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初めての経験

初めての経験。 外は天気予報の通告通り、雪が降りしきっています。 それなのに、とても大きな喜びを感じた日になりました。 生まれて2年。ようやくおばあちゃんらしいことが出来た日です。ゆっくり抱っこも出来ました。これも初めてのことでした。 息子が発熱で、昨晩からの当直を早くに引き上げて来たと嫁から電話。その嫁も2人目誕生待ちの身重。実家のお母さんはこの雪に閉口してしまい、お迎えに行く人がいないと、夕方SOS。 まだ2歳の子が保育園で待っていると聞いて、せっかく雪のせいで仕事を早め

    • 五臓六腑に染み渡る味。

      朝からお茶漬けジャンジャン。 写真は参考まで。私の作ったものではありません。 昨日、実は別に暮らしている息子に会う用事があり、彼はあの激しい雨の中水浸しになって、やってきてくれました。 車から家屋まで10歩もないのに、もうべちゃべちゃでした。笑  でも久しぶりにゆっくり顔を見ることができて、もう大人ですが、いつまでも面影が残る横顔にほっとしました。 別にケンカもしていないし、仕事も自立してきちんとこなしている長男です。 仲良しの親子ですが、それでも久しぶりに会うと別れるの

      • 再生

        多彩な青年期を迎えて。

        昨日公開された羽生結弦さんの練習風景動画を見た。 彼の人間性を垣間見ることができた最高の出来だと思う。 ただスケートをしているのではない。 インタビューでの最初の協議からはじまり、独自のUPの仕方、音楽に合わせてリラックスしながらのストレッチや筋肉運動、足首のトレーニングなど、綿密に行なっている。ほぼ1時間をトレーニングに費やした後で、リンクに降り、お気に入りの曲をかけながら、身体の隅々に命を吹き込む。足、手、背中、頭、肘、膝、許す限りのありとあらゆる場所に触れる。そして曲に合わせて歌いながら、体を氷に滑らせて行った。 ※コメントの数に驚きましたー。世界中から。 2時間のうちの、残り30分になり、ようやく陰陽師のオリンピックで何度も聞いた音楽が耳に入ってきた。 いよいよかな、と思いきや、羽生本人はまだ、氷の上でUPしていた。 耳慣れた音楽が、何度か流れていくうちに、羽生の足は高く上がり始め、速度がついてくる。 そのスピードはとても早く、トントンとこちらの呼吸も早くなった。 次の瞬間、そばで見ていると、こんなに加速するのか、と思ったか否か、のうちに、ずーっと跳び上がり、4回転。 シャーっと言う氷をかく音と同時に、氷上におりた。 こんなに素晴らしいものなのか。 カメラマン、スタッフからの拍手が起こっている。 やはり、皆んな、感動したんだ。 残り時間僅かになると、オリンピックで見た時と同じ様な緊張感で、陰陽師晴明になり込んだ姿が、何度も宙を舞った。ついつい、 挑戦をやめるなよ、 オリンピックやめるなよ。 と呟く自分がいた。 アスリートたちは、こうやって自分自身で、メンタルを作り上げていく。 2時間もの動画の中で、羽生がフルで演技したのは、最後の一度のみ。 その最後の一曲の為に、1時間半ものUPを続ける。 誰に話しかけるでもなく、他所を覗くわけでもなく、ひたすら自分の世界に浸り込んでいく。 この一曲が終わると、リンクの端から端まで、拍手👏が鳴り響いた。あの時と同じ音だ。 その場にいた全ての人が、羽生と一体になり、流れを見届けてきたのだった。 この人は目で、物を語る。柔らかいしぐさで視線を落とすわりに、その目の奥に鋭さと強さを見つける。 ありがとうございました。 また、半年後ほどにやります。 よかったら、また見てください。 と考えられないほどの多くのカメラに向かって、息を切らしながらも、笑顔でお辞儀して話す羽生結弦。 謙虚で、飾らない笑顔と態度。 こんなところが、人に愛されるんだなあ。 上のサイトをクリックすると見ることができます。 ただ、2時間覚悟です。笑

        • 呼んでもこない我が子。呼んでくれた喜びを表現しながら来る我が子。

          人と同じ。

        初めての経験

          春待ちの空に。

          春待ちの月は、個人的に過去に家族との別れが続いたので堪えるしかない月令。その上職業的にも、とても慌ただしいシーズンを迎える。 花粉も飛び出し、コロナも落ち着かず。 おいおい。 その上、また降った。 2月の雪は気紛れ雪だから積もらないと思っていたのは10年ほど前の話で、ここ数年、北陸も温暖化の影響をまともに受けて、春でも霰が降りまくるし、夏は雨が空からバケツの水流したんじゃないかといいたくなるほどの重い雨が降り捲り、避暑どころじゃなくなってしまった。 本日は、とりあえず雪。

          春待ちの空に。

          新しい年を迎えるということ。

          さすがクリスマス。 さすが年の瀬。 あんまり自覚のない年末だけど。 恒例のシュトーレンが名古屋の友だちから届いた。 「もういい」と、あれほど言ってあったのに、 お互いおばばになってきたから、一度言ったくらいじゃ忘れてしまうのか、また送ってきた。 今年のは、ちょっと硬いけどね。 シュトーレンだもの。これで当たり前かー。笑 東京へ部屋探しに行ってた子からピスタチオクッキーのお土産。これ、美味しいんで、有名。 実際、とても美味しかった。 東京土産の新バージョンだな。 そう言えば

          新しい年を迎えるということ。

          こけこけこけもも

          おーおー、かやジャム食べたい。 誰か、シンガポー行ってかってきてくれぇ〜。 おーいっ、シンガポー‼️ こっちに走ってこーい。 そして、この寒空をあっためてくれ〜。 美味しかったなー。 家族のお土産を、ウチの玄関の板場で、二人で食パンに付けて食べたんだよね。その時偶然、美味しい高級食パンしか無くて。笑 勿体ないと言いながら、手でばりばりちぎってさ。 笑いながらね。 それにしても、野菜作るの上手だねー。 また持ってきてさー。 わかってるさー。このジャム、また食べさせてさー。 と

          こけこけこけもも

          生きるべき者 生かざるべき者

          悔しくて悔しくて、たまらない。 なんでこの時期に来て、こうも暑いのか。💦💦 昨日も一昨日も30度超え。 この蒸し蒸し暑さこそ、とてもヤバい、と思うのは私だけか。 コロナ菌はしばらくの間小康している今、油断大敵と言いつつ、世の中は 「今までのツケをはらわな、おられません。」 と言わんばっかりに、そんなに慌てて、来なくてもいいのに。金沢だけどね。笑 観光地から出る時は地獄から這い上がったかの様。来週辺りからの結果がとても怖かったりして。笑 これだけ蒸すと、生き物は辛い。 私

          生きるべき者 生かざるべき者

          今しかできない。今しかわからない。

          息子、待てど暮らせど帰ってこない。 昨晩釣りに行くと出たきり。 奥能登珠洲の木の浦海岸かか狼煙の灯台下に行った模様。私は生まれ地元なので、地理的に多少は分かる。 正直不安しかない。 それでも、こんな経験はこれから先の人生で、そうそうできるものではない。 だから、知らないふりをする。 そんなこと、何度も何度もあった。 喉の奥まで出かかっている言葉を、堪えてぐっと飲み込んだこともあった。 うちは女も男もない。子ども3人共好き放題。 必ずあの子たちに還る日が来ると、きっとしっかり

          今しかできない。今しかわからない。

          人生万事塞翁が馬。

          やっと1回目、終わりました。 予約から1ヶ月目。笑 前評判が凄すぎて、どきどきしながら病院へ行ったけど、、、、、へ?  おわった? もういいの? なんやったら、ついでにもう一回も。笑 そうはならなかったけど、あまりに早くてね。笑 注射、久しぶりだし。 インフルエンザでも、ばかにして打たなかったけど、本当は針が怖かったんだよ。笑笑 今度からきちんと行かなきゃ。 終わって迎えを待っている時に見えた犀川。 雨上がりということもあり、水量が多く、とても流れが早くて、力強さに圧倒され

          人生万事塞翁が馬。

          明日晴れたら、どう生きよう。

          北陸も雨、雨。 今年はカレンダー上でいくと、旧盆の休みは土日のみ。おまけに、と言ってはいけないかもしれないけど、コロナ。 どこも行けない。 いつの時も気が抜けない。 だからあの時、、、、とつい、弱音を吐こうとする自分の口に封をする。 もちろん、子どもたち不在の旧盆ですが、末の子に運転してもらって、海の街へ魚とお醤油、お味噌を求めに行って来ました。 両親が存命だった時は、能登の実家にお墓参り、と言うのは口実で、単純に新鮮な魚を食べに帰ったものでした。帰りには沢山のお米や醤油、

          明日晴れたら、どう生きよう。

          夏山登り〜〜 伊吹山

          涼風求めて。。。大学時代の友だちと、伊吹山に登ってきました。 頂上1300m弱なので、ドライブウェイからは20分くらいで頂上に到着してしまいました。 山登りが好きで、1人でも富士山や白山の周りをウロつく自分からしたら、ちょっと物足りない感じもしないではないのだけど、コロナ禍と言う事と、愛知に住む親友が癌からの生還1年と言う事で、活気付けてあげようと言う意味もあり、この位がちょうど良いのではないかと、他の友だちと話したのです。 頂上は20℃弱でしたが、案の定、彼女は汗だくで、足

          夏山登り〜〜 伊吹山

          北へ南へ、逃げて。。何から?

          コロナ禍の真っ只中、あまりに沢山の観光客に恐れをなして、地元民はもっと奥へ奥へ、南へ北へ、と向かいました。そう言う私ら家族も御多分に洩れず、県内の北へ。 しかし、行けど行けど観光車両🚘🚙🛻は減りません。 とりあえず、輪島の家人の実家へと向かいました。 山菜の豊富な季節。 わらびやぜんまい、野葺、そして竹の子。 去年は同じ事情の下、怖くて家の中でじーっとしていました。しかしそれでは泣きっつらに蜂。負けの気がして、たまりません、 今年は自身のそれぞれの環境の中に、少しずつコロ

          北へ南へ、逃げて。。何から?

          時代の輪廻

          綺麗すぎて、腹立つ富士山。笑 今年は行けなかった。 とても残念だが、こんな写真が届くと、また来年こそは❣️ と、めきめき〜っと熱い想いが湧き上がってくる。 こんな日常でも、次の目当てが決め易い。 ほとんどの望みを断たれるわけで、これでもかこれでもか、と押し込められて、それでも明日は来るわけで。 「時代の輪廻」 やっとわかった感満載。 繰り返されるこの世のルール。 自分もその粒子の1つでしかないのだと、黙認するしかない。 悲観ばかりの日々でも、いずれ根っこから全てを掻っ攫うよ

          時代の輪廻

          春、来てくれてありがと。夏も忘れないでよ、予定通り来ることを。

          自分で桜の写真を撮っておきながら何なんだけど、飽きたわ。笑 だって今年、満開すぎ。笑 どこからどこまで、と例年だったら境なるものがあったのに、今年はどこまでもどこまでも、桜色が果てしなく続くんだもの。 気がついたら、山地域に到達してたりする。 挙句、犬は散り始めた中に潜って喜んでるし。 抜け毛の季節、黒系カーペットまでもが土付きピンクになって、どうする。 さて、始業本番の1週間。 これも例年だと、怒涛の1週間。 新しい仕事や新しい人との付き合いで、怒りも疲れもどっと来る。

          春、来てくれてありがと。夏も忘れないでよ、予定通り来ることを。

          一周年記念とやらに。

          ここに書くことになってから、1年経ったとのことで。大したことでもないのですが、記念に以前残していた文を。。 雪の影響が少しずつ少しずつ、弱まっていきます。 あれほど、もう雪はいらないと言っていても、こうやって姿を変え、小さくなって消えていく様を見ていると、何かしら、寂しい気もしてきたりするから、不思議なものです。そのせいでか、久しぶりの彩り豊かな夕暮れはどこか、ちぐはぐ感が否めませんでした。 久しぶり、と言えば、話は前後しますが、午前中に金沢駅まで行こうと車を走らせて、家の

          一周年記念とやらに。