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ざいる実装レポート vol.2【新着チャット編】_Physician Scientistの挑戦8

tomo_higo

2022年4月にクリニックで開発した多職種連携アプリ”ざいる”(https://www.theiru.com)をリリースしました。今回は導入後ショートレポートvol.2。ざいる上の新着チャット数がどの程度あり、クリニックへかかる負荷をどのように吸収しているのか、についてです。

ざいる新着チャット数

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ざいる平均新着チャット数

平日:89件(日中61件、夜間28件)

休日:29件(日中17件、夜間12件)

医療法人ミナテラス かすがいクリニックにおける平均新着チャット数を実装がほぼ終了した7月中旬から2週間検証しました。かすがいクリニックの往診患者数は居宅患者さん約500名、施設患者さん約100名ですから、平日の平均新着チャット数は全往診患者数の1/7から1/6程度になります。ひとり開業で往診患者さんが30-40人の先生方の場合、1日あたり5-6件と言ったところでしょうか。

クリニックへの負荷

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かすがいクリニックのworking timeは平日8:00-17:00の9時間ですから平日日中にはクリニックとして1時間あたり約7件、夜間にはオンコール看護師・医師は約30件の新着チャットをチェックしなければなりません。特に看護師は全患者画面に招待されており、それら全てをチェックして既読をつけるのは流石にムリ、という声を多く耳にしました。筆者も600人の全患者画面に招待されていますが、自分の患者さん以外のチェックは中々追いつかないのが現状です。

追加機能開発による負荷軽減

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上記負荷を軽減する方法として院内オペレーション見直しも行いましたが、現時点で最も有効と考えられる方法が追加機能開発です。一つ目は新着チャット画面上で主治医名によるチャットの絞り込みを可能としました。

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さらに二つ目の方法として、「未読クリア」ボタン、つまり未読のまま新着メッセージのバッジを全てクリア出来る機能を追加しました。

まだ追加機能の実装は始まったばかりですが、院内スタッフの負荷は明らかに減っているな、という印象です。また、クリニック独自開発なので、負荷の程度に応じて開発と院内オペレーション変更両方の側面からアプローチ出来るのは強みです。複数医師が所属する比較的規模の大きいクリニックでは、これらの追加機能は非常に有用なのではないかと考えています。

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