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私の「仕事に対する価値観の変化」

仕事に対する価値観

「私にとってこの仕事は天職だ!」と感じることや、仕事で結果を残すことで「この仕事を選んでよかった!」と思えること、他には「自分は仕事でこういう結果を残しました!」などと、自分にとって誇らしいエピソードがあれば、そのことについて語りたいのですが、残念ながら私はそのように誰かに誇ることが出来るほどの結果を残していないので、そのかわりと言ってはなんですが、私が出会ったある本によって、今まで自分が考えていた仕事に対する価値観が変わったのでご紹介いたします。

1日3時間だけ働く



それは、山口揚平さんの「1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法」という本です。

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法
https://amzn.asia/d/j3PzgFd

この本を手に取ったキッカケは、単純に働きたくないと言うよりは「働く時間を短くしても結果を残すことが出来たら、その時間を他のことに回すことが出来るだろう」と考えただけではなく、このような思考をしているこの本の著者である山口さんの考え方を知りたかったからです。

そして、この本の中で

「人生の目的を「生存」から「創造」へと変える」方法が記載されています。(文章が長いので一部割愛をしています)

小さな記録が小さな達成感を生み、成長を促す。少しずつ大きくて社会的な目標が生まれ、「じゃあ、人に貢献してみよう」と思えるようになる。貢献をお金に変換するということができるようになる。それが新しい時代の仕事の方法である。

 それを続けていれば、仕事と仕事を組み合わせてさらに大きな価値を生み出すシステムを創り始めるだろう。それがビジネス創造である。そして「仕事は遊び。ビジネスは価値と信用を創造するゲームにすぎない」と悟るときがきたら、ようやくパラダイムシフトが完了した証である。

「1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法」より

何回か本を読むことでこの文章を意味を理解出来ただろうと思った時、会社から言われた(もっとも、「会社さん」など存在しないのですが)仕事をしてきた自分にとっては時間こそかかったのですが、ある日を境に仕事に対する考え方が変わりました。
もっとも、私がそのような考え方が出来るレベルまで到達したのかは定かでは無いのですが、それでも、人生の目的を「生存」から「創造」へと変えることが出来るようになれば、ただ会社から言われたことをするよりも、もっと良い方法で世の中に価値を提供することが出来るのではないのかと考えたからです。
だからといって、この考え方に共感したといっても綺麗事と言われればそれまでですが、それでも、これからの働き方はこの考え方をしても良いのではないのかと思います。
なぜなら、この考え方をして行動した方が、より多くの人に対して何らかの価値を提供することが出来ると考えているからです。
もちろん、いきなり最初から多くの人に価値を提供することは出来ないと思います。
それでも、この考え方に基づいて行動して力がつくことで、最初は提供できる価値の規模が小さかったり、その対象の人数が少なくても試行錯誤をしながら行動を続けることによって、その規模が以前よりも大きくなったり、価値を提供すること出来る人対象の人たちが多くなるのではないのかと考えているからです。
しかし、この考えに沿って行動してそれ相応の結果を残すことが出来なければ、机上の空欄になってしまうかもしれないので、うまくいくとは限りません。
それどころか、この考え方に沿って行動したところでお金にならないかもしれないので、繰り返すようですが、お金を稼ぐことが出来なければいくら頑張ったところでただの綺麗事になると言うのもわかります。
もちろん、「お金よりも大事なものがある」と言うと、会社を経営するなどして本当にお金が無いことで大変な思いをした方々からしてみれば、考え方が甘いと言われても仕方がないことですが、それでも、まずは自分が出来る事も含めて人生の目的を「生存」から「創造」へと変えることから始めてみることが大事だと思います。

お金と信頼



なぜなら、山口さんのこの本でも書いてあるように、これからの働き方が今までの働き方と変わっていくと感じているので、これからはお金を稼ぐことも大事なのですが、それと並行して自分に対する信頼を稼いでいくことが大事だと考えているから、このような考え方に至りました。
そして、極端な言い方になりますが、お金がなければ単純に働くだけではなく、会社によっては禁止されているところもあるとは思いますが、副業をするという手もあります。
他にも金額にこだわらなければ、それこそ身の回りをものをフリマやオークションを利用することによってお金を稼ぐことだって出来ます。
しかし、お金と違って信頼は貯めるのは難しく、その上時間がかかるのに失うのは一瞬です。
そして、信頼はコツコツ積み上げていくしかないのですが、信頼を積み重ねていくことによって、人々から自分に対する評価が信頼を得る前に比べると信頼を得た後の方が評価が良くなるだけではなく、信頼を積み重ねていくことによって、いざ自分が困ったときに助けてくれることもあるかもしれないので、日々信頼を積み重ねていくことが大事だと思っています。

自分の頭で考える。



そして、この本では「自分の頭で考えること」を推奨していますが、自分の頭で考えることはとても大変で、自分の頭の中で考えてそれをもとに行動して、結果の大なり小なりはともかく自分の納得のいく結果などを残すことが大事だと思っているので「自分の頭で考えることが得意だ」と思っていた自分でも、自分の頭の中で考えることが足りなかったと改めて痛感しました。
しかし、自分の頭で考えることは大変かもしれませんが、その反面コスパが良いと言われているので、それが大変なことでもやらない手はありません。
だから、生きていくためには働かなければいけないのですが、働くことに関してもただ他人に言われてやるよりも、自分で考えて試行錯誤しながら行動していく方が人間らしい生き方・働き方だと考えています。

さいごに

生きていくためにお金が必要です。
しかも、仕事をするということはお金を稼ぐだけではなく、生きがいを得ることでもあります。
そして、人にはそれぞれその人の出来ることで世の中に貢献することが出来ます。
だから、そのためには、改めて「人生の目的を「生存」から「創造」へと変えることによって、より多くの人たちに貢献することが出来るようになる」
これが大事なことだと思います。

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