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自分を好きになれることをする

こんばちは

しばらく今日の1章のコーナーが出来ていなくてすみません(_ _)

ここ数日は本に加えてドラマなどの作品も観て、いろんなことを感じる時間を過ごしていました。(記事を書けなかった言い訳。)そして、そのなかで、自分の価値観に共感する部分を見つけたり、逆に自分とは異なる考え方に出会ったりして、自分の価値観がぼやけてくるようなそんな感覚がありました。

なので、自分の中で考えを整理するためにも、今回はこれまでに記事にしたことを含めて、自分が感じたことや考えたことを一度整理してまとめたいと思います。(おそらく長文になるのでご覚悟ください笑)


まえがき

まずベースとして、筆者のいう自分の価値観ってなんやねん!っていうと、
それは、「人生における正解ってなんなんだろう?」についての価値観のお話です。

この「正解」っていうのは、「成功」や「幸せ」って言葉に置き換えることもできると思うのですが、全ての人がいつか必ず死ぬという人生のルールの中で、その人生をどういう風に過ごすことが、筆者にとって一番「正解」なんだろうということです。かっこよく言い換えると、「生き様」みたいなもんです。

普段はあまり意識しませんが、よくよく考えてみると、人生って自分という存在が何か行える時間の総称じゃないですか。筆者は死後の世界とか妄想するのもロマンがあって好きなんですが、一般的には、人生って自分が存在できる限られた時間だと思います。そうすると、その時間をどういう風に過ごすかは結構大事なことだと筆者は感じています。

しかし、普段からそういったことを具体的に考えるきっかけって少ないし、そもそも「自分の生き様」について考えるっていう発想自体に持たないことも多いと思います。自己啓発系のセミナーとかってちょっと胡散臭いし笑
実際、筆者も就職を考え始めた時期になって、初めて自分の生き方について考えたのですが、そういった発想を持って周囲を見てみると、自分の生き方にこだわりを持っている人は、なんか輝いてて、なんか幸せそうでした。それに、そういう人ってなんかかっこいいんです笑

そんな感じのきっかけで、筆者は自分の生き方にこだわりを持って生きたいと思うようになったのですが、「生き様」を意識して日々を過ごすと、生活の様々な場面で、色んな人の考え方と自分の考え方の壁打ちをするようになりました。読書はダイレクトにその本の著者の考え方を届けてくるし、テレビでタレントを応援していても、その人の行動からその人がなぜ人気なのかというところに生き様を感じられます。

ここで話を「人生の正解とはなんだろう?」というテーマに戻すと、そのように様々な生き方考え方がある中で「正解」な生き方ってどんな風に生きることなんでしょう。

筆者は、「自分を好きになれることをする人生」だと現時点で思っています。これは、色んな本や映画、テレビの有名人の方を見て、幸せな生き方をしている人に共通していることなんじゃないかと思っています。具体的な行動や方法は人によって様々ですが、「自分を好きになれることをしている」という1点においては、そういう人たちがみな行っていることだと思います。つまり、「人生の正解である生き方」の大きなヒントは「自分を好きになれることをすること」だと今は思っています。
(今後も色んな価値観と触れる中で変わっていくのかも知れないので、”今は” です笑)

そして、筆者の考える「自分を好きになることをすること」とは、具体的にどういうことなのかをこの記事で紹介したいと思います。この記事は、過去に「今日の1章」のコーナーで紹介した考えや、その他で感じたことなどを組み合わせて、現時点での自分の価値観を紹介したものですので、重複した内容や、以前とは違った解釈の仕方も出てくるかもしれません。その点は、ご了承ください<(_ _)>

目次
-自分編
-他者編
-心持ち編
-「自分を好きになれることをする」総まとめ


「自分を好きになれることをする」自分編

自分を好きになれることをする人生が、人生という限られた時間を最も幸せに過ごす生き方だということをまえがきで紹介しました。この章では、なぜ自分を好きになれることをすると幸せなのかを理屈っぽく説明します。

幸せの時間が多い人生
ひとまず「幸せな時間」について考えたいと思います。幸せな時間を想像してみると、給料日とか、友人と馬鹿騒ぎしてるときとか、何かしら充実している時が思い浮かびませんか。しかも、その充実はモノではなくて心理的なものだと思いませんか。給料日だって、同じように業務はあるけど普段より幸せだし、友人と遊んでいる時だって、そんなに豪遊できなくても全然楽しいですよね。それは多分、気持ちがワクワクしているから楽しくて幸せなのだと思います。

そういう風に考えてみると、ワクワクして楽しい時間がたくさんある人生が一番幸せな生き方だという結論が空想上ではでますよね。でも、こんなことってよく聞くことだし、実際にはそんなことできないって思いません?
給料日は月に1回の幸せでも、残りの29日は嫌な仕事を生活のためにするしかないとしたら、ワクワクする時間なんて人生の30分の1しかないんですから。

これから筆者が紹介することは、仕事を今すぐ辞めて、非現実的にその割合を変えろ-!ってことじゃなくて、自分の捉え方次第では同じ生活でも30日毎日幸せな時間を過ごせるんじゃないっていう可能性のお話です。

人が精神的な充実を感じるとき
先ほども言ったように、幸せな時間というのは精神的に充実した時間のことです。ポイントは ”精神的に” ってところで、別に仕事内容などはそれほど重要ではないってことです。よくドラマなどで貧乏でも幸せな家族が出てきますが、例えばそんな感じです。あとは、やりたい仕事だったら退勤した後でも仕事のこと考えたり、日々締め切りに追われていても次はこんなことしてみよう!とアイデアが次々に出てくると思いませんか?(ブラック業務はこのご時世よくないことですが笑) これも精神的に満たされているから、肉体的にはハードでも楽しめているのだと思います。

では、人はどういう時に精神的に満たされるのでしょうか?それは、「主体的に行動しているとき」です。給料日の買い物でも、遊びでも、自分でやることすることを決めるから楽しいと思えるのです。やりたい仕事をしている時であっても、仕事の内容を自分で考え決めるから楽しいのであって、全て決まった作業を延々繰り返すだけでは飽きてしまいます。

この理屈を使うと、今嫌々やっている仕事や勉強を主体的な活動に変えてしまえば精神的に充実した時間が増えることになります。でも、急に嫌いなものを好きになることなんて出来ないので、主体的な活動にしていく過程をステップに分けて紹介します。

 STEP 1:何かにこだわる
始めは、そもそも嫌いな仕事の中で自分のやりたいことなんてないと思います。あるいは、やりたい仕事が好き嫌い関係なく分からないかも知れません。(ある場合はすぐSTEP2へ)。だから、日々の生活の中で何か1つこだわりを持ってみます。これは、仕事に限らずです。例えば、夜ご飯は毎日新作料理をクックパッドで調べて作るとか、退勤前に書く日報を日々タイムアタックするとか、何かした自分が決めたことを作ります。こうすることで、主体的な時間(充実した時間)が1日の中で少し増えます。
※ポイントは下記しますが、別に実践できない日があっても「今日は調子悪かったなー」くらいで考えることです。

STEP 2:ちょっとやりたいと思ったことは、試しにやってみる
何かにこだわって生活してみると、ちょっとずつやりたいことが出てきます。ご飯作りが楽しくなっちゃってお弁当作ってみようかなとか、日報以外もタイムアタックすればもっと早く退勤出来るんじゃない?とかとか。もうその時点で、ちょっとワクワクしてません?ワクワクしたら是非やってみてください。やってみてしんどくなってしまったら止めればいいだけなので、自分の思うまま主体的に、気楽に始めて終わることが大事です。


以上!

まさか2STEPで終わるなんて!と騙された気持ちになった方はどれくらいいるでしょうか!ニヤニヤ (すみません)

でも、実はやりたい放題しているようなイメージの、起業家やセレブな人たちも結局はこれの繰り返しで何かにこだわって生活しているだけなんじゃないでしょうか。

このように主体的な活動の時間を増やしていくことが、精神的に充実した幸せな人生を送る第一歩というわけです。

自分を好きになれることをする
前章で、自分がやりたいと思ったことは何でもやってみることが大事だと言いました。やりたいと思ったことを行うことは、主体的な活動そのものなので非常に大切です。でも、主体的な活動をしていると気づかぬ間に主体性を奪われることがあります。

それは、経験と周囲からの期待に縛られる場面です。典型的な例を紹介すると、必要以上に成果に執着してしまったり、人の目を気にしてやりたいことを抑制したりすることです。何かを成し遂げたり、何かを頑張っていると周囲は良くも悪くも注目してくれます。その注目は、応援として自分を鼓舞してくれるものでありながら、その人の期待に応えようと、無意識にその人の理想(その人のやりたいこと)を目指して、自分のやりたいことを曲げてしまうことに繋がる可能性でもあります。当然、応援してくれる存在というのは何を行う際にも必須ですし、嬉しいことです。しかし、その期待をプレッシャーに感じて、そもそもの主体性を失ってしまっては、もう楽しくありません。(ファンとの関わりについては、下記の他者編でも触れています)

なので、応援してくれるファンを大切にしつつも、無意識に経験や期待に縛られることは避けなければなりません。そうならないために意識すべきことが、「自分を好きになれることをする」です。

「自分を好きになれることをする」というのは、自分の思いに常に注意を払って、その思いを基準に生きるということです。

私たちは想像以上に固定概念に縛られているんだということを最近よく思います。将来の夢を聞かれて、なにかの職業ではなく、お金持ちと答えたら子どもっぽいと笑われるのはなぜでしょうか? ただの私利私欲人間に見えるからなんでしょうか? でも、お金を稼ぐにはその分人に貢献する必要があります。社会の仕組みとして、人は何かをしてもらった対価としてお金を払うので、たくさんお金を稼ぐには、たくさんの人の役に立つことをする必要があります。さらに考えるなら、環境問題のためにお金を使いたいからお金持ちになりたいのかも知れない。これは1つの極端な例で屁理屈かも知れませんが、思い返してみると意外と私たちは、思い込みで考えている場面が多くあります。

それは、自分自身のことでも同じです。例えば、あなたは映画の俳優になりたいとします。どういう風になろうと思いますか。

最初、筆者は、どこかのオーディションを受けて、事務所に入って、俳優以外の仕事をこなしながら有名になって、いつかの映画に出演するみたいなストーリーを漠然と思い描きました。でも、別に自主制作映画を作って今すぐに映画俳優になる!ってストーリーでも映画俳優になることはできます。

でも、ここで、自主制作映画じゃ思っているような映画俳優にはなれないと思った方もいらっしゃると思います。それはその通りで、映画俳優になりたいと一口に言っても、テレビ番組に出演して活躍するような俳優なのか、映画にしかでない実力派の俳優なのか、それともとにかく演技をしたいのかで方向性が大きく違うからです。固定概念の話なので、自主映画ではテレビ番組に出ることはできないという考えも固定概念なのかも知れないですが...

この例のように、自分がやりたいことを達成するために、本当にこの前段階が必要なのかを常に考えないと、自分の望みはどんどん遠ざかっていきます。そのため、自分の望みを常に感じ取り、固定概念に縛られているという前提のもと行動していく必要があるのです。

「自分を好きになれることをする」ということは、ただ「自分のやりたいことをする」ということだけではなく、主体的に何かに向かって取り組む自分を俯瞰的に見たときに、「自分がその自分のファンになるような生き方をする」ということです。

嫌々仕事をしている自分の姿は魅力的ではありません。でも、同じ仕事をなんか生き生きと取り組んでいる自分には惹かれます。

冒頭で述べたような、幸せそうな生き様の方々は、「自分を好きになれること」を意識してしているから皆さん輝いているのだと思います。


「自分を好きになれることをする」他者編

「自分を好きになれることをする」ということは、自分の望みを機微に感じ取り、その望みに素直に行動する生き方を意識するということでした。そして、その生き方を意識することは、人生を幸せに過ごすためのポイントだろうという話をしました。

自分編では、自分の思いに素直になることを中心にお話したのですが、やりたいことを叶えるには、自分の思いに加えて周囲の協力が必要です。そのため、他者編では、自分の望みを達成する上での周囲との関わりについて紹介したいと思います。

幸せの理屈
まずは、「自分が達成したいこと」と他者との関わりについて考えたいと思います。では、筆者のお得意の妄想をしてみましょう。

もし毎日10億円が振り込まれる生活が与えられた場合、あなたは何しますか? 夢は膨らみますね~ニヤニヤ

あなたは、まず家、車、旅行など欲しかったもの全て手に入れました。
では、次は何しますか?
おそらく株を買ってみたり、会社を建ててみたり、環境保全の団体に寄付をしてみたり、ということを考えませんでしたか。

これはとても面白いことで、自分が何かを手に入れる幸せは上限があって、その後は、人に何かをしてあげることで幸せを感じられるようになっているらしいのです。そして、後者の幸せには上限がないということも大きなポイントです。つまり、人が得られる幸せは本質的には「人を幸せにすること」で得られるものなんじゃないかと思います。

「人を幸せにすることが自分の幸せ」なんてとても偽善っぽく感じますが、結果的に自分の達成したいことが「人を幸せにすること」になるということは、言い換えると「自分が幸せになる」ために「人を幸せにする」必要があるということだと考えるとどうでしょう? だいぶ、非情なやつになりましたね(笑)

このことは夢が叶う構造を見ると分かりやすいです。自分編でも出てきましたが、お金持ちになるためのお金をくれるのは他者です。有名人になるための注目をくれるのも他者です。名誉を手に入れるための名誉を与えてくれるのも他者です。では、逆に自分が他の人にお金や注目、名誉を与える場合はどんな場面でしょう?おそらく、お金を払うに見合ったものをくれた場合や、見ていて面白いと思わせてくれた場合、自分の役に立つ発明をしてくれた場合などで、まとめると、自分を幸せにしてくれた場合です。

この構造からも、他者を幸せにすることが自分の幸せだということを理解して頂けたかと思いますが、この構造でもう一つ自分が幸せになる方法があるのにお気づきでしょうか。それは、人に幸せにしてもらうことです。誕生日にサプライズで祝って貰ったら嬉しいみたいな感じで、してもらうことも無上限の幸せを得る手段です。

つまり、幸せの構造はとてもシンプルで、幸せが輪になって人と人の間を巡っていきます。自分が人を幸せにしてあげることで自分も相手も幸せになります。そして、何かしてもらったら誰かにしてあげたくなるように、自分が幸せにした人はまた別の人幸せにします。それは繰り返されて、また巡り巡って自分に返ってきます。理想は、こんな平和な構造が現実で巡り巡ることですが、現実はそう上手く循環していません。

なぜなら、人々の多くが先の10億円生活のように満たされていないからです。10億円生活では、先に自分の欲を全て満たしたから他者貢献の幸せを求められるようになりました。しかし、現実に戻ると自分の欲が全て満たされることはほとんどありません。そのため、人々は自分を優先してしまい幸せは循環しません。しかし、皮肉なことに、自分の欲を優先させること自体が、自分の望みを遠ざける行為でもあるのです。先ほども述べたように、人から何か(お金)を貰うには、人を幸せにする必要があります。つまり、自分の欲をたくさん満たすためには、まず自分ではなく他者の幸せを優先することで、自分自身が幸せの循環に参加する必要があるのです。

これって、ある意味残酷な仕組みですよね。。。
でも、自分が幸せになって欲望も満たすためには、まず人のことを考える必要があるということが、幸せの理屈なのです。

自己プロデュース
「幸せの理屈」を踏まえて「自分を好きになれることをする」を発展させると、自分が人々にこういう幸せを提供したいという思いを、固定概念に囚われず自分を100%表現できる方法で、主体的に行動するということになります。まぁ言ってしまえば、お金や名誉はその副産物のようなものということです。

この理屈で「正解」な人生を生きる上で大切なポイントは、しっかりと自分の価値を伝えることです。自分がどれだけ努力したとしても、それが他者に価値として伝わらなければ、幸せの理屈のとおり、自分は幸せにはなれません。そのため、自分の思いや行動を人々に伝える自己プロデュースが必要となってきます。

自己プロデュースには2つの側面があり、「人間力」と「伝え方」です。

「人間力」というのは、「自分を好きになることをする」でいう自分の素直な望みのことで、自分を俯瞰的に見て、どれだけ繊細に自分の思いを感じ取っているかが重要です。自分の思いに対する熱量がなければ、人にその思いと行動を伝えることができません。人間力を高めるには、他者の考えと壁打ちすることや何かに挑戦する中で、自分の望みを機微に感じ取ること(いわば、自己分析)が大切です。「自分を好きなることをする」自分編で紹介したように、様々な価値観に触れることや挑戦の中で感じることがたくさんあります。そして、その感じたことを繊細に認識して、自分の思いを深掘っていくことで人間力は高まります。

そして、「伝え方」というのは、自分の人間力を人に伝える方法のことです。どんな思いで頑張っているのかを発信するであったり、どんなことをしているかを見て貰うことだったりで、自分の熱量を伝えるのですが、結局は信頼がポイントとなります。何かを発信することは信頼を得るための手段の1つですが、日頃から自分の望みに関係なくその人を幸せにしていたりすると、その人には思いが伝わりやすいです。また、日頃から「人間力」の段階で、自分の思いを言語化していると発信力の向上に繋がります。

このように自己プロデュースすることは、自分が他者を幸せにする窓口となる重要なポイントです。また自己プロデュースに成功すると、自分を応援してくれるファンがつくようになり、より自分の望みの達成に近づきます。


こんな風に自分の夢を叶える話をすると、夢を叶えることがアイドル活動とそっくりなように思えてきませんか。ファンの方を元気にするアイドルと、アイドルを支えるファンは、お互いにお互いを幸せにしているし、アイドルは応援してもらえるように全力で自分たちの思いを発信します。とすると、
よく使われている聞き慣れた言葉ですが、私たちは本当に一人一人が自分の人生という舞台の主役だと考えられるのかもしれません。

余談:自分編で説明したファンからの期待との関わりについて
自分編では、ファンの期待に合わせてしまうと自分の望みとズレてしまうことがあることを紹介しました。これは前述の通り、他者の理想像に自分が合わせることで主体性を失ってしまうということもありますが、もう一点理由があります。テレビでファンに媚びたくないとおっしゃるタレントさんがいるように、ファンの反応を基準にしてしまうと自分の目標を達成できなくなるためです。自分が何をしてもファンの方は喜んでくれます。しかし、自分がもっと多くの人を幸せにしたいのであれば、ファンではない人でも喜ぶことを提供して、ファンになってもらう必要があります。そのため、ファンの方の反応を基準にしてしまうと自分の提供価値が見えなくなり、遠くに届かなくなる恐れがあるのです。
だからといって、このことはファンを大事にしないことを意味するのではなくて、あくまで自分の思いを軸に活動することが大事ということです。

究極のファンとは、自分がどんなことをしても応援してくれるファン、
つまり、自分の生き様のファンのことなんだろうな。


「自分を好きになることをする」心持ち編

ここまでの2編では、自分が幸せな人生を生きるためには、自分が自分のファンになれるくらい自分の思いに素直に行動し、その行動を通して誰かをしっかり幸せにすることが必要だということを紹介しました。さらには、固定概念に囚われないことを意識することを述べました。しかし、これらを意識する前に、前提として持っておくべき心持ちがあります。

それは、「楽しむ」「リラックス」「感謝」です。

「楽しむ」
そもそも「自分を好きになること」をする理由は、人生という限られた時間を出来るだけ多く幸せに楽しく過ごすためです。なので、その手段である「自分を好きになること」をするために苦しい時間を過ごしてしまったら本末転倒です。何かの目標のために今という時間を犠牲にしてはダメです!まだ目標に未達でも、友人と遊び、おいしいご飯を食べて、ぐっすり眠るだけでも十分幸せを感じられます。また何かに挑戦することは本来楽しいものです。別に失敗してもいい場合は気楽に挑戦してしまえばいいし、失敗できないけど挑戦したい場合は、最悪の状態を想定してそれを回避する方法を考えるだけでも、気が楽になるはずです。何をやってみるにも楽しまなきゃ損です。

「リラックス」
「楽しむ」同様、「自分を好きになることをやる」ために苦しい時間を過ごしてはダメです。なにかやってみる時に不安や悩みが出たら一旦ストップです。ワクワクしていない時点で、自分のやりたいこととは少しずれているのかも知れません。もしくは、自分が挑戦する段階に思いがついてきていないのかも知れません。何かをしなければならないというものは全て固定概念です。もう一度ゆっくり落ち着いて自分の思いを感じてみて、何が不安なのか、何を自分は感じているかをしっかり言語化して、気持ちが固まるまで待ちましょう。
また、逆に何かやってみたいと思って意気込んでいるときも、一旦リラックスです。気を張って取り組んでしまうと疲れてしまいますし、やることに対するハードルを自分で挙げてしまうことになります。なので、やってみよっと思ったときに軽くやってみるのように、自分の気の向くままに挑戦しましょう。

「感謝」
「感謝」は人を幸せにする上で非常に大切なことです。感謝しなさいと小さい頃から私たちは教えられてきましたが、私達の多くはその意味をあまり理解していないように思います。筆者の思う感謝の意味とは、自分を満たすためです。感謝とは、自分がもっているものやしてもらったことを認識する行為です。つまり、何かを求める行為とは対極にあります。ここで、幸せの構造の皮肉なポイントを思い出して欲しいのですが、自分が幸せになるためには、まず他者を幸せにしないといけません。でも、自分も欲している状態で、他者を幸せにすることはできません。すごく矛盾したような仕組みですが、その矛盾を解消できる行為が感謝です。自分の持っているものを改めて認識することで、自分は今の状態でも満たされていると感じ、他者のために行動することができるようになります。このように、感謝は幸せの循環に参加するために必須の行為なのです。
また、感謝は上述の「楽しむ」や「リラックス」する上でも効果的です。

ワンポイント!「トレーニング」
「自分を好きになることをする」ことを意識して生活を始めると、脳がフル回転してしんどい時が出てくるでしょう。何かに挑戦する機会が増え、自分の感じていることを読み取り、他者へ思いやりを持った行動を意識するようになると、新たなことを学ぶし、考えるし、その思考を切り替えていく必要が出てきます。すると、脳に大きな負担を感じると思いますが、そのしんどさは一種のトレーニングだと思えば、そのしんどさも楽しむことができるのではないでしょうか。


「自分を好きになれることをする」総まとめ

「自分を好きになれることをする」という生き方の1つのポイントを、ここまで自分編、他者編、心持ち編と3パートに分けて紹介してきました。

それぞれのパートでは、幼い頃に教わった話や、普段正しいと思いながら出来ていないことなどが内容の多くを占めていたと思います。いわゆる当たり前といわれることが、幸せな生き方をされている人に共通して見られるということは、やっぱり当たり前のことを徹底するということが、「人生の正解」の基本なのかなという風に筆者は思います。

そして、各パートの内容をまとめると、
幸せな人生の生き様とは、常にものごとを楽しみながら、自分の思いを素直に忠実に実現し、その価値を他者にしっかりと届ける生き方ということです。言い換えるならば、自分が自分の一番のファンになるような生き方です。

筆者自身もまだまだ自分を好きになれるような生き方は出来ていないので、今後も、何でも楽しんで人を喜ばせられるようにリラックスして頑張りたいと思います。

この記事が、少しでも読んでくださった方の幸せに繋がれば、筆者は幸せです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!(≧▽≦)

<参考作品>
ビジネス書
・前田祐二著「メモの魔力」
      「人生の勝算」
・三木谷浩二著「成功のコンセプト」
・D・カーネギー著「道は開ける」
・茂木健一郎著「すぐやる脳のつくりかた」
・水野敬也著「夢を叶えるゾウ」

スピリチュアル書
・イハレアカラ・ヒューレン著「ホ・オポノポノ」

映像
・ドラマ「映像研には手を出すな!」
・Netflixオリジナルドラマ「Followers」

芸能人
・日向坂46
西中賢治著「日向坂46ストーリー」
・オードリー

漫画
・宮島礼吏作「彼女お借りします」
・さだやす作「王様達のヴァイキング」

面談
・バイト先先輩 (幸せの理屈 原案)

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