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ひらめきから生まれた「おやつの残りで甘栗ごはん🌰🌾」

寒い冬の日の夕方、
手元にあった食べかけの甘栗を見て
閃いた。💡

そうだ炊き込みご飯にしよう。

小さな白い土鍋には、今日精米して来たばかりの無農薬のお米がお水に浸り、あとは炊かれるだけと準備万端に静かに待っていた。

初めましてのお米たち🌾
先ずはシンプルに味わおうと思って声をかけていたのだから、
突然に異国の地からやって来た甘栗やスパイスたちとともに、香りのヴェールに包まれて知らない世界へと誘われてさぞかしびっくりするだろうな…とお米さんの気持ちを思いつつも、
感じるがままに手を動かした。

そして、炊き上がったご飯のなんとも美しく嬉しそうな姿に、私までほっこり。ちょっとした高揚感と安堵の気持ちをいっぺんに感じた。
お米さんたちは安心した様子で、栗やスパイスとも仲良く手を取り合ってる。
まるでお母さんの温もりのなかで静かに眠る赤子のように、または温かな毛布に包まれ、眠る子犬や子猫のように、ほっこりとリラックスしているお米さんたちを感じた。

「失敗したらどうしよう、お米に申し訳ない…
初めてなんだからシンプルに食べるべきだ…」
と不安や恐れから頭でっかちに考えたネガティブな思考や、こうすべきとの思い込みを手放して夢中で動いたとき、
そんな思いがけない一皿がギフトのようにやって来るように感じるのだ🕊️💫

頑張らない、リラックスして、
心をオープンに想いのままに動く。
すると勝手に今ベストなものが出来上がるのだと改めて体感した、台所での尊い時間。

そんなこんなで出来上がった、
一期一会の出逢いもんに、
癒されたのはわたしです。

自分の放つものがダイレクトに返ってくる。
日々の料理やご飯は、
自分の今を知る、自分に気づきを持てる、
わたしにとってのバロメーター、
わたしが私に捧げる大切な尊い時間。

\ひらめきから生まれた/
【おやつの残りで甘栗スパイスごはん🌰🍚】
2人分

・米 1カップ
・水 200〜225cc程度
・甘栗 5〜6粒
・ローストしたスパイス(クミン・コリアンダー・フェンネル) 小さじ1/4〜1/2くらい
・カシアシナモン 小一欠片
・シナモンリーフ 小一枚(なくてもOK)
・岩塩 小さじ1/4くらい
・醤油 (出来れば薄口に近いもの)小さじ1

①米は洗って分量の水に浸水しておく。
②甘栗は大きいものは半分くらいに切っておく。
③①に②とその他全てのスパイス、調味料を入れて、中強火で熱する。沸騰したら極弱火で12〜15分程炊いて火を止める。
④10分ほどむらしてからさっくりと混ぜ合わせて器に盛り供する。

◯ホールスパイスは、スパイスティー用に偶々ローストしてあったものがあったので、ひらめきでそちらを使ってみましたが、ローストしてないクミンやフェンネルだけでも大丈夫です。特にフェンネルは栗との相性が良いと思います☺️お好みで組み合わせてみてくださいね。

◯塩加減もお好みで調整をどうそ🙏✨

寒かったので、半ずりにした黒胡麻もたっぷりかけてホクホク熱々を頂きました😉✨
おむすびにしても🍙お弁当にも良さそう〜

秋じゃないけど、、
甘栗で、スパイス纏った冬の寒い日に食べるホカホカ炊き込みご飯🌰🍚
寒いからこそ土鍋が似合う。
炊飯器でももちろん大丈夫!
よかったらお試しください^^

皆さんの食卓が
心身ともに温かなものでありますように🌈

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