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たった数百円ですら注げないなら、大好きだらけの世界は果てなく遠いと思うのだ。

実は私、
マステやシールでノートを飾ることを
誰よりも「ケッ」と思っていました。

そんな子供じみたことに興味なんてない。
と思っていたし、
何よりもそんなことは
「時間の無駄」でしかない。

効率的にうまくいく方法だけが知りたかったし
それ以外の無駄を排除することが大事である。

だってそれが
「生産性をあげること」だと思っていたから。

シールもマステもかわいいけどさ…。

かわいいとかどうでもいいから、
うまくいく方法を。
楽しいとかどうでもいいから、
うまくいく方法を。

本当はちょっと
「いいな」と思っているにもかかわらず、
そんな浮かれた気持ちよりも
もっと確かなものが欲しかった。

自分の気持ちほど確かなものなどなかったのに。

子供のころ、
かわいいシールを沢山持っている子を
羨ましいと感じたことはありませんか?

欲しくても買えなかったあの頃は
沢山買える「いつか」を夢見ていたはず。

それなのに
買えるようになった今もなお、
やっぱり買わない選択をする私に
ハッとした瞬間がありました。

たった数百円ですら、
試してみようとしないんだな。

「いいな」と思ったこの気持ちは
なかったことにするんだな。

いざ買ってみようとした時も、
シールやマステに払うお金は
とってももったいなく感じました。

誰が見ても
良いねと言ってくれそうなもの
すごいなと思われそうなもの

そういうモノには
そそくさと支払うのに

私しか見ないノートのために
お金をかけるのはもったいない。

そんな自分を
はっきりと自覚したのです。

「自分を喜ばす」ことが
いかに他人目線になっていたのかと
気づくきっかけになりました。

たかがマステやシール
と思えばそれまでですが、
たかがそんなことからでも
いくらだって受け取れることはあるのです。

かわいいマステやシールは必須ではありませんが、
使ってみて良かったなと思うことをまとめています。


①楽しいから続けられる


ノートは毎日書くのがおススメです。
と言われても、

「毎日書く」という習慣を身につけるまでが
実はいちばん大変。

でも「まず貼る」
これなら簡単だし、
何より楽しいから続けられる。

「ノート書きたいな」より
「ノートに貼りたいな」から
始まったって良いのです。

先に貼ってスペースをつくることで
「書こう」という意識が芽生え
書く習慣が簡単に身につきました。

②とっても癒される


言葉にすることはハードルが高くても
貼るだけなら簡単だし、
心のままに貼ることは
立派な表現方法のひとつです。

その時自分の心が惹かれたものを選び、
ぴったと心がおさまる場所に貼る。

言葉にならない自分の感覚を
こうしてノートの上に表現することは

誰もが持つ本質的な
「表現したい」という願いを叶えることにもなる。

心がとっても喜び、癒されます。

今日もここに自分を表現した。
とカウントし楽しむことで

こうして外側に向けての表現も
スムーズにできるようになりました。


③創造そのものである


選んで→決めて→行動(貼る)
この流れで
好みの世界が完成します。

好みじゃなかったら修正する。
(次に活かす)
まさに大切なのはこのステップ。

超簡単な現実創造がノートの上で完成します。

数百円のマステやシールにさえ
自分の「好き」を注げないとしたら
大好きだらけの世界は遠い。

安いから、
とりあえず、
もったいないから、
といった基準がそこにないか?

心が喜んでいるのか?

今の自分の状態を感じるお稽古にも。

心が喜ばない時には
使わなくてもいいのですから。

まとめ

①楽しいから続けられる
②とっても癒される
③創造そのものである

マステもシールも
季節や行事にあったものがたくさんあるので、
ノートの上でいつでもそれらを楽しめることも
とっても楽しいです。

「可愛い」と感じる気持ちを大切にするだけで
本当に満たされます。

こういったアイテムに対して、
「何よりも無駄なこと」としていた私ですが

やってみない事には合うかどうか?
好きかどうか?
はわからないものだなと。

興味がない。
好きじゃない。
今の自分のそれすらも疑う姿勢は大切です。

ただ、知らないだけかもしれないから。

私もまさか
こんなにトキメクとは思ってなかったです(笑)

ただし、
デコることが目的になってしまうと、
「ノートで自分を知っていく」
という本来の意図からはずれてしまいます。

紙とペンがあればいつでも
どこでもできることですが、

心が喜ぶアイテムを上手く活用して
さらに楽しく
ノートを味方にできますように!


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