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「駒沢六弦倶楽部」4/20 放送後の"おたのしみ”
ゲストは引き続き益田正洋さん 4/6放送分に引き続きゲストは益田正洋さん。 https://www.masahiromasuda.com/ バッハ良いねー! 収録日におしゃべりしたこと。実に楽し…
「駒沢六弦倶楽部」4/20 放送後の"おたのしみ”
ゲストは引き続き益田正洋さん
4/6放送分に引き続きゲストは益田正洋さん。
https://www.masahiromasuda.com/
バッハ良いねー!
収録日におしゃべりしたこと。実に楽しかったです。基本的に彼が昨年発売した「チェロ組曲CD」について語りました。
https://amzn.to/3wAaNb4
同時に発売されている楽譜集のことも。
https://amzn.to
教本を一冊作る〜「クラシックギターワークアウトブック」ができるまで
YAMAHAから新しい本が出ました!YAMAHA(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)から「1日に3つのフレーズを5分ずる弾くクラシックギターワークアウトブック」という本が出ました。一冊全て僕が書きました。普通の人にとって教本ってどういう流れで出るのかなー?と未知の世界ですよね。どんな感じで作っていったのかを記録に残しておきたいと思います。
6月頃企画打ち合わせもともと数冊の本
モチベーションと消化試合
消化試合。例えば野球とかですでに順位が決まっているのに、残りの試合をこなさねばならない時などに使う。消化試合は「本気でやらなくても、チームの順位には全く関係ない」。なので、手を抜いてもいい。
だけど野球にしたってエンターテインメントである。手を抜いた試合をすればお客さんは楽しめない。本気で実力を出して、試合をしてくれれば、やはり面白い試合になる。
音楽の本番にも消化試合はない。どんな本番だって
武満徹SONGS うたうだけ Acoustic Ladyland 全曲解説
序文〜全曲録音までの経緯
武満徹といえば「現代音楽の巨匠」である。世界中どこに行っても、クラシック音楽の世界で武満徹の名を知らぬ音楽家はいない。とはいえ、それは「ノベンバー・ステップス」などの”現代音楽”の作曲家として名を知られているに過ぎない。近年、彼の作った”ポップソング”への評価が高まってきている。武満徹自身はその音楽家修行の初期からジャズやビートルズを含むポピュラー音楽への偏見のない嗜好
編集者と音楽家(故・小田桐伸氏に捧ぐ)
今まで出版関係の著作をたくさんやっている。基本的にヤマハのもの(yamaha music media)がほとんど。そして、そのほとんど全てで編集担当をしてくれたのが小田桐伸さんであった。かなり長期間の闘病の末に、2020年10月5日に亡くなった。かなりショックではあった。同い年であったけれども、ずっと「さん」づけでした。そのくらい温和で穏やかで、だけど、芯のある編集者でした。
コロナ禍のドタバタ
[クラシックギター奏法伝授]DVDの中身を語ってみる!
なぜ奏法伝授シリーズを始めたのか?このDVDシリーズは東京の駒沢大学駅近くにあるイベントスペースM'sカンティーナさんとの話から生まれました。カンティーナのオーナーである寺澤さんと話をしたのは4月くらいだったかしら?…定期的に演奏をさせてもらっていた場所ではあったのですが、すっかりライブやイベントもなくなってしまって、お互いに何か援助し合う形のものを作りましょーと。
カンティーナさん出演のアーテ
ものを作る(CDを作るぞ)
ものを作ることがアーティストの仕事だ。画家は絵を書く。作曲家は曲を作る。演奏家はコンサートを「作る」。CDや動画などを「作る」。
クラシックギタリストだって、ものを作る。コロナ禍のひきこもり期間中に演奏家たちは一気に「ものづくり」に目覚めた。その一番はyoutubeに動画をアップすることだろう。各自、工夫を凝らした内容をアップしていて、僕も友人たちの動画をみて、へえ、こういうアプローチもあるのね
音は空気を伝わるものだ。音楽は振動の共有である。
コロナ禍。なんだかわからんうちに日常になってしまった。実際、9月くらいからふつーに演奏活動もしているし、飲み会とかもやっている。とは言っても本当に様子を見ながらって感じである。
幸いにして周辺にコロナで重症化して死んじゃったという友人や知人はいない。感染して陽性になったけど、熱がちょっと出たくらいで治ったとか。そんな人はごろごろいる。ああ、東京だ。
こうやって日常になっていくのだけど、あのいい
テレレのおじさん、オンラインレッスンのやり方を語る
どうも、テレレのおじさんです。
媚びてしまった…「オンラインレッスンのやり方を語る」なんて!「オンラインレッスン」って言ってしまったよ。「テレレッスン」を推しているのに!!!
さてさて、コロナ騒動以来、ますます外出が難しくなってきました。安全のためには電車にも乗らない方がいいし、密室状態になる音楽のレッスンも危ないのかもしれません。そう考えて、私が主宰する富川ギター教室では2月末から「テレレッ
巨匠のワザの学び方:演繹と帰納
(お読みの方へ)
現代ギター史に寄稿した「伝統と革新~ペペ・ロメロの教本にギター奏法史を俯瞰する」のロングバージョンです。本誌では構成を全面的に変えてあり文体も平易にしてありますが、最初に書いたこのバージョンのほうがより詳細に私の言いたいことを書いています。
1:巨匠の技を学ぶ
巨匠の技…巨匠が用いている技術について皆知りたいと望んでいる。その技術と音楽性を盗むために巨匠から学ぶことは音楽学