ゲストは北田奈津子さん ゲストは引き続き北田奈津子さん。5/4の放送も楽しかったですねー。今回の放送は「なっちゃん」のユーチューブ活動がメイン YouTubeの再生数 北田奈津子さん、YouTubeでの活動を頑張っているそうです。ほとんどの再生数は「万を越えている!」とのこと。すげー。「11月のある日」の再生数がすごいんだそうです。 で、僕の場合はかなりマニアックな曲を探すというタイプなので、見る動画の再生数が「数十回」というのがざら。大体、こんな曲誰も弾いてないだろ
ゲストは北田奈津子さん 北田奈津子さんがゲストでしたー。 「なっちゃん」と呼びたくなるキャラ 北田奈津子さん。実は大昔から知っていて、僕がギター連盟の会員になった時から、静岡のお師匠さんに連れられて東京国際ギターコンクールを見にきたりしてました。そのころはまだ中学生とか高校生くらいで「女の子」って感じでした。 だから僕にとっては「なっちゃん」なんです。 その後、音大でギターを学んで、卒業後バンドとしてメジャーデビュー。そのあとは東京拠点で活動しているのは知っていまし
ゲストは引き続き益田正洋さん 4/6放送分に引き続きゲストは益田正洋さん。 https://www.masahiromasuda.com/ バッハ良いねー! 収録日におしゃべりしたこと。実に楽しかったです。基本的に彼が昨年発売した「チェロ組曲CD」について語りました。 https://amzn.to/3wAaNb4 同時に発売されている楽譜集のことも。 https://amzn.to/3qvoSCL 実はこの楽譜集、生徒さんがレッスンで見せてくれて1番のプレリ
記念すべき初回放送!!! 実は急遽「ラジオのパーソナリティーやりませんか?」とM'sカンティーナのオーナーであるTさんに言われたのは2月のことでした。詳細聞けば「4月からの新番組考えましょー!」とのこと。ええええ?…そんな急に? M'sカンティーナさんではこれまで様々なイベントやライブをやらせてもらっております。その中で一応Tさんにとっては「富川さんは喋りもしきりもそれなりにできる」という位置付けだったのかな?…だからそういうオファーが来たんだろうなーと。 確かに人前で
YAMAHAから新しい本が出ました!YAMAHA(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)から「1日に3つのフレーズを5分ずる弾くクラシックギターワークアウトブック」という本が出ました。一冊全て僕が書きました。普通の人にとって教本ってどういう流れで出るのかなー?と未知の世界ですよね。どんな感じで作っていったのかを記録に残しておきたいと思います。 6月頃企画打ち合わせもともと数冊の本をYAMAHAさんから出しています。 2019年3月に「クラシックギターの教科
DVD完結!M'sカンティーナさんでのDVDシリーズの第二弾「カルカッシで学ぶ音楽表現」が全6巻で完結いたしました。 本編5巻とおまけの第6巻目。第6巻目を買うと全6枚が収録できるケースが付いてきます。 M'sカンティーナさんでは2020年のコロナ禍スタートした時に、何かアーティスト側とライブハウス(M'sカンティーナ)さん側でお互いの収益になることやれないかなあーということで、まずは「クラシックギター奏法伝授」というシリーズを作りました。これも全6巻で完結。 note
消化試合。例えば野球とかですでに順位が決まっているのに、残りの試合をこなさねばならない時などに使う。消化試合は「本気でやらなくても、チームの順位には全く関係ない」。なので、手を抜いてもいい。 だけど野球にしたってエンターテインメントである。手を抜いた試合をすればお客さんは楽しめない。本気で実力を出して、試合をしてくれれば、やはり面白い試合になる。 音楽の本番にも消化試合はない。どんな本番だって本気で弾いて、お客さんを楽しませないと。ダメですよねー。 とはいえ、ああ消化試
序文〜全曲録音までの経緯 武満徹といえば「現代音楽の巨匠」である。世界中どこに行っても、クラシック音楽の世界で武満徹の名を知らぬ音楽家はいない。とはいえ、それは「ノベンバー・ステップス」などの”現代音楽”の作曲家として名を知られているに過ぎない。近年、彼の作った”ポップソング”への評価が高まってきている。武満徹自身はその音楽家修行の初期からジャズやビートルズを含むポピュラー音楽への偏見のない嗜好を示してきた。それは彼の書いた「ギターのための12の歌」の選曲を見てもわかる。ビ
今まで出版関係の著作をたくさんやっている。基本的にヤマハのもの(yamaha music media)がほとんど。そして、そのほとんど全てで編集担当をしてくれたのが小田桐伸さんであった。かなり長期間の闘病の末に、2020年10月5日に亡くなった。かなりショックではあった。同い年であったけれども、ずっと「さん」づけでした。そのくらい温和で穏やかで、だけど、芯のある編集者でした。 コロナ禍のドタバタや個人的にもドタバタしていたので、今やっとこうやって何か書いてみようと思っていま
なぜ奏法伝授シリーズを始めたのか?このDVDシリーズは東京の駒沢大学駅近くにあるイベントスペースM'sカンティーナさんとの話から生まれました。カンティーナのオーナーである寺澤さんと話をしたのは4月くらいだったかしら?…定期的に演奏をさせてもらっていた場所ではあったのですが、すっかりライブやイベントもなくなってしまって、お互いに何か援助し合う形のものを作りましょーと。 カンティーナさん出演のアーティストさんたちもライブを収録したものやトークライブを収録したものをDVDで出して
ものを作ることがアーティストの仕事だ。画家は絵を書く。作曲家は曲を作る。演奏家はコンサートを「作る」。CDや動画などを「作る」。 クラシックギタリストだって、ものを作る。コロナ禍のひきこもり期間中に演奏家たちは一気に「ものづくり」に目覚めた。その一番はyoutubeに動画をアップすることだろう。各自、工夫を凝らした内容をアップしていて、僕も友人たちの動画をみて、へえ、こういうアプローチもあるのねえーなんて面白がっていた。 残るものを作る僕はどっちかというと、ものを作るって
コロナ禍。なんだかわからんうちに日常になってしまった。実際、9月くらいからふつーに演奏活動もしているし、飲み会とかもやっている。とは言っても本当に様子を見ながらって感じである。 幸いにして周辺にコロナで重症化して死んじゃったという友人や知人はいない。感染して陽性になったけど、熱がちょっと出たくらいで治ったとか。そんな人はごろごろいる。ああ、東京だ。 こうやって日常になっていくのだけど、あのいい意味で「この先どうなるんだろうー?」と思って、ドキドキしていた3月あたりから7月
僕はクラシックギターを弾きたくて始めたわけじゃありませんでした。 ま、かっこよく言えば以下の言葉でまとめてしまえる。 「俺がクラシックギターを選んだんじゃない。クラシックギターが俺を選んだ。」 …ちょっとマイルス・デイビス自伝みたいでいいでしょ? そう、あれは小学5年の時でした。テレビで見た津軽三味線の巨匠高橋竹山の演奏で雷に打たれたような衝撃を受けた僕は母親に「あの楽器を習いたい」と言いました。 そして、母が探してきたのはクラシックギター教室。「似たようなものだから」と
どうも、テレレのおじさんです。 媚びてしまった…「オンラインレッスンのやり方を語る」なんて!「オンラインレッスン」って言ってしまったよ。「テレレッスン」を推しているのに!!! さてさて、コロナ騒動以来、ますます外出が難しくなってきました。安全のためには電車にも乗らない方がいいし、密室状態になる音楽のレッスンも危ないのかもしれません。そう考えて、私が主宰する富川ギター教室では2月末から「テレレッスン」を行なってきました。 なんで「テレレッスン」っていうの?…という方はno
テレレのおじさん。某facebookで知人から命名されてしまった。コロナきたぞーって日本がなってきたのが、2020年の2月終わり頃。その辺りから、うちの教室(クラシックギター教えてます)では、"テレレッスン"やってきた。 テレレッスンってなんじゃい?…という方、多いのかなあ? 要するに、webとかでやる「遠隔レッスン」ってこと。webレッスンとか、オンラインレッスンでいいじゃん!っていう方も多いかもしれない。だけど、”テレ”って言葉に意味があるんだよなあ。 ”テレ”=”
(お読みの方へ) 現代ギター史に寄稿した「伝統と革新~ペペ・ロメロの教本にギター奏法史を俯瞰する」のロングバージョンです。本誌では構成を全面的に変えてあり文体も平易にしてありますが、最初に書いたこのバージョンのほうがより詳細に私の言いたいことを書いています。 1:巨匠の技を学ぶ 巨匠の技…巨匠が用いている技術について皆知りたいと望んでいる。その技術と音楽性を盗むために巨匠から学ぶことは音楽学習において大切なプロセスである。留学やマスタークラスなどで学ぶ方法、その巨匠達が