コンサルタントの選び方 7つのポイント|主な種類や選定基準を解説
自社の業績を高めるためにコンサルタントを利用したいけれど、どのようにコンサルタントを選べばよいか分からないというケースも多いでしょう。
コンサルタントにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や専門分野が異なります。
コンサルタントを選ぶ際には、自社の状況を理解したうえで、適切に見きわめる必要があります。
本記事では、コンサルタントの種類と選び方のポイントをお伝えします。
本記事を読むことで、自社に合ったコンサルタントを選ぶ方法が理解できるようになるでしょう。
コンサルタントの主な種類
コンサルタントは、コンサルティングをする人や職業のことを指します。
コンサルティングとは、「相談する」を語源とするもので、クライアントの経営課題をヒアリングして、その課題を解決するための戦略を策定したり、アドバイスしたりします。
コンサルタントにも以下のようにさまざまな種類があります。
● 戦略系コンサルタント
● 総合系コンサルタント
● ITコンサルタント
● シンクタンク系コンサルタント
● 専門系コンサルタント
それぞれ見ていきましょう。
戦略系コンサルタント
戦略系コンサルタントは、企業の経営層へのヒアリングを通して企業の経営課題を発見し、その課題解決のためのプランを立て、プランの遂行を行います。
戦略系コンサルタントは外資系の企業が多く、支払うコンサルティングフィーも高額になりやすい傾向があります。
このため、そのフィーを支払えるだけの大手企業が利用することが多くなっています。
総合系コンサルタント
総合系コンサルタントは戦略系コンサルを始め、ITコンサルや業務コンサルなどあらゆるコンサルティングを行います。
例えば、戦略だけでなくITや人事についてもコンサルを依頼したい、といったニーズに応えることが可能です。
ITコンサルタント
ITやDXなどの技術的課題を経営課題として持つクライアントに対して、課題解決のための戦略を立てたりシステムを設計したりするコンサルタントです。
場合によっては、システムを設計するだけでなく、構築や運用指導、保守なども行います。
なお、ITコンサルタントにとって目的は経営課題を解決することであり、ITはあくまでもツール。
クライアントの状況によってはITを利用しないということもあります。
シンクタンク系コンサルタント
シンクタンクとは、直訳すると頭脳集団という意味になります。
政治や経済に精通したプロフェッショナルにより、社会問題や政治問題についてアドバイスするだけでなく、企業の課題を調査したりシステムを構築したりします。
銀行や証券会社を母体とすることが多く、母体となる企業のグループ会社をクライアントとして多く持つのが特徴です。
専門系コンサルタント
専門系コンサルタントは、特定の内容に特化したコンサルを行います。
例えば、人事コンサルタントやM&Aコンサルタント、SEOコンサルタントなど、その種類はさまざまです。
専門系コンサルタントは、それぞれ特化した内容に課題を感じているクライアントが利用します。
例えば、採用や給与体系の構築に困っているならば、人事コンサルタントへの依頼を検討するとよいでしょう。
自社に合ったコンサルタントの選び方
コンサルタントにもさまざまな種類があることをお伝えしましたが、その中でどのような選定基準でコンサルタントを選ぶとよいのでしょうか。
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