アウトプットが不足しているから上達しない
どうも、高尾トンビです!
今日は、海外に語学留学していた友人と久しぶりにあって話をしていました。
いろいろなことを話しましたが、その友人から聞いた話で一番印象に残ったことは「結局、日本人はアウトプットが不足しているから英語がなかなか上達しない」ということでした。
すごくシンプルな話です。
アウトプットすべき場でもインプットを重視してしまう
外国語を「話す」「聞く」ということに専念したくて、語学留学しているのにも関わらず、日本人はそこでも「インプット」を重視してしまう。
そして、それが問題であることにイマイチ気が付かない。
これは、語学だけの問題ではなく、「学習」というもののあらゆることに共通する問題だと感じます。
実践感覚を鍛える場でも「情報や知識を欲しがってしまう」
プロフィールにも書きましたが、僕は、大学や専門学校で「アントレプレナーシップ教育」というものを指導しています。
多少の情報や知識もお伝えしますが、メインコンテンツは「アウトプット」です。
自分の頭で考えて人に伝えたり、行動に移すためのプランを考えます。
講義の中では限界もありますが、プロジェクトを実行して実践感覚を養うということもやります。
そういう中でも、「もっと情報や知識が欲しい」「知識が不足しているから動けない」という要望が結構あります。
もちろん、最低限の情報や知識は必要ですが、それはインターネットで検索すれば山のように出てきます。
それよりも、こういった情報や知識は「どのような場面」で、「どのように活用するのか」を体験しなければ、使いこなせません。
アウトプットすることでインプットも促進される
アウトプットをすることで、自分の中の知識や情報が「定着している」のか「定着していない」のかを確認することができます。
要するに、何がわかっていて、何がわかっていないのか気づくことができます。
また、認知心理学では「記憶はインプットの時ではなく、アウトプットの時に定着する」と言われています。
例えば、誰かに説明しようとしたときやテストなどで答えた時に、「これなんだっけ?」→「そうそう、こういう意味だった」みたいな形で記憶として定着するそうです。
なので、アウトプットをしなければ、記憶もなかなか定着しないのです。
アウトプット7割、インプット3割
『学びを結果に変えるアウトプット大全』の著者で有名な樺沢紫苑さんは、「アウトプットの鬼」みたいな人です。
樺沢さんは、精神科医でありながら「作家として28冊の本を出版し、メルマガやYouTubeの毎日更新を何年にも渡って続けている」人です。
その樺沢さんの本の中で「アウトプットとインプットの比率は7:3」が望ましいと書かれています。
アウトプットが7割、インプット3割
インプットの方が多くて、アウトプットが少ない人が多いと思うのですが、インプットの倍以上はアウトプットすべきだとおっしゃっています。
詳細が気になる方は『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読んでみてください。アウトプットに考え方や具体的な手法もたくさん書かれています。
使わないと価値も下がる
以前に書いた「情報・知識のインフレ化」という記事でも触れましたが、情報や知識は使わないと価値が下がります。
アウトプットのおすすめは情報を発信することです。
ブログやnoteなどで、自分がインプットしたことをどんどんアウトプットしていけばいいのです。
僕もnoteを毎日更新することによって得た情報や知識を定着させています。
みなさんも是非!
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発信力を鍛えていきたいと思っています。いただいたサポートは本などのインプットに活用したいです。