショートレポートを行って行きます。ショートレポートを共有することで、自分たちがざいるの現在地をより客観的に把握出来たり、また他のクリニックや事業所で導入をご検討頂く際の一助になるものと考えています。 ユーザー数の推移 2022年4月1日 アプリリリース 2022年7月30日時点

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        • 自分たちの眼鏡_Physician Scientistの挑戦6

          多職種医療介護連携無料アプリケーション”ざいる”をリリース Simple is best._Physician Scientistの挑戦4で書いた通り、自分たちが訪問診療の現場で感じていた医療介護連携のニーズを満たすアプリケーション”ざいる”を構想から約1年半となる2022年04月01日にリリースしました。アプリの詳細はプレスリリース記事に譲るとして、今回は個人的な開発のモチベーションと開発過程・今後の展望について記事にしたいと思います。 天才研究者たちから学んだこと

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          • Unexpected Needsを満たす_Physician Scientistの挑戦5

            Do not start from "WANTS". Let's start from "NEEDS". 以前のブログでも引用したが、うちのクリニックの院長オリジナルフレーズで、僕も常日頃肝に銘じている言葉だ。患者さんはunmet needsをたくさん抱えており、医療というのは結局unmet needsをどれだけ埋められるかという事である。ところが、巷には自分が埋める事の出来るunmet needsのみを埋めて(自分が診ることのできる病気だけを診る)あとは知りません、という

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            Simple is best._Physician Scientistの挑戦4

            在宅診療を行う上での問題点は、全てがcollectiveでないこと。これに尽きる。 患者さんのベッドはクリニックを中心とする半径16km圏内に点在しており、関わるクリニック・医院、ケアマネージャー、訪問看護ステーション、訪問リハビリ、デイサービス、訪問介護ステーションなど自分の地域にそれぞれ3つずつしかなかったとしても、それだけで4の6乗=4,096通りの組み合わせがある。初診で患者さんのご自宅にお邪魔した際は病歴・病態の評価と同時にこの4096通り (正確にはクリニックは

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            「覚悟」の副作用_Physician scientistの挑戦3

            何でお医者さんになろうと思ったの? この質問に学生時代からもう100回以上は遭遇して来ていると思う。この質問を今まで誰にも聞かれたことがない、という医師・医学生はおそらく一人もいないだろう。そして理由は分からなかったが、この質問をされるのがとても嫌だった。 僕は元々小さい頃から医師になりたかったわけではない。父親はサラリーマンで、母親は父の扶養範囲内でパートをしながら家計を支える、といういわゆるごく普通の家庭で生まれ育った。小学生の時、高齢の祖父に人生最後の里帰りをさせる

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            Amazonか薬局か?Physician scientistの挑戦2

            処方箋の原本。 薬剤師法第27条で定められたこの保存が、訪問診療の大きな足枷になっている。そもそも外来診療と違い、訪問診療では原本を診察直後に患者さんにお渡しするだけでもひと苦労だ。以前は訪問前にあらかじめプリントアウトしたものを持ち込み、診察時に二重線と訂正印でいっぱいの処方箋をお渡ししていたし、現在はとてもモバイルとは呼べないモバイルプリンターを持ち歩いて患者さんのお宅でプリントアウトしている。処方箋の原本を置く、たったこれだけのために往診医が割く労力は大きく、ひいては

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            ニーズを突き詰める_Physician scientistの挑戦1

            はじめまして。 僕は2020年4月より大阪箕面のクリニックで在宅往診医として働き始めた40歳の勤務医です。24歳で大学を卒業後、6年間を循環器内科医として、その後10年間を基礎医学研究者として過ごし、今春コロナウイルスパンデミックの中心地イギリスより帰国しました。 循環器内科医として働いていた頃からの先輩とご縁があり、「地域を継続的に支える医療のシステムを作りたい」という思いに共感し、今回在宅を中心に展開するクリニック(https://www.kasugaiclinic.

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