Tomomi Tsuchiya

大地から受け取ったエネルギーを食を通して表現するひと。『結びや〜旅する台所〜』 . 大…

Tomomi Tsuchiya

大地から受け取ったエネルギーを食を通して表現するひと。『結びや〜旅する台所〜』 . 大地から食卓へ🌿 巡りゆく季節と共に、畑と台所を行ったり来たりしながら日々の中で生まれ得る一皿。そんなごはんを作っています。

マガジン

  • くらしの中で生まれる🌿季節のレシピ。

    台所と畑を行ったり来たりする中で、ふっと閃き生まれるいくつものレシピ。巡りゆく季節の途中で目の前にある食材を手にし出来上がる、今この瞬間の一皿。そんな小さな閃きと、大地の恵みから漂着した季節のレシピをお届けします☺️🌿

  • 野菜たちから学ぶこと。

  • シンプルに!素材を味わう炊き込みごはん。

  • わたしのごはん記録

  • 蒸篭(セイロ)のススメ!

最近の記事

旬菜マフィン。

むかし野菜の邑さんの九条ネギで、 ねぎ味噌マフィン🥬 @mukashi831 早速丸ごと一本使う。 グラデーションが美しい。 ねぎ自体が変にねぎ臭くなくて優しいから、 その香りと味を大事に😌 このねぎは焦がさないのがポイント。 優しくしっとり蒸らし炒め。 それから最後にお味噌と合わせる。 それだけでも十分美味しい。 マフィン生地はプラントベースで軽やかに🪴 ねぎ味噌は均一に混ぜすぎず、所々塊がある方が、一口ごと味のコントラストを感じられる。 おやつにもお食事にもなる

    • 雨の日おやつ☂️🍪…後に雪❄️

      雨の日おやつ☂️🍪 と言っていたら…食べる頃には雪になっていた❄️笑 休憩兼ねて気分転換に、 あるもので思い立っておやつ作り。 ぽかんと浮かんだヴィーガンスコーン。 たっぷり胡桃とレーズン入り♡ 生地は安心して心地よく食べられる むかし野菜の邑さんの自然栽培小麦で。 http://mukashi-yasai.jp 古代品種のもち麦入りで7分搗きのグルテンレスって中々ないよね。しかもスタッフさんたちが少量ずつ自家製粉してる😳✨ほんっとありがたく貴重な小麦。こういう素材に出

      • 野菜しゃぶしゃぶ🥬✨

        野菜しゃぶしゃぶ🥬 野菜だけのしゃぶしゃぶ。肉はいらない。 繊維が柔らかで雑味のないクリアで繊細な香りと食味。でも、手に持った時の重量感はずっしりとしていて細胞のキメが細かくて、それはそれはエネルギーに満ち満ちてる。 生命力の塊。 だから本当に元気になる☺️ 穏やかだけど芯の強さがある、優しくてピュアな味わい。言葉にするとそんな印象の野菜たちかな。@mukashi831 この野菜だからこそ、「野菜しゃぶしゃぶ」というこの料理は成り立つんだと、 実際に自分でやってみて食べて

        • 野菜たちから学ぶこと🥬

          立春が過ぎて、 空気が一気に変わり始めたのを感じる。 自分の中で滞っていたものが、 どこか流れ始めた感覚🕊️🌿 胸の辺りにどこか軽やかさ、 温かい光のようなものを感じてる。 外側に上に大きく伸び上がりたい気持ちと、 内側へ下へと深く根差したい気持ちと、 両方が入り混じる。 矛盾しているようで矛盾してない… きっとふたつでひとつなんだと思う。。 だからゆくべき方向はきっと変わらないんだと、 そんなことも感じてる。 . . 先日の農家さんとの野菜談話が🥬 頭の中で、心の中で

        旬菜マフィン。

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        • くらしの中で生まれる🌿季節のレシピ。
          21本
        • 野菜たちから学ぶこと。
          2本
        • シンプルに!素材を味わう炊き込みごはん。
          6本
        • わたしのごはん記録
          4本
        • 蒸篭(セイロ)のススメ!
          1本
        • 季節の滋養スープ🌿
          4本

        記事

          ひらめきから生まれた「おやつの残りで甘栗ごはん🌰🌾」

          寒い冬の日の夕方、 手元にあった食べかけの甘栗を見て 閃いた。💡 そうだ炊き込みご飯にしよう。 小さな白い土鍋には、今日精米して来たばかりの無農薬のお米がお水に浸り、あとは炊かれるだけと準備万端に静かに待っていた。 初めましてのお米たち🌾 先ずはシンプルに味わおうと思って声をかけていたのだから、 突然に異国の地からやって来た甘栗やスパイスたちとともに、香りのヴェールに包まれて知らない世界へと誘われてさぞかしびっくりするだろうな…とお米さんの気持ちを思いつつも、 感じるが

          ひらめきから生まれた「おやつの残りで甘栗ごはん🌰🌾」

          大地のケーキ。聖なるの夜に焼けました😌🎄💫

          大地のケーキ🍎🍂 . うっすら積もった雪の下には、 ふかふかの土。 その土に根を伸ばす草花。 青い葉っぱも花の蕾もいくつか見えるね。 きっと温かくなった頃、 葉を茂らせ花を咲かせるんだ。 巡る季節のように、 私たちも変化してゆく、 進化・深化・神化してゆく。 みなの優しさと愛とともに。 . なんだか、図らずも今を表すかのようなケーキが出来上がった、今年のクリスマスディナーの締のケーキ🎄💫 準備が間に合っておらず夕食後お喋りしながら、計りながら作りながら分量決める…適当すぎる

          大地のケーキ。聖なるの夜に焼けました😌🎄💫

          国境なき食卓。

          11/22今日は両親の結婚記念日。 2人でワイン飲んでるかなぁ🍷と思いつつ、 わたしのご飯の記録を書く。 お昼。 紫大根と梅干しの炊き込みご飯 野菜のスープ ミックス青菜のトーラン(ココナッツ炒め) 切っただけのコールラビに練りごまと味噌 三年番茶 【紫大根と梅干しの炊き込みご飯】 ご飯は1人分50ccを研いでから水を切り、土鍋に米、水75ccくらいを入れて浸水。 紫大根は皮を薄く剥いてから、厚めの銀杏切り。角切りでもよい。浸水が終わった米に、大根、梅干しをちぎって半分く

          国境なき食卓。

          まさかの産物からの、、最高の一皿。

          11/18、外は強風。 今日のお昼ごはん🍚 午前中、農家さんから沢山野菜が届いた。 【ビーツの茎ごはん】 今すぐ使わないと硬くなってしまいそうなビーツの太い茎、一本を薄く刻んで米と炊く。 お客さま用に仕込んでおいた乾燥グリーンピースの茹で汁少しと豆も5、6粒、塩も僅かに入れて。炊き上がりはオレンジ色。 皿に持ってから、偶然出来たカルダモンカッテージチーズを少し、オリーブオイル、結晶塩を散らして。カルダモンがほんのり効いた手作りチーズ、最高に素晴らしい組み合わせと我ながら思っ

          まさかの産物からの、、最高の一皿。

          わたしのごはん記録

          最近、一人分のご飯作りが前よりもより上手になった。野菜が美味しいから前よりもさらにシンプル。 今日は野菜の使い切り日。 明日農家さんから沢山野菜が届くので、ある野菜をパズルみたいに組み合わせて使い切る。 沢山ある中から選びたい放題よりも、少ない中から手と頭を動かしながら作るのが楽しい。 一人分をサクッとくる醍醐味はそこにあると思う。誰にも気を遣わない、ただただ今目の前にある素材たちとわたしを信じて。 今ある素材を生かし合いながら出来上がる一期一会の一皿が愛おしい。 今

          わたしのごはん記録

          とうもろこし蒸しパン🌽〜ごはん蒸しパンバージョン〜(レシピあり)

          今日は立秋🌾 暑い夏に、ご飯粒が入っていかない時、 おむすびみたいに食べられる蒸しパンを作りました。 甘さはとうもろこしやココナッツミルクのナチュラルな甘味のみ。 オイルは極力抑えて、食べ心地軽やかに。 塩はやや効かせ気味にしてコーンの甘さを引き出します。 仕上げに振るお塩で、よりおむすび感をプラス🍙 ごはん代わりに、小さな子のおやつに。 ぜひ作ってみてください☺️ . . 🔥火加減は最初は強火、途中から強めの中火くらいにすると、膨らみよく程よく割れたホワホワの蒸しパン

          とうもろこし蒸しパン🌽〜ごはん蒸しパンバージョン〜(レシピあり)

          トマト出汁のお味噌汁🍅

          トマト出汁のお味噌汁🍅 (レシピあり) 去年の今日、ちょうどコロナ🦠にかかって閉じこもっていた。 その時、母が毎食心を込めて作ってくれた料理が何よりも楽しみだった。 採りたての野菜で、母の手から生まれるごはんが身体と心を支えてくれた。 食欲が戻ってきたころ、作ってくれたトマト味噌汁🍅トマトの旨みと爽やかな酸味が味噌と相まって、忘れられない味に。 今年も畑のトマトが実り、作った最初の一杯。あぁ〜染み渡る。 仕上げにバジルを沈めて香りを纏わせ、オリーブオイルと黒胡椒を挽く。

          トマト出汁のお味噌汁🍅

          ズッキーニの一本ステーキ

          ズッキーニが死ぬほど好きです。 まるまる美味しそうなの3本採れて、 今晩は、ズッキーニの一本ステーキ🌟 夏はズッキーニさえあれば、 何もいらない。笑 毎晩毎食、山のように食べたいくらい好きな野菜のひとつです。 それではレシピを。 【ズッキーニの一本ステーキ】 好みで焼く時にレモンタイムなど優しい香りのハーブをほんの少し乗せて焼いてもよい。 盛り付けるときに、その日の気分でイタリアンパセリ、バジル、大葉など散らしたり敷いたりしてもまたひと味違った味わいを楽しめる。 ト

          ズッキーニの一本ステーキ

          人参の葉っぱ🌿むすび🍙🥕

          梅雨のある日、 はじめましての畑へ。 小雨の中、 人参を間引きしながら抜かせてもらった。 その人参の清らかな味わいったら 忘れられない。 採りたては生でカリッと、 お家に帰ってからはギーでじっくり焼いた。 しつこくない優しい甘さと、 澄んだピュアなエネルギーを感じて、 心がふるふるした。 久しぶりに出逢った。 この感覚。 嬉しくて嬉しくて、 たまらなかった。 人参の葉っぱも、 それはそれは清らかな香りと繊細な味わいで。 強烈に香るパンチよりも、 優しくほわんと薫

          人参の葉っぱ🌿むすび🍙🥕

          新玉ねぎの焼き玉🧅味噌汁。

          葉玉ねぎから新玉ねぎの季節へ 我が家の畑、新玉ねぎの美味しい季節。 柔らかく甘みがあり瑞々しい新玉ねぎはこの時期ならではの味わい。 くし形に切り、ごま油で表面を香ばしく焼いてからお出汁で煮てお味噌汁を作ると、いつもの玉ねぎのお味噌汁がぐっとご馳走になります。 椀には、山の三つ葉・あおさのり・生姜のすりおろしを入れて熱々を注ぐ。 焼くだけでふつうがとくべつの味わいに🪄 とっても美味しいので、ひと手間かけて是非味わってみてくださいね。 【レシピ】 新玉ねぎの焼き玉🧅味噌

          新玉ねぎの焼き玉🧅味噌汁。

          極太アスパラガスのじりじり焼き〜スパイスの香りを纏わせて〜

          こちらの投稿に引き続き、 旬のアスパラ料理をもう一品。 ご近所農家さんから届いた新聞の包みに入っていた、極太アスパラ。 採りたて極太アスパラの根元の甘いこと甘いこと。 これを最大限に生かすには、、 生のまま、極太のまま、 そのまま焼くだけ。 新鮮な素材ほど、 だけのシンプルが結局一番美味しい。 「ジリジリ」とは焼いてる時の音。 フライパンでじっくりとジリジリ言いながら 焼けるのを待つ。 茹でた時とはまた少し 異なる香りに気づくはず… 青々しい香りの中に、 オイル

          極太アスパラガスのじりじり焼き〜スパイスの香りを纏わせて〜

          新緑の味わい🌿朝採れアスパラの炊き込みごはん

          アスパラ真っ只中。 ご近所さんの畑から直行、 採りたてのアスパラは甘くてジューシーで この時期だけのご馳走。 青々しいアスパラの味わいを そのままに、 清らかに味わいたくて。 採りたてこそシンプルに、 茹でたり蒸したりしたものは格別だか、、 今日はシンプルに炊き込みごはんにした。 炊き込みといっても、 アスパラは一緒に炊かない。 米と一緒に炊くのは、 アスパラの根元の皮と根元の硬い部分を煮出したアスパラ出汁。 肝心のアスパラはサッと蒸してから結晶塩をまぶして食べや

          新緑の味わい🌿朝採れアスパラの炊き込みごはん