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サンパール 409号室

おはようございます
お目覚めの時間ですよ

今回私が行って参りましたのは埼玉県川越市にございます「ホテルサンパール」様

こちらはホームページで全室見れるのです!
宿泊の予約は3日前から、休憩の予約は当日からになります。
私のお目当てはロールスロイスベッドのお部屋、海モチーフのお部屋、丸ベッドのお部屋の3部屋
当日の零時になった瞬間に電話をかけてこの3部屋のどれかを!と懇願。

エントランスに入った瞬間からワクワクが止まりません。ステンドグラスにシャンデリア。
そしてタッチパネル。

テンションが上がりまくって同行者と一緒にぴょんぴょん飛び跳ねました。

タッチパネルではベッドとバスルームのお写真が見れます。
フロントに予約した旨を伝えまして渡されたルームキーには「ホテルサンパール409」の文字が!

通されたお部屋は第1希望のロールスロイスベッド409号室になります。

上り専用エレベーターは故障中のようでして下り専用で上がったり下ったりします。

エレベーターから出ると他のお部屋から出てきたデリヘルさんと鉢合わせ。こんな状況初めてでドキドキしました。

廊下まで凝ってます。
鈴蘭みたいなランプに乙女心がくすぐられる。

それでは突撃致しましょう。
おーぷん!!


はーーー!何だこの空間は!
入ってすぐ目に入ってくるのはピカピカ光る星空のような天井とどどんも構えるロールスロイスベッド。
1928年製のモデルでは?と愛好家様から教えて頂きました。
ベルベッドで出来た車体、ベッドボードの街灯とミラー、大きなタイヤにナンバープレート。
車に詳しくない私でも昂ります。

そしてこの壁紙も可愛いのです。
天井の星空に合わせてでしょうか、天文具や太陽、月モチーフの壁紙です。
私のお部屋の壁紙もこれとおそろいに張り替えたい。

そして昭和ラブホ好きの皆様ならご存知でしょう。
エアシューターの名残がございます。

筒にお金を入れてボタンを押すと「シュコーっと音がなり、ヒュン!って飛ぶ」らしいです。
現役のエアシューターにお目にかかれたことがないので愛好家様に聞きました。
はぁ、誰か私を現役エアシューターと現役回転ベッドのあるラブホテルに連れて行って…

ホテル名入りのバスローブもご紹介。
お部屋には2着ございまして、男性サイズが青色、女性サイズがピンク色の刺繍でした。
可愛くても持って帰っちゃだめですよ!

水周りはリフォームされているのか新しめのトイレとジャグジー付きの大きなバスタブ。
現代のキラキララブホテルにもある浴槽の中がぶくぶくしてライトアップされるタイプのものです。
アメニティも歯ブラシ、カミソリ、ヘアゴム、スキンケア用品などなど。男性用のスキンケア用品もございましたよ。
急なお泊まりでも安心です。

フードメニューも充実していました。
ソフトドリンクはお部屋の販売機でペットボトルを購入する形ですが、お酒はメニューに載っていますし、ステーキにピザにデザートにたくさんです。お値段もリーズナブル。
モーニングメニューもあるのでご宿泊の方はぜひ。

1番驚いたのはたこ焼き器の貸出があることです。
しかもセットで出てきます。

な、なんと500円!
フードメニューに10ケ入り500円で出来上がってるたこ焼きのメニューもあるのですが、断然こちらの方がお得でしょう。
数量限定らしいのですが、たこ焼き器2回分くらいは食べられますし何より楽しいです〜
私は同行者に全部丸投げしました。
不器用なもので私が焼くとまんまるにはならないのです。吐瀉物のような何かが出来上がります。

結構時間かかるので休憩で入ったカップルさんはイチャイチャの時間が少なくなってしまうので気をつけて!
ご宿泊やお友達との入室、ラブホ女子会の方にはおすすめです。

天井の星空の話に戻りますが、「音を出したら光り方が変わる」との噂があるようです。
滞在中には気付けなかったのですが、写真を見返したら確かに変わっていますね。
音によるものなのか時間差なのか…

お部屋に魅了されて予定より2時間も長く滞在しておりました。

退出してエレベーターで1階へ下りると他の利用者様とまたまた鉢合わせ。
上り下りを分ける専用エレベーターの大事さが分かります。
来た時には数部屋空室だったタッチパネルも帰る頃には全部屋満室でした。
素敵なホテルが人気で嬉しい限り。

昭和ラブホのユニークさ、非現実感と現代のラブホテルの使い勝手の良さ(豊富なフードメニューや水周りの清潔さ)が融合した良いホテルでした。
閉業やオールリニューアルのホテルが増えておりますが、サンパール様のように良い部分を残しながらさらに昇華していくホテルが増えることを願っております。

タクシーの窓から必死に撮った看板と外観です。
昼間の外観も収めたかった…
このホテルは絶対リピートします!


おやすみなさい。
富栄でした。

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