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米国株投資家・投機家。ゴールド、コモディティ、新興国・フロンティア、債券等、儲かるなら…

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米国株投資家・投機家。ゴールド、コモディティ、新興国・フロンティア、債券等、儲かるならなんでも。 記載内容は投資風にかかれていますが、すべてエンタメ(暇つぶし)情報です。 投資とは関係ありません。投資・投機の推奨では絶対ありません。 投資・投機は自己責任で。

最近の記事

原子力・ウラン投資その11:NXE (NexGen Energy Ltd)

こんばんは、とまとです。 今回は個別株特集第4弾としてNXEを取り上げます。時価総額では、CCJについで2番めの大きさとなります。 カンパニープレゼン資料は下記です。 https://s28.q4cdn.com/891672792/files/doc_presentations/2023/Nov/22/nxe_corpdeck_november_2023_v1.pdf ウラン鉱山 カナダのROOK Iプロジェクト1つのシンプルな構成となります。 鉱山経済性・コスト

    • 原子力・ウラン投資その10:UUUU (Energy Fuels Inc)

      こんばんは、とまとです。 今回は個別株特集第3弾としてUUUUを取り上げます。 カンパニープレゼン資料は下記です。 https://filecache.investorroom.com/mr5ircnw_energyfuels/1154/2023-12%20Corporate%20Presentation.pdf ウラン鉱山UUUUのウラン鉱山は4つ。米国Utah州のWhite Mesa Millでこちらはすでに生産中です。Wyoming州のNichols Ranch

      • 週刊ウラン(2023/12/16)

        こんばんは、とまとです。 今週のウランニュースの振り返りです。 まずはFinancial Timesに掲載された中国のウラン買い占め。西側視点では買い占めだが、そもそも中国は世界で米国についで2番めの原発発電量でいずれ原発数も世界一になる原子力大国なんで、ウランを大量に確保していくのは当然の流れ。西側東側かまわず買っていくので、西側がもたもたしていくとなくなってします。 ロシア産の濃縮ウランの輸入禁止を可決し、ウランスポット価格上昇につながる。waiverも設けられてい

        • 原子力・ウラン投資その9:DNN (Denison Mines Corp)

          こんばんは、とまとです。 今回は個別株特集第2弾としてDNNを取り上げます。 カンパニープレゼン資料は下記です。 https://denisonmines.com/site/assets/files/6476/2023-11-09_denison_investor_update_compressed220_v1.pdf ウラン鉱山DNNのウラン鉱山はカナダのAthabasca Basinに存在している。 主力はDNNが95%持つWheeler Riverプロジェクト

        原子力・ウラン投資その11:NXE (NexGen Energy Ltd)

          原子力・ウラン投資その8:UEC (Uranium Energy Corp.)

          こんばんは、とまとです。 その6を読んだ方はわかるように、CCJを検討しようと言ったのみも関わらず、他の売上もろくにない株を検討をしようという変態向けの記事となります。 今回は、おそらく2023年後半のウラン株で最も強かったUEC (Uranium Energy Corp.)についてみていきます。会社のプレゼン資料は下記を参照ください。 https://www.uraniumenergy.com/_resources/presentations/UEC-Corporat

          原子力・ウラン投資その8:UEC (Uranium Energy Corp.)

          原子力・ウラン投資その7:オッちゃんウランツイートまとめ

          こんはんは、とまとです。 次回は個別銘柄の説明をすると言っておきながら、別ネタです。UECについてまとめているのですが、まじめに個別銘柄を調べると予想以上に時間がかかるので、その間をつなぐ回です。 米国株村を代表するコモディティ専門家オッちゃんのウラン関連のツイートをまとめておきます。ぜひ、元のツイートに戻ってよく読んでみてください。 オッちゃんの紹介は省略。せっかくなので、時系列でいくよ。 オッちゃんのウランという言葉が入ったツイートは2021/5/4から始まります

          原子力・ウラン投資その7:オッちゃんウランツイートまとめ

          原子力・ウラン投資その6:個別株の基本情報

          こんばんは、とまとです。 次回以降に個別株を1銘柄1記事にまとめていく予定です。いきなりその記事に入ると、全体像がわからず、迷子になる可能性があるため、今回は軽く全体像についてみていきます。 まず結論から書くと、ウランに興味を持って買ってみたいと思ったレベルの方はCCJURA(2023/12/24注:CCJは最近生産懸念を感じるのでETFに変更しました)を検討してみるのが思います(投資推奨ではなく、売買の判断は自己責任で)。個別株なので個別のリスクを負いますが、ボラティリ

          原子力・ウラン投資その6:個別株の基本情報

          原子力・ウラン投資その5:ウラン生産生産方法、鉱山経済評価、ウラン価格の補足

          こんばんは、とまとです。 細切れでたくさん書いてすみません。合間の時間で書いているため、長文だと集中力が続かないため、週間少年ジャンプなみに1話を区切って書いていきます。 あまり書く内容を整理せずに、つれづれなるままに書いているため、以前に書くべきだった内容を回収していきます。今後、個別株の話(1銘柄1話でかく予定)になったときに必要な知識をここに整理していきます。 ウラン鉱山生産方法以前少しだけ出てきましたが、ウラン鉱山の生産方法は大きくは2種類に別れます。In-sit

          原子力・ウラン投資その5:ウラン生産生産方法、鉱山経済評価、ウラン価格の補足

          原子力・ウラン投資その4:ウラン

          こんばんは、とまとです。 (すみません。カザフスタンの記載が間違っていたので修正しました) 第4回目は投資対象としてウラン鉱山開発会社が多い中で、ウランについての基本的な情報をエネルギー白書2023等からみていきましょう。 世界のウラン生産量まずは世界のウラン生産量からみていきましょう。2021年のデータですが、世界全体で年間48,332tUとなります。この数字も覚えておいてください。トップはカザフスタンで45.1%と半分弱をしめます。その後、ナミビア、カナダ、豪州、ウズ

          原子力・ウラン投資その4:ウラン

          原子力・ウラン投資その3:ウラン鉱山から原発へのサプライチェーン

          こんばんは、とまとです。ここからウランに話に入っていきます。 第3回はウラン鉱山から原発までの流れの話をします。 鉱山から原発までの流れこれは下記のJohn Quakes教授の図がわかりやすいので、これで説明します。 まずは、ウラン鉱山から2つのアプローチでYellow Cake(U3O8)を作ります。1つはIn-situ Leach Facilityからウラン溶液を抽出して、それを処理工場で作る方法。もう1つはウラン鉱山からウラン鉱物をとり、それをウラン工場で作る方法

          原子力・ウラン投資その3:ウラン鉱山から原発へのサプライチェーン

          原子力・ウラン投資その2:投資カテゴリー・原子力発電特徴

          こんばんは、とまとです。 原子力・ウランの続きです。私のXのフォロワーは常識的な話が続きますが、しばらくお付き合いください。 今回は前回書き忘れた投資カテゴリー・原子力発電の特徴・SMRについて説明しようと思います。 本題に入る前にウランのブログについてはレモンさんのブログもあるので、こちらも参考にしてください。 原子力・ウラン投資カテゴリー原子力・ウランに関連する銘柄はいろいろあると思いますが、やはり、投資するならば、原子力・ウランが中心の銘柄に投資したいというのが心

          原子力・ウラン投資その2:投資カテゴリー・原子力発電特徴

          原子力・ウラン投資その1:原子力現況

          こんばんは、とまとです。最近、米株環境投資家・投機家を名乗り始めました。世界の環境、脱炭素で最も重要な原子力発電についてみていきたいと思います。 今回は原子力やウランの基本的なデータや現状を整理したいと思います。環境問題や脱炭素などの動き自体は他で様々な議論があると思うので、扱いません。 まずは基本から。経済産業省資源エネルギー庁のエネルギー白書2023を中心に原子力の現状の基本のおさらいから始めます。 世界のエネルギー消費量まずは燃料別のをみていきたいと思います。現状

          原子力・ウラン投資その1:原子力現況

          ショートレポートは買いか?その1

          こんばんは。とまとです。久しぶりに書きます。今日はショートレポート後の急落のタイミングは買いかどうかについて、何回かに分けて、みていきます。 ショートレポート後の売買タイミングこちらも実際のチャートをみながら、理解を深めていきますが、当初仮説としては、暴落してセリングクライマックスで下ヒゲをつけそうな場面での買いとなります。売りタイミングはもちろん、ショートレポートの中身が理解でき、過剰に売られすぎとわかれば長期に持つという戦略もありますが、ここではそこの判断ができないとし

          ショートレポートは買いか?その1

          ゴールド、長期債考察~リーマンショック編~

          こんばんは、とまとです。 懲りずに、また、ゴールドと長期債のお話です。 今回は大きな変動ではなく、細かくどういうイベントで、どう原資産が動いていったかを考察していくことにしました。というのも、過去にあった歴史がそのまま繰り返される可能性は低く、それよりも、歴史の中で、どのようなイベントが起き、どのように変動していったかを学んでいき、次に起こりそうなシナリオでどう動くのかを検討するのがよいのではないかと思ったからです。 ここ最近の利上げから利下げの局面は、リーマンショック

          ゴールド、長期債考察~リーマンショック編~

          ゴールド、長期債考察~コロナショック編~

          こんばんは。とまとです。 今回は前回のリーマンショックに引き続き、コロナショックをみていきたいと思います。 前回の記事はこちら 読み解く背景FFレート このときの利上げのサイクルは、2015年12月に利上げを開始し、途中利上げを停止したりするものの、最終的に2018年12月に利上げを完了しています。金利のピークは2.25-2.5%でリーマンショックの前に比べるかなり低くなっています。そして、2019年7月に利下げを開始し、最終的にコロナで2020年2月に緊急のFOMC

          ゴールド、長期債考察~コロナショック編~

          リーマンショック前の相場を振り返る

          こんばんは。とまとです。 昨年終わり頃考えていた投資方針がしっくりきていないなということで、もう一度チャートを見直し、考えてみましたので、こちらに記載しておきます。 今回再びみたのはリーマンショックの前の動きです。ここで考えたいのは、リーマンショックの2008年9月10月のような暴落が起きる予兆をみたいわけではなく、その手前の時期の値動きを参考にしたいと思ったからです。この時期は、暴落にならない程度の金融不安が起きていて、その時の状況が今の状況に参考になるのではないかと考え

          リーマンショック前の相場を振り返る